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丘の上の悪魔  作者: 酢兎
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第二章 彼の日常①

 喉が渇いた。口をあけたまま寝ていたせいで、喉が渇いたらしい。

 嫌な夢を見たせいで、部屋は寒いが額から汗を感じる。夢を見るのは好きな方だが、

「どうせ夢を見るならああいう辛いのじゃなくて、嫁とかの夢をみたいんですけど」

 自分の頭にトントンと刺激を与える。

 今何時だとおもい、時計を確認。壁時計は、六時半を主張している。六時半だと、奏の奴が起こしに来るのはあと三十分後という事になる。アイツに起こされるのはあまり好ましくない。まるでうるさい母ちゃんに叱られているような気持ちになる。

 とりあえずベッドから起き上がる。寒い。十月という微妙な季節。閉め切った窓のカーテンを開けて、俺は部屋の扉まできた。後ろを振り返りしばし逡巡した後に、……くるりっと、ドアノブを回す。そこには見慣れた洋館の廊下が、俺を出迎えてくれた。

 昨日の事件が終わって、この伊吹の館に帰ってきてからドアノブが少しだけ怖いのである。これも事件の後遺症というかトラウマである。図太い神経をしていると周りから言われても、世にも奇妙な体験をしたら、日常生活にこれくらいに支障がでてくるのは仕方ない。だって、俺ってはまだ十七だし。

……まぁ、きっと。それも昼くらいには支障なく過ごす自分が想像できる。忘れるのではなく、意識しなくなっていく。こういう機能は人間の便利なところでもある。

二階から一階へ降りると、一階のロビーから朝食の香りがした。昨日は朝焼けに館を出たから、食べていなかったと思いながら、ダイニングへと足を運ぶ。

テーブルの上に、こがね色のトーストとベーコンエッグと牛乳を注いだグラス、湯気立ちこめるゆで卵が並べられていた。添えるようにフォークも置かれていた。

肩まで伸びていた、艶のある黒髪を後ろに結った大前奏は、はっと少し驚きながら、

「おはよう。あと三十分は起きないと思ってたから。てっきり、葵だと思っていたわ」

 うやうやしく挨拶した。

「はい、おはようさん。あいつ夜行性だろ?。こんな朝早くにはこねーだろ?」

「時々だけど、朝早くにこっちにきてゆで卵だけもって部屋に戻るわよ。それに比べてアンタは寝坊助だから」

「寝る事は良い事です。ふーん。あいつ、ゆで卵好きなの?」

「ええ。でも彼女。ゆで卵が好きというより卵が好きみたい。この前も、今朝と同じメニューだったんだけど、ベーコンエッグとゆで卵だけかすめ取って、この部屋から出ていったもの」

 エプロンを脱いで、俺の向かいの席に着席した奏。お互いに示し合わしたように合掌して、朝食をいただく。さくっと口の中で鳴るトーストを味わいながら、取り留めない会話をはじめた。

昨日はどんなお仕事だったの?危なくない?帰り遅かったわね?と、仕事の小言から始まって(この小言が鬱陶しい。まるで勉強の心配をする母ちゃんである。こういう会話に発展するのが面白いから、佐藤の奴は奏に仕事の事をいうのである)、奏の学校での些細な出来事や、今日の行動予定なんかを、咀嚼しながら会話する。

大前奏。自分の苗字が地味だとコンプレックス抱くため、周囲には名前で呼ぶように厳命している。高校が部活の掛け持ちを許しているため、陸上、テニス、水泳、バスケ、あと軽音にも所属している。迷惑をかけないようなスケジューリングして、且つ、勉学にも余念がない。華の高校生ライフを楽しんでいる。

性格は、才色兼備と周りは褒めるが、そういうのは表面的な部分である。食事・掃除・洗濯をきちんとこなし、俺や伊吹みたいな生活力ゼロなヤツに対して接しているあたり、内助の功の表れである。そして、もっぱらそれに甘える俺はヒモみたい。

アノ事件で知り合って以来だから、かれこれ三年以上の付き合いである。まぁ、お互い暗い記憶を共有している仲であるから、恋仲とかにはならない。友達以上親族未満な関係。

 リビングの柱時計が、ゴーンゴーンと七時を鳴らす。

「そろそろ、学校に行くわ。あ、そうそう。永山君が昨日のことで、一に言いたい事があるらしいわよ」

 永山―――悠。永山碧の兄貴である。

 リビングから窓の向こうの街並みを眺めていると、

「どうせなら、一緒に行く?」

 食器を洗う手を休めずに尋ねてきた。この後の予定は二度寝だったが、朝の散歩も悪くないと思い、了解とだけ告げた。

「誘いに乗るなんて珍しいわね?支度してくるから、十五分後に玄関集合でお願い」

 食器を洗い終えた奏は、ダイニングを出ると急いで自室に戻り、身支度をする。その間俺は、玄関ホールに立てたクローゼットから、少し小さめのチェックコートを羽織る。

 まだ10月になったばかりなのに、今年は既に肌寒い季節が続き周囲にはまだ厚木のコートを着る輩もいたりする。奏もその例にもれず、制服の上に黒と白のストライプのはいったチェックコートを羽織ってホールに姿を現した。急いで降りてきたのか、少しその熱気が伝わってきた。

