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15.仕事を見られた

私はその文字を見た


私の目がおかしいんじゃないかと思った


だってあるはずないもん


理解できない


どうしよう


アラクネリズに聞くのが一番なのでは?

あいつは隠し事が多いけど先輩だ もしかしたら


===

奈央「ねえ アラクネリズ これみてー」


アラクネリズ「?どうしました?」


アラクネリズ「って!!これ!!」


奈央「お?何か知ってる?」


アラクネリズ「いえ...なんでもありません」



絶対このことについて知ってる

つまりあることに関係している...?

ええい もうわからん


でもどうしてヘブライ語が?

しかも人類には次元を渡る術は今はないはず

じゃあなぜ?


やはりアラクネリズが大きく関係している?

でもなんだ?


それにあの壁画 絶対現代の様子だ

もしかしたら地球以外にもあのような発展を遂げてる星がある?


いや


飛行機も 車も ビルも 全て私は知っていた


そして


キノコ雲に焼かれる人の姿も分かった


奈央「...ほんとに?」


アラクネリズ「ほんとです!!」


奈央「...」


これ以上聞いても意味無さそうだな


んー なんかもやもやする

あの反応 絶対何か知ってる

でもなんだ?


アラクネリズが秘密にしていることと関係している?


例えば...


'あること'とか..


あーダメだ やっぱり頭痛くなる

考えないでいいや 今は


そうだ!

今日は仕事もなさそうだし人間界で遊ぼう!


...


あ 仕事あったわ

一つだけ

星に何個か異変を起こさないとね


ええと...今回は赤潮と生物の数種類絶滅...あと一つぐらい起こしたいな 

んー

んー

んー


どうしよう


地震は...プレート自体ないから起こせないんだよなぁ...

南極の氷でも溶かして海面上昇させる?

それはやりすぎだしなぁ



まぁ この2つだけかなぁ

赤潮は...ちょっと大規模にして...


絶滅させるのは..あ これいいじゃん

ちっちゃめで大して生態系に影響なし

しかも固有種で少ないからやりやすい!これで決定だね!


あー

仕事終わったぁ


というかこういう現象起こすのに躊躇なくなってきてるから怖いんだよね

いつか平気で人絶滅させそうだもん


ちょっと休んでもう一つの仕事いくか..


その仕事は

ドラゴンを殺したいと思います!

ん?何故って?

このドラゴンはねー 人類に有益じゃないしなんなら害あるからね

駆除しないと


まぁ理由はこいつ人類のシマに侵略してるんだよね

後 何故かそいつが住んでる辺りの動物が普通より少ないんだ余ねぇ

なんでかなぁ


まぁそんなカンジかな


仕事を しにいかないとね


===

森に来たよ!

そう さっき言ったドラゴンがいるとこ

私が見られると不味いから早く殺さないとね


...

奈央「...というか草が多いな」


めちゃめちゃ雑草が生えててめんどうくさい

でも狩りたくねぇ...


ああ もう 全部ドラゴンに八つ当たりしよう


あ そうだ

ドラゴンの紹介忘れてたね

あいつは中級ドラゴン

名前は知らん 

正直 中級より上 つまりは上級・古龍ぐらいならこっちとしても大体は知り合いだからね

神になりたての時挨拶にいったことあるし

でも中級はあほほどおるからな 

討伐してもヨシ!



ちなみに下級は下級で役目があるからね!生かさないと


お もうちょっとかな


奈央「はろー?」


「貴様 誰だ」


あ 舐めプするか

普通にしても面白くないし


ええと...糸の準備 よし

翼の準備..よし


「貴様 その翼 天使か?」


奈央「ばいばーい」


私は翼で一気に詰める

途中で鎌を出しあいつの首を狙う


「なにを」


奈央「'痛覚麻痺'」



あいつの爪が下から来る

それに気づかない'フリ'をする

それと同時に足を自分の糸で切り落とす


奈央「'開け'」


私の切り落とした足の下に'穴'っを作る

そう

これはアイテムボックス

けどこれは大抵なんでも入れれるし出せる

つまりそゆこと


「終わりだ!」


あいつは火のフレアを吐いてくる


奈央「ヤバ..っ!」


私は翼を広げあいつの周りを周る

しかも ユダが教えてくれた糸と一緒に


奈央「んー...たんないなぁ どうしよう」


あ!そうだ!


