ヨコシマなスイカ3<偽善>
まずは、いじめに関する報道機関の偏った論調をヨコシマに切ってやる。
いじめられた末に自殺をする者が後を絶たない。そのとき必ずメディアは学校や教育委員会、さらには地域行政を叩きに叩きつくし、鬼の首を取ったような正義面をする。(いつも言いっぱなし)お前らの目は節穴だらけだ。そこを叩くのは最後だ。まず、いじめられて死んだ人間も、いじめて死に追いやった人間も、そのどちらもそれぞれの家庭に食い込め。たとえばどんなにいじめられてもやがてそれをバネにして栄光を掴む人間がいる。いじめられて死ぬ人間と栄光を掴む人間に何の違いがあるのか、それは幼い頃に育った環境に起因するのではないかという疑問が浮かばないのか。同じくいじめる人間の側にも同様のことが言えるのではないのか。担任がどうの、校長がどうのと言う前に、それぞれの家庭がどうなのか暴け。なぜなら、同じ学校に通っていて、同じ校長で、同じ担任でいじめもしない、いじめられもしない人たちがいるじゃないか。(見て見ぬふりもあるけど、それが時に生き抜く術だったりもする)そちらの方が圧倒的に多いはずなのに。どうして原因を学校のせいに初めにしたがるんだ。人格の形成上、最も重要なのは子供がまず最初に触れた一番身近な環境、それが家族、家庭だろうに。そこをクローズアップしないで何にも痛みを感じない大きな組織を責めても解決の糸口など見つけられるはずがないことを知れ。(施設に預けられている子供のことにも目を向けてよ!)
勿論僕はヨコシマだから経済的で恣意的にそうしていることなど百も承知の上で言ってるんだけどね。自分たちが被害を被らず、経済的に有利な手段は差しさわりのない偽善が一番だからね。プライバシーの侵害問題もあるし。しかし、もうそんなのはお見通しなんだよ。他の誰かは騙せてもヨコシマなスイカは騙されはしない、そのことをようく肝に命じな。いつでも一刀両断横に切ってやる。ただ見方は斜めからだけど。そこは許してね。
追記
今回のヨコシマなスイカの怒りは半端じゃないから、心して聞いた方がいいよ!って誰がそんなにも緊張感のある発言をしたんだ。
「え、エ、てす?テス、聞こえますか・・・」(誰だよ大きな声で叫んだのは、もう何も話せないし、得意じゃないのにな~)仕方ないから、腹を括って、首を括って、話そうか。
いじめられて自ら死を選んだ子供がいた。
しかし、実際自殺した我が子がいじめられていることに気づかない、親がいた。
納得いかないと言う。
遺書があった。いじめられていると。
誰も助けてくれないんだと、書かれてあった。
その親は学校に詰め寄り、ことの真相を明らかにせよと声高に叫ぶ!叫ぶ!叫ぶ!
そのときヨコシマなスイカは答えた。同じ言葉をあなたに捧げると。
学校の教師が気づく前に、親である、お前らが気づけ!!!
そして、救いの手を差し伸べるのが親としての本懐なのでは?
つまるところ、親は自分の子供の教育は他人任せにし、何か不都合が合ったら、学校や教師、教育委員会、行政のせいにしながら、自分たちには何も非がない、世間に子供が殺されたとのたまわる。自分の子供が死を考えるほど悩んでいるのに一番身近にいるはずの家族がそれを知らないで、よくぞ棚上げして、他人のせいにできるものだと、ある意味敬服するよ!勿論決してそんな親など・・・
ヨコシマなスイカには親がいるけど模様が違う。ヨコシマなスイカはそのせいで周りからいじめられたらしいけど。親は、言ったんだってヨコシマなスイカに。
「お前が、一番悲しいなんて思うなよ!お前が一番貧乏なんて思うなよ!お前が最も不幸なんて思うなよ!世界を見ろ!戦争してる国があってな、目の前で自分の親が鉄砲で頭撃たれてるんだ!目の前で、自分の目の前で最愛の子供が爆弾で飛び散っているんだ!お前、それでも、今、不幸せか?」
教師には全く罪がないとは言えないが、親の罪に比べたらピコだよ!(わからない親に説明したくないけど、ピコって単位ね、一兆分の一のね!)
「とにかく日本の親たち、しっかりしろよ。でもしっかりしなければ子供がしっかりする、と言うのは事実かもしれない。(反面教師)」何故かヨコシマなスイカは安堵の表情を浮かべたのだが、誰もそれには気づいてくれず、ふて腐れながら、友に愚痴を言ったらしいよ。
「池中源太は本当に80㎏ だったのか?編集長の長門裕之は桑田圭介じゃないんだな?」
少し安堵の表情を見せながら、背に哀愁の影を負いながら小走りに去っていくヨコシマなスイカを最新鋭の地球観測衛星は捉えていることを知らずに、狭い路地裏の電柱にスイカ汁を垂れ流し、全世界に生中継されていたのを知ったのは、ヨコシマなスイカが死んでからおよそ一週間後だった。
これからが、ヨコシマなスイカの真骨頂だから、よく胸に刻めよ!というと、またおかしな親が暴力的表現とか言うんだろうな。どうでも、いいけど、そういう親には怒りより、絶望感が先に出てしまって、マイッチン~♡グ~。エドハルミではなくて本物のマチコ先生だよ!
ごめんなさい。徐に話の途中で癖が出てしまい遮ったことを詫びるヨコシマなスイカだった。詫びるゆう(あびるゆうのつもり?)いいかげん次に行ってくれないと。
恰好いいな、「暮れNIGHT」(本当に書くの止めるぞ、善良な作者からの最後の通告)
「なあ、ヨコシマなスイカよ一緒に頑張ろうよ!」作者にとっての理不尽さをスイカには押し付けないし、でも何かしでかしたら、主人公を変える。わかったか?
「作者にはコンプライアンスを今度じっくり、教えてやる・・・」by yokosima(ビビれよ!)
わかったそこまで腹が据わっているとは。本当に主人公を変えよう!
「明日からの主人公は」
「すいません!わかりました!作者さんには逆らいませんから。主人公でいさせてくだい。」ヨコシマなスイカでもやっぱり作者は怖った。だって存在そのものを生かすのも、殺すのも作者次第だから。かと言って作者もこのキャラ以外の素敵なキャラがいなくて、もし本当につむじを曲げられて、物語から降りると言われたらどうしようかと、かけの発言だったのだ。
今日は作者の勝ちだったが、次はもっとスイカに敬意を払おうと思う作者だった。