「おまたせ。じゃいこっか!」

「へいへい。どうする?死ぬほど寒いけどバイクのケツに乗るか?あ、でも、制服でバイクは自殺行為だから無しだな」

「……当たり前よ。スカートの中が丸見えになるじゃない」

 そう言ったセクハラの意味でいったわけじゃないのですが。不機嫌に頬をふくらませやがるわけです。その顔のまま、奏は玄関の扉を開けた。むむ、冤罪です。

 扉の向こうは、小さな庭園がある。この庭園は、俺と奏が以前からあって、今も誰も手入れしていないのに、綺麗に整えられている。

「お前、自転車だろ?なら、俺も健康のために自転車で行くかな」

「貴方は歩いた方が良いんじゃない?休みの日とかは絶対に部屋から出てこないで、引き籠っているんだし」

「厳しい。それが一生懸命働いて生きている人間にかける言葉かよ。たまの休日くらい俺の自由に使ってもいいじゃん」

「ふん。この前、一緒に遊ぼうって誘ったのにすげなく断れましたし」

「ああ?ソレはお前、ネットでイベントあったから、無理だったんだよ」

 自転車にまたがりながら、奏は上目遣いでみてきた。

「画面の向こうの方が大事なの」

「……ほら、俺って熱しやすいじゃん。課金しないと越せないステージがあるんだけど、あの時は給料日前だったから、イベントこなしてステージクリアを目指していたんですよ」

「もう!いい訳ばっか。いいわよ、別に気にしてないから。貴方がそういう駄目な人間になったってわかっているから」

 ペダルに足をのせ、自転車はびゅんっと素早い音をならして俺から離れた。徐々に遠ざかっていき、洋館の坂を下りる直前で、自転車は停車した。奏はジッとこちらを睨みながら、早く来いと目で語る。この光景をどこかで見たような既心感をおぼえた。思い出した、以前にプレイしたギャルゲーのヒロインがさっきみたいな台詞を言ってたんだった。

「思ってたより、リアルでは萌えないな」

 



 H市は日本の政令指定都市だ。

 日本の中央に位置するこの市は、日本の物流の中継地帯だ。動物であったり植物であったり、商品であったり人間であったり、色々なモノが行き交う場所である。JRの駅がH市のど真ん中に整備され、その駅を中心に都市化の波は押しよせていった。

 しかし、そういう現象は不思議なもので、ある一定の水準まで広がりを見せると、ぷつんと都市化の影響はなくなっている。そのため、都市化した中央区と、真中で働く人間がすむための家々が並ぶ共存区、そして未だ田園が日常の中にとけ込む田舎の外区の三区間に自然と分けられた。中央に行けばいくほど事件が多発し、外に逃げれば逃げるほど事件が激減する。ソレはひとえに環境が悪いからだと、伊吹葵は三日月みたいに口をひろげて笑いやがっていた。

 H市には高校が二校ある。共存区にある私立秋星高校と、田舎の公立米義高校。裕福な子供らはと都市部へ進学し、普通の家庭の子供らは田舎の方へ進学する。例外的に、賢い子供は特待生として、秋星へ進学する。

 並走するこの奏こそ、その特待生であったりする。本人はあまりそのことに対して、あまり触れて欲しくないらしい。いわく「周りが茶化して面倒なの。特に男の子」と。残念な奴である。それはきっと、男にとって高嶺の花を眺めるような心地なのだと、コイツは知らない。

 電車の踏切につかまる。カンカン、カンカンと一分ほど待たされてから、また自転車をこぐ。こぐ際に、後ろを振り返った。行きはよいよい帰りは辛い、そんな長く続く坂道のむこう、丘と呼べる高さに、俺と奏が暮らしている伊吹の館が佇んでいる。

 H市の丘には、鄙びた洋館がある。そしていわく、あの丘の上には悪魔が棲んでいる。そしていわく、その姿を見た者は魂を吸われて死ぬ。こんな都市伝説が語られる程に、この市を代表するスポットである。まぁ当たらずも遠からずで、あの館には世にも奇妙な生き物が、人の不幸を待ち望んでいるのだが。だってほら、悪魔って人の不幸とか大好きだろう。

