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番外編甥の独白

もう一話追加しました。

私の叔母はとても優しい人だ。母親に死なれ憎まれてる甥の私を、幼い叔母が助けて生かしてくれた。


父親も私を憎み居ない者とした。母親に実家の屋敷中の人から、まだ小さかった私にも分かるぐらい邪険にされていた。


「大丈夫よ、私が守ってあげるわ。貴方は何も悪くない」


叔母はいつも私に優しかった。


「ミリー?泣いてるの?」


悲しそうに叔母が微笑む。


「ううん、泣いてないわ、貴方のお母様は貴方を愛してる。これは間違う事ない事実よ。他の人達の言葉で穢してはダメよ、貴方は愛されていた。これだけは忘れないであげて。」


いつも、母親がどんなに優しい人だったか話してくれた。


「うん!分かった!」


私が五歳になったある日叔母の結婚が決まった。帝国の王弟殿下だった。叔母は私を連れて行く事を条件に嫁ぐことを了承したことを聞いた。


帝国から迎えに来た王弟殿下に何故?と理由を尋ねられ大勢の人達の前で訳を話した

まさか、母親が王と王女に殺されていたなんて知らなかった。


帝国に来てからは叔母の夫である王弟殿下に可愛いがって貰ったもうここに私達を蔑むものはいなかった。


叔母から、大きくなったら必要だからと知識と剣術様々な習い事をさせられた。今ではこの国の騎士になれた。


「この書類の整理を頼む。君に頼むと早いから助かるよ。」


「そうだな、こいつに任せるとこの書類山があっと言う間にかたずくからな。」


「君も負けずに頑張りたまえ!」


「えー!嫌ですよ。死にます!」


特殊な勉強をさせられたせいか書類整理が上手い私は、宰相様に、婿に来て私の手伝いをしろ!と言われ婚約者出来た。この国を守る事で叔母に恩を返そう。

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