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13.神託

禁忌魔法をおぼえようって事で王都の王立図書館に来たよ!

まぁヒントぐらいならあるでしょう!


アラクネリズが頼りにならないなら人類から知恵をもらったほうがいいよね!


意外とでかいんだよねぇ図書館


だから興味本位で神についての本を見てみたんだが


これはもうひどい


実際神は一人だけど複数人いるという本もあるし

神の姿(笑)を書いてる本もあった


意外とこーゆーのは信用できないし神本人としては信仰の証だからありがたいけどさ....


でもなぁ


魔王を憎んでるとかではないんだよねぇ


人間側だから勘違いされがちだけど私は魔王がいるから人間側にいるだけで正直な話どっちでもいい


これもぜんぶぜーんぶ公平の為

アハハ


正義振り回して馬鹿だなって思うけどしょうがないよねー


奈央「禁忌魔法乗ってねー...なんでヒントもないかなぁ おかしいでしょ」


しかも聞ける人がいない

んー

おかしいのよ


とりあえずだ

今は帰ろう


あそういえば


今日はパレードらしい

人間の国出来てから100年だとさ

それで神に祝福してもらう意味をこめてるらしい

まぁ

神は今人間界にいるけどね

ふふふ


一応見ておくか

楽しみだねぇ


奈央「はえー...綺麗」


ザパレードってかんじ

王っぽい人もいるしね


一応見ておこうかな

この世界の終焉を見ておく者としての責務な気がするしね


....


なにか忘れてるような


パレード?

あれ?

こういうイベントって王の子供が神託を貰うってかんじじゃなかった?!

あれ?!

じゃあ今から仕事あるの?!?

うそぉ

めんどくさぁ

なんだよ神託って

なに話せばいいんだか


まあいいや

残念だなぁ

帰るかぁ


===

奈央「ねぇアラクネリズ」


アラクネリズ「はいなんでしょう」


奈央「神託ってなに」


アラクネリズ「私の時は確か脳内に直接信号が来ててそのまま会話出来てた気がします 実際あまり機会ないので覚えていませんがね」


奈央「へー 今100周年らしくてさ 神託があるって君から聞いたから」


アラクネリズ「そうなんですか!おめでたいですねー!一応テロ対策で今日は見張っとったほうがいいと思いますよ!」


たしかに

公平が守られないもんね


奈央「神託の時なに話したんです?」


アラクネリズ「んー 人によりましたけど 殆ど政治の話はありませんでした」


奈央「あなたは放任主義ですもんねぇ」


アラクネリズ「そうそう」


奈央「もうちょっとで時間だと思うので ほんじゃ!」


私は去った

神託だから地上には居れないかな


楽だけど仕事があるときはとことんめんどいなぁ


だって仕事は転生者の転生・魔王と情報交換・神託・星自体の調整とか


んー


娯楽がなあ


ないんだよねぇ


えーと....時計で見たけど大体19時ぐらいから神託だから後20分ぐらいあとかぁ

はーーー

めんどさ!!!

でも王の子供かわいかった記憶が

地味に楽しみだ


===

時は来た

もう少し


「こんにちは」


えっ!

かわいい声!!


奈央「こんにちは!」


「え...明るいですね もっと神々しいなって思ってましたけど」


奈央「やだなー可愛い子なら口が緩んじゃうよ」


「かわ....え?まぁいいや」


奈央「それで なに話す?なんでもいいよ 神託の名目であってるから他には誰にも聞かれないしなんでもいいよ」


「え?いいんです?」


奈央「うんうん これは先代も適当だったらしいからね」


「そうですか...なら少し最近悩むが有りまして」


奈央「ふんふん」


「私 好きな人が居るのですが....」


奈央「おお!いいじゃない!」


「女性なんですよ....」


奈央「いいね!」


「認めてくれるのですか?!」


奈央「うん 私的には女性同士も異性同士も関係ないと思うよ 恋してるなら仕方ないしね 応援してるよ」


「神様....!ありがとうございます!あ あと 私王族じゃないですか....関係が発展しなくて」


奈央「え?相手の人は身分はなんなの?」


「メイドです....」


奈央「あらぁ....そうだねぇ それは....どうにもならないかも」


「え!!!!!!!」


奈央「いやだって....ねえ?」


「そうですけど!なんかないんですか!」


奈央「正直表に出すのは厳しいと思うからかなって裏で頑張った方がいいかな」


「そうですよね....」


奈央「私は恋愛には疎かったんだ だから そーゆー難しい恋愛はわかんないんだ ごめん」


「え?神様も恋愛ってあるんです?」


奈央「ああ 今からいうことは君だけの秘密だよ いい?」


「はい....」


奈央「私は 君達とは違う銀河の地球という星の人間だったんだ」


「え?ならなぜ神に?」


奈央「ここの元神に頼まれた」


「へー!すごい!!」


奈央「そうそう」


「えっじゃああなたの名前は?」


奈央「3つあるけど全部言う?」


「んー じゃあお願い」


奈央「私の名前はリネーラだよ」


「へー!あと二つは?」


奈央「これからいう事も秘密ね?」


「うん」


奈央「私は'人'だったころは大月奈央 そしてこの星の人としての名前はソルニって言うよ」


「ソルニちゃん?!かわいいー!」


奈央「ふんふん でしょー それでさ」


「?なに?」


奈央「たまにお邪魔していい?」


「え!神様直々に来るの?!」


奈央「あーいや その時は人としてくるから友達になろう」


「えー!!それはぜひ!」


奈央「やったあ 友達少なかったんだ 知り合いはアホ程いるけどね....」


「ふふ わかったよ!まってるね!」


奈央「うん、君もメイドさんとの恋頑張ってね!」


「そうだ 国民じゃないからわかんないだろうから名前を教えるね 私の名前はソフィアって言うよ!遊びに来てねー!」


奈央「うん もう時間じゃない?頑張ってね」


「はいっ!」


そうして電話?は切れた

うーん

意外と適当なんだなぁ

あの人も頑張ってほしいな


王族と従者の恋

萌えるね!

ふふふ


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