「雑魚が!」


あいつが翼を広げる

ドラゴンってのは大体翼が鋭い

だからよく攻撃してくる


奈央「あらら~やられちゃった」


「ふん...戦う価値もない 帰れ」


もっかい脇腹を自分で切る

そんでもっかい脇腹のあたりに穴を作る


あいつはもう絶対勝ったって感じだ

戦うってのは一番隙があるのは勝ったと思ったとき

そう

中級ドラゴンってのは妙に実力があるからこういう作戦がいちばん刺さるんだよね


奈央「あら 気づかない?」


「なにがだ?」


奈央「あんた もう終わってるってこ..と!」


思いっきり糸を引っ張る 

ブレスを避けてあいつを一周していた

その時糸も引いていた


ユダの糸はとんでもなく細く とんでもなく強いんだ

だから大抵これでどうにかなる


「かっ....!」


思いっきり食らってる

あいつの皮膚は糸の細い傷まみれになっている


「なぜ...お前は...失血死しない..!」


まぁそりゃそう だって死ぬぐらいの血液が'合計'では出てるもん


奈央「ありゃ 気づかない?」


「なにが...だ」


奈央「私は 血を回収して また流してたの」


そう 足を切った時 アイテムボックスで血を貯めていた

そして脇腹を切ったとき 少し危なくなる前に止め 足の時の血液を流していた

つまり これは私の作戦勝ちってコト

まぁ まじで糸強いって感じだけどね


奈央「ねぇあんた 遺言はなに?」


「のろ...って...やる」


奈央「そう 神を呪う勇気があるならいいんじゃない?」


「か...み?」


奈央「私は神です!..なんちゃって」


普通に人がいる可能性もあるから私はリネーラです!って堂々と言うのも問題だよね


「そう..か...名前..はなんだ..?」


奈央「私はソルニ」


「そうか...覚えたぞ...」


奈央「覚えても何もないと思うよ 遺言はそれだけ?」


私はもっかい糸を貼る

ただし 脳天だけに必中させる一本


「ああ...気分が..いいぞ」


奈央「そう...さようなら」


私は糸を引っ張った

そして

あいつの脳が飛んだ


奈央「何度やっても慣れねー...こんなん人にみられたらd」


あれ?

なんか人影が見えるな?

あれあれ

不味いな


???「あ...あの..」


奈央「なんですか?」


???「これ...あなたが倒したんですか..?」


奈央「え?あ はい」


???「...!すごい!」


奈央「そうかな...?」


そう すごいんだ

普通の人類は下級でやっと倒せるぐらいだから中級を殺したのはすごいんだ


???「はい!」


奈央「..そっか」


???「このドラゴンは...私のいる村を...苦しめていました」


???「でも...倒してくれました!あなたが!ぜひ今度 村に来てください!」


奈央「え.....え?」


???「お祝いです!そして貴方が倒したことを村のみなさんに紹介したいんです!!」


まぁでも...この子からすれば故郷を救ってくれたんだもんな

たまには いいかもね


奈央「わ...わかった」


???「それじゃ!来て下さい!」


私はあの子の手を取る

そうだ 名前を聞こう


奈央「ねぇあなた 名前は?」


???「私の名前はアナスタシア!よろしくねソルニちゃん!」


奈央「...なんで私の名前を?」


アナスタシア「え?だってさっきドラゴンに名乗ってたじゃん!」


奈央「そうだったわ...」

というか...なんかタメになってる

まぁいいか..


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