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槍の又左一代記  作者: 依田cyber良治
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部隊編成と戦略

良く考えようお金は大事だよ。お金ってフィクションの賜物なんだけれどね。

(校正二回目)【三度目の正直なるか?】

信長さまとは確か半年という約束であった。

しかし既に約二ヶ月が過ぎているのだが、やるべきことは山のようにある。

しかも、同時に進行しないといけないのだ。僕は信長さまに報告も兼ねて軍艦一隻と護衛艦三隻を日本に帰す事に決めた。


『慶次郎!金堀衆のものを呼べ!』

『わかった!叔父きよ、きっと聞いたら驚くぞ!』

『どういうことだ?話を聞きたいからすぐに呼べ!』

『すぐに!』


慶次郎はゆったりした歩きに見えて、ものすごい早さでどこかへ消えた。


あの歩法はつかえるなあ。今度教えてもらおっと。


そして、しばらくすると小柄な男が現れた。

アマテラスに乗船していたので、顔はわかるが右左はまだ名を知らない男だった。


『うむ。ご苦労。さて、名を申せ』

『ははっ!金堀衆では、ムカデの次五郎と呼ばれています』

『よし次五郎よ、今どれくらいの金が得られそうなのじゃ?』

『前田殿、そう。ではなく得られました』

『いやいや、そんなに早く得られる訳がなかろう?』

『約10貫目ほど』


40キロ?はい?1両が40グラムやろ?現代価格では、1グラム六千円…戦国時代の日本の扱いだと…40グラムで50万円くらいや!


40=50万円

400=500万円

4000=5000万円

ということは…………。


えーーー!戦国相場で四億円あるやん!


『次五郎よ精錬はしてあるのか?』

『はい!とても良質な金が得られましたぞ!いやはや、ざくざく取れるのでつい寝るのも忘れましたわ!』

『そうであろうな』


右左は本国との連携を保つ為にも次五郎に命令を下す。


『次五郎よ、今回ツクヨミを日本へ帰すぞ、内密に積込をせよ!』

『ははっ!ただちに!』


僕は次々と指示を出して行く。


『慶次郎!信昌を呼べ』

『ははっ!』


今回は与三右衛門を日本に帰そうと決めている。

与三右衛門よさうえもんとは信昌の通称である。


『前田殿、お呼びで!』

『うむ、今回は定期連絡としてツクヨミに乗船し日本に行け、信長さまへの書状は明日にはしたためるので、明後日出立せい!』

『ははっ!』

『船旅は辛かろうし、信長さまのもとで半月ほど休み、またここへ戻れ!戻る際に必要な物資は指示書として明日には用意する!』

『ははっ!』

『急ぎ隠密に支度をせよ!』


これで、ちょっと帰るの遅れるよって伝えといたほうが、ベストやろ?そのための書状も書いてしまおう。


『慶次郎!』

『ははっ!』

『あとは、ここに残る部隊と東へ進む部隊をわけるぞ!激戦になるやも知れぬ、作戦を立案せよ!』

『叔父き!そんな楽しいことを某がやってよいのか?』

『先ずはやってみよ、手直しはするかも知れんがな』


慶次郎の上げてきた作戦は素晴らしかった。慶次郎は単騎でも優れた武将だが、まさかここまで奇想天外とは思ってもいなかった。


おかげで僕は英語の文章を書かされている。

後で版画にして枚数を増やすそうだ。

皆で熱気球も改造している、あれは、ほぼ飛行船だ。

今までは、僕が令和の技術を伝授して様々な物を作ってきたが、日本人の器用さと勤勉は下の部下たちにも備わっており、まるでオートマチックに進化、改良、改善、開発が行われていた。


慶次郎の立案は全て手直しなしで実行中である。

織田軍と各部族連合軍は2週間の準備期間の後に進軍を始める。

作戦は綿密に全体に周知してある。

意思の統率が勝敗の分け目になるからだ、慶次郎の作戦立案を聞いた上層部の者達は驚きを隠せない様子だった。


当然である、これが普通の進軍ではないからだ。


さて、この勝負どうでるか?楽しみである!


僕こと前田利家軍と現地の酋長連合軍の士気は増しに増していくのであった!









ガンガンいこうぜ!と命大事にです。


親愛なる読者の皆様へ

現在、槍の又左一代記は校正と加筆修正を進めています。

つづきの投稿が遅くなり申し訳ありません。でも今しか出来ないと思い頑張っています。

是非ともブックマークと感想やレビュー。勝手になろうランキングのバナーを押して頂けると、とても執筆の励みになります。

応援よろしくお願い致します。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 信長さまとの約束の期間のうちの2ヶ月経った頃に、金がザクザクとれてツクヨミにてあわただしく帰る支度をする展開がワクワクした。 [気になる点] ドラクエのガンガン行こうぜ!と命大事には笑え…
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