俺のモテ指数6!??
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いいなぁ特別顔が整ってたりスポーツのできる人達はモテ指数だってあんなに高いよ。
入学してはや二ヶ月クラス内のキャラやカーストは既に決まってしまった。そうして上位のカーストを手に入れた男達はモテ指数はすごく高いあの二人
井口俊太郎
モテ指数 72
矢口淳也
モテ指数 75
それに比べて顔も運動もダメな僕は…
加代陸 沖
モテ指数6
あーあなんでモテ指数なんて可視化するんだろ。
そう、モテ指数が頭の上に表示されるこの世界。街行く人に哀れられるのは本当に辛い
最近はなんもやる気になくなって授業もノートとか撮ってないし聞き流すかぁって言うスタンスでやっていしまっている。
この行動は今になって後悔してる。本当に後悔してる。なにもこれだけ後悔してるのは先日定期テストの手応えがクソだったからだけではない。今日テストが帰ってるかだけでもない。
この世は超学歴社会。勉強ができる奴がものすごくモテるのだ。
まだ定期テストの点数が一度も帰ってきてないためあの二人は顔は運動神経でモテ指数が高まっているがあの男のモテ指数を見ればいかに運動や顔が与えるモテ度の影響がいかに微々たるものかわかる
東進 学
モテ指数115
彼は休み時間やお昼時間どんな隙間時間もずっと勉強している。まさにガリ勉って感じだ。授業を寝るなんて彼にとっては考えられないだろう。
クソッそうこうしているうちにテストのランキングが発表されるそうだ。廊下に張り出されるようで、教室にいた生徒がみんな一斉に廊下へ出た。
と思いきやガリ勉くんは教室に残って勉強していた。
『あれ?君は見に行かないの?』
『どうせ一位なのです見る価値もない。少なくとも自分の順位を確認するのが怖くて見に行けない君とは違うので』
『ひどい言い方だな、僕の頭の上見える?』
ガリ勉くんが僕の頭の上の数字を見て目を見開いた
『6ですか…さすがに驚きましたが同情はしませんよあなたの努力不足が招いた結果です。』
『それなんだけどもう少しずっと見ててくれる?』
『別にいいですけど…!!!!
?』
『数字が上がっていく…!?』
その途端順位を確認し終えたイケメンとスポーツマンがクラスのみんなを引き連れて教室に戻ってきた
『あいつ全教科満点の奴じゃん…いつも授業聞いてないはずなのに…』クラスが僕を見てざわついた
『東進くんごめん、僕瞬間記憶力者んだ。言うの忘れちゃったよ。なーんでね』
加代陸 沖
モテ指数128