14.どうして?
二章には殆ど関係ない話です
でもストーリー全体だと必要かも
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禁忌魔法を求めて二日目です
昨日は神託とかあったから忙しかった
よくよく考えればね?
そんなポンポン禁忌魔法の事乗ってたらとんでもないじゃん
だから今日は普通に王都に観光したいと思います!
とはいってもこれ見とけ!みたいなものは少ないんですよ
正直食べ物がおいしいぐらいしかない訳で
しかもこの世界の食べ物は和食文化は遠くまで行かないとないしチーズとかは流通してない
はっきりいって
終わってる!!!!!!!!
食べ物は生成できないの神は!!
しかも私ピザとか好きなのにチーズがないってどうなってるの????
おかしいやん!!
はぁ
ほんとに....
奈央「なんでこんなに流通してないんだ おかしいだろ」
あ
ちなみに私の姿は髪色を水色にして適当な白のワンピースを着てます
所謂幼女みたいな見た目ですねー
これがソルニちゃんの時の恰好です!
かわいいよね!
まぁこんなことはどうでもよくてですね
正直見るとこないんですよ!!
王都は政府施設がない永田町みたいな感じでまじでなんもない!!!
だから普通の観光客はべつんとこいくとか
でも最近は誘拐犯がよくでるらしいよ
特に王都から少し離れたあたりに
あえて当たってみて捕まった人を開放する?
いいや面倒くさい
そんな人助けはなぁ
気が向いたらかな
===
冒険者ギルドにきたよ!
私は一応、登録してるからね
でもソルニちゃんの恰好だとね だいぶ舐められるのよ
他がガチガチマッチョかようわからん高校生ぐらいのガキか冒険者なのに露出度が異常に高い女ぐらいしかいないからね
幼い子供がいるのがおかしいのよ
「おいあのガキだぜ....」
「意外と金持ってそうだよな...」
こんなかんじで
舐めに舐められてる
まぁ来てもぼこぼこだけどね
神ぞ?
奈央「なんか星の為になる仕事....」
ギルドというのは便利で大体星に必要ない生き物はここに貼っている
まぁ例えばゴブリンとかよくわかんないでかいのはこういういらないのに分類される
で、星に必要なもの まぁ例えば食物連鎖に深くかかわってる人類・虫・鳥・肉食獣・バクテリアとかがある訳
こういうのは基本無害だからギルドに貼られてないのよ
攻撃性が高いものは大体星に必要ない生物だしね
なので今回はコカトリス討伐にしましたー!
コカトリスはびみょいからね!
後今回は少し違う戦術を使ってみたいと思うんだー!
===
森に来たよ!
実は私木と対話できるんだよね!すごくない?!
奈央「こんにちはー ここらへんでコカトリス見なかったかな?」
「あーならさっき通ったよ」
「でも意外と多かったからもっとでけーやつがいるかも」
ふーん
でかいやつねぇ
ほどほどで頑張るならいいけど流石に討伐すべきかな
瞬殺でしょ
奈央「ん ありがとう とりあえず逃げてきた方向を教えてもらえるかな?」
「いいよー!人類だと...東北の方向かな」
奈央「方角わかるの君達?わかったよ」
「でしょ!偉いでしょ!」
奈央「うんうん 偉い偉い」
意外と子供みたいだな...
とりあえず歩くか
この歩く時間が暇なんだよね
楽器でも出すか
竹笛でも出すか
源義経ごっこだ
竹笛は吹けるよ?
前世で練習してたからねぇ
でもまだ粗い部分があるかもね
意外と生物少ないんだなぁ
ここは地下のほうが生物多いのかな
じゃあなんでいないんだろう
もしかして土が良k
奈央「なにこれ....」
遺跡?のようなものを見つけた
洞穴っぽ感じにするけど中に確実に文明がある
中に入ってみよう
===
中は壁画が描いてあった
私が持ってる知識でそれを表すと....現代に近しい感じだったんだ
ここの歴史は古代文明→現在の文明って感じだから有り得ない
そう
あり得ないはずなんだ
でも明らかにあるんだ
壁画は未来に'今'を残す一番いい手段なんだ
どういうこと...?
あれ?
なんかある....
これは....
石板?
なんでここに石板が....持って帰る?それとも王城に渡す?
いや...
なにか持っておかないといけない気がする
これは貰っておこう
...
あれ?
これどこかで見たいことある
なんだっけ
どこかで見た
だけどこの星じゃない
つまりこれは
いや嘘だ
そんなわけない
ここは地球じゃない
同じ宇宙の星だとしてもつながってるわけがない
そうなんだ
信じられない
それに絶対あの人たちはこの文字も、壁画が'何か'も知らない
知る機会がないから
そしてここの世界も地球と全く違う言語を使っている
アラビア語でも キリル文字でも 中国語でも スペイン語も全て違う
地球に存在しない文字なんだ
なのに
どこかその文字は既視感があって
それは
どこか
ヘブライ語に見えた