 自転車を転がして、三、四十分程で、秋星高校付近に到着した。学校指定のブレザーの上に、上着やコートを着て登校している生徒が目立ってきた。俺は自然と奏から距離をおき、アイツは俺に対して、眼で行ってきますと語る。アイツはすっと生徒の群集の中に入り、声を掛けられながら、正門をくぐった。賑々しい正門と欠伸をする教師。かったるそうに愚痴を言う生徒たちや、冗談を交えながら和気あいあいと生徒たち。それらを遠くの方から眺めていた。取り留めのない彼らの日常。日常を代表するこの光景は、現在の俺には、鮮烈だった。

 俺は今年十七歳。しかし、高校には通っていない。子供には、高校に通う義務があると憲法にあるが、俺のような特例もある。

 この国にはある症状が急速に蔓延している。目には見えず、科学者も匙を投げる現象が蔓延している。曰く、国はそれを超常憑依と呼んでいる。

 たとえば昨日まで普通に暮らしていた人間が、次の日に自由にモノを動かせるようになった。たとえば昨日まで普通に暮らしていた人間が、次の日に正体不明な生物になった。たとえば昨日まで暮らしていた人間が、部屋から出れなくなったとか。

 世間でもこの現象はほそぼぞと語られて、面白がられネタにされている。昔はこういう事は表には出てこなかったらしい。きちんと処置されていた。が、現代ではは誰もがネットでは発言者になれる時代だ。それが良いか悪いかは、判断できないが。

閑話休題。

俺の仕事はそういう超常症状におちいった人間を、処理すること。

国は、秘密裏に何十年も、それこそ何百年も秘密裏に処理していた。この症状、当事者だけではなく周囲を苦しめる害になる。接しているだけでストレスになって、最悪の場合死ぬ。ひとりの害の為に、周りの人間が死んでしまっては、タマッタもんじゃないと判断した国は、内閣特務機関霊宮を設立。この機関は、超常症状関連の事件を処理する人間が配属され、昨日一緒に仕事した佐藤の奴は、そこのナンバー三位の主任だ。上には副機関長と機関長がいる。

仕事が不規則に起き、いつでも対処できるように通学はしていない。いや通学してはいけない。これは国命だ。一個人の人生よりも公の平穏が優先される。まぁ、見返りとして、国は俺に身分と地位とを保証してくれる。あとお給料とか。生きる上では必要なモノです。

漫画の世界だと、機関の主人公が通う学校には、国から御達しが来ていて、主人公が授業中でも教室から出ていくのを黙認してくれるとかセオリーだが、リアルは皆無だ。そういうのは若い周囲の生徒に悪影響だからご了承くださいと、佐藤はいう。というか、国は厳命する。自分の事は、ゲームの夜間メンテナンスだと思っている。ほら、皆がゲームという日常を送るために、知らない間に非日常というバグを排除する感じである。

「……」

 こっちとしては退屈な授業を好きなコトに使えるから大歓迎で、世間様に恥じることなく朝の再放送アニメが視聴できるし。この年では貰えないようなお金を使って好きなモノを購入できるし。仕事がないときは好きな事しかしなくていいし。いいことづくめではある……が、時々こういう一般的な日常を、目の当たりにすると、ジンと心にわきあがる衝動がある。心が何かを叫びたがっているようだ。これはきっと、今は亡き父も通った人生の苦しみなのだろう。父も同様な人生を歩んだらしい。

 ―――校舎の鐘が鳴った。時刻は、9時ジャスト。正門の門が閉められ、学校全体がすこしひきしまった空気になった。案山子のような棒立ちで十数分もいたせいで、身体がすっかり冷え切ってしまった。感傷にひたりすぎた。

 寒いし帰宅しようと自転車にまたがると、暴力的なエンジン音を吹かしながら、一台のハーレーが目の前にとまった。ヘルメットを脱ぐと、角刈にした頭のあとに見知った顔が目の前に。いかにも柄の悪そうな空気がただよう男に対して、「そこの自販機のコンポタ奢って」とせがんだ。そいつは渋面になったが呆れたというか、諦めたような口を開いた

「開口一番それかよ、先輩。久し振りに会った後輩に対して恥ずかしくないのか。挨拶しようぜ挨拶、コミュニケーションは大事……まぁいいですけど。で、これでいいですか?」

「いや、この大きいやつ!」

「遠慮のない先輩だな、おい。この野郎。アンタじゃなかったら一発殴ってる自信しかない。…そしていつものように無視して、ありがとうの感謝の言葉もなしにコンポタ飲みやがる鬼畜。あんた、ブレネーな。いつか誰かに撲殺されて」

