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6.ユダ

今回内容短いけど中身いっぱいですっ!



=====


奈央[こんにちはー]


[いらっしゃいませー]


最近は仕事がないから下界の料理店に来ていた

三大欲求は無いが美味しいものが食べたいなと思いよくここにきていた

意外と高級店じゃなくてこういう大衆食堂みたいなとこのほうがおいしい

実家の味って感じがする

まぁそんなことよりだ

私の名前は大月奈央兼リネーラだ だが流石にどちらの名前でも名乗るのまずいと思った

大月奈央はこの世界だと自然じゃない

リネーラは神の名前だから論外だ


だから私はここでソルニと名乗っていた

名前に意味はない


[ソルニちゃん!今日もなんかあるのかい?]


私はよくここに適当な動物を持ってきていた

例えばコカトリスやドラゴンだ

ドラゴンは生態系の頂点であるが繁栄しすぎな為よく調整の為に狩っていた

だから死んだものをここに持ってきていた


奈央[今日はコカトリスです]


[ありがとうね!いつも助かってるよソルニちゃん!]


奈央[じゃあ今日はスープでものみましょうかねぇ]


[あいよ!]


===

[おまちどう!ソルニちゃんにはいつも助け合ってるからサービスしたよ!]


パンがついていた ここの店主さん優しいなぁ

思えばこう人のやさしさに触れるのはこの世界だとサキ以外で初めてな気がする

スープあったかいし美味しい

この世界は不思議なもので名前や形は違えど大根やニンジン ましてやフルーツのようなものまである

不思議なものだ

だって神でも分からないなら全員わからないであろう


そんなくだらないことを考えているとスープを飲み終えた


奈央[すいません 今日ここらへんでお暇しますー]


[なんでだい?そんなに大事な仕事なのかい?]


奈央[人の魂かかるぐらいにはー]


そう思って立って扉の方に足を運んだ瞬間だった

人にぶつかってしまったのだ


奈央[いてて...すいません]


[いいんですよー]


['''リネーラ'''さん?]


奈央[っ?!?!?]


訳が分からない

姿だって変えているし名前はソルニを名乗っている

バレるはずがないんだ

翼も隠している

どうしてだ?

目の色でも変わっていた?


[あ すいませんすいません ソルニさん?]


そういうってあいつは外へ出た

理解できなかった

皆が私を心配してみている


店員さん[どうしたんだい?あの野郎になんか言われたのかい?]


奈央[失礼ですが...あの人の名前は?]


店員さん[たしか...ユダだったかな]


奈央[そうですか.....そうですか?!]


店員[そうだけど...どうしたんだい?]


奈央[なんでもないです...さようなら]


そういって外に出て人のいない裏路地に移動して雲まで移動した


奈央[なんだよ...ユダって]


ユダという名前を聞いて驚いた

その名前は聖書の反逆者の名前だから

少なくとも人間だと思うがどうして反逆者の名前を?

堕天した人間なのか?

神には天使がついている場合があるらしい

アラクネリズも天使がいたらしいが'あること'がある全て解雇したらしい

じゃあその天使か?

それで神に恨みを持っている?

でも何故わざわざ神名を言った?

警戒させるのが目的か?

神としての昨日は全収納して人間のような感じになっているから魔王じゃない限り神と分からないはず

じゃあやっぱり天使か?

わからない

わからない

わからない

わからない

わからない


とりあえず明日アラクネリズに聞いてみよう...


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