「……あ、缶の底にコーンがへばり付いた!」

「あ、ちょっと。缶に指いれるなよ、汚ねえ。こっちに向けんな、おいやめろください!子供じゃないんだから。一つ上だろ?もっと普通の先輩のようクールにしようぜ、四条先輩」

 ごそごそ、ごそごそ。

「だから、缶に指いれんなよ!」

 そいつから、悠からティシュを渡された。それで指をふく。先輩の指が綺麗になった事を確認して、悠は満足げに缶コーヒーをのみほした。

 永山悠。被ってはないが野球帽子が似合いそうな角刈り頭。耳には冷たそうな銀色の死神の顔のピアス。ピアスに合わせた銀のネックレス。校舎の目の前での不良行為。共存共栄を謳う学校には明らかな不純物代表が、目の前の男である。

 『学校の成績?なにそれ。そういう杓子定規なテストで俺たち人間を成績に出来るのか教員』とか平気でいってしまうこいつは、きっと生まれてくる時代を間違えた。そういうネタは平成の時代では流行らない。本人は教員のつける成績の奴隷になるのが、胸糞悪いらしい。

女受けのする整った顔と、自身のある傍若無人な振る舞い。そして、己に刃向う者には容赦しない残酷さに、取り巻きの連中の男共には、悠鬼と畏敬で呼ばれている、らしい。少なくとも、俺の前ではそういった様子は感じないが。

そんな時代遅れの不良である悠が、なぜ、生徒会副会長になっているのかは、本人の素行のマイナスポイントを上回る、お家の事情があった。永山家。このH市の人間が、刃向ってはいけないと親に教えられるほどの影響力を持つ家。その嫡男様であるからだ。学校での確実な地位がないといけないと学校側が判断して、強引に副会長の席に悠を座らせたらしい。

しかし、人生ままならない。蝶よ花よと育てられた人間の末路の一つに、目の前の男が在ったりする。

 コイツとは奏のツテで知り合った。そして、どういう訳かコイツとは馬が合った。気恥ずかしい表現になるが、俺にとっては可愛い後輩みたいな存在ではある。

「そうそう。軽井沢の方に行ったよ、先輩。ありがとうな。従妹を助けてくれて」

「……」

「何だよその犯罪者を観る眼は。ああ、叔父から聞いたんじゃない。アイツは守秘義務を護っていたよ。壁という拠り所に憑りつかれた本人に、今日の深夜に聞いたんだ」

「ほほう。そういうこと」

 これでもし、あのクライアントが内閣特務機関霊宮もとい、俺の事を漏洩していたら、ドSの佐藤が殴り込みする事である。まぁ、あの娘の守秘契約は後日にするといってたから、その隙にコイツが事件の事を聞けたという事か。

「昨日の夜に一族全員に伝令があって。それを聞いて本人の居るとこまでコイツで乗り込んだんだ。アイツがああ成る少し前に、この画像をアイツに見せてたから、アイツはボソボソと、アンタが解決してくれたと、泣いていたよ」

 件の画像は、俺と奏と悠の正門前でのスリーショットだった。

 しかし、泣いていたか。

 末期の症状である、能力行使可能段階までいった事件を解決すると、患者の人間は治った事に後悔する。どうして治ってしまったのか、どうして能力が発動しなくなったのか。彼等にとって能力があると言うのは、不幸ではない。幸福だ。辛い現実をゆがめる麻薬のようなものだ。そして俺の仕事は彼等の能力を否定すること。能力は行使者の心に一度でも亀裂がはいると、二度と使えなくなる儚いモノらしい。これは、内閣特務機関霊宮が長年調べた結果だ。

 長期的にみれば破滅しかない今の自分だが、彼等に共通するのは今しか見えなくなる事だ。昨日を否定した非日常。それが日常になっていった彼等。そして、唐突に、自分が否定し続けたツケが回ってくる。否定したアノ昨日がやってくる。

 この仕事で、運よく生きた人間、正常に戻れた人間は殆どが要観察だ。つまるところ自殺志願者になる。こればっかりは当人の心の問題である。だから、こうして頭を下げたこの後輩に、要らないことを何も言わない。こういう時は、唯一言「おお」とだけいって、この会話はころす。

 辛いことで、今の貴重な時間を殺してしまうのは嫌いだ。楽で面白い笑える話が好きだ。だから、この話はこういう笑いでしめくくる。

「ところでお前。可愛い妹に慕われているようだな、お兄様?」

 カッと赤くなり、プイッと顔を逸らす悠。そんな後輩が、なんだか微笑ましい。もう少し弄ってやりたい所だが流石に止めておく。

 その後、一限の終了のチャイムが鳴るまで久しぶりに先輩後輩らしい会話をして別れた。






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