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槍の又左一代記  作者: 依田cyber良治
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太陽教原理主義者

すごい一家だよね

正親町が技術開発でウハウハしているころ、世界評議会から今日子に伝達があった。テロリズムへの対応である。前川今日子、前田利家、前田慶次郎、そして前川右左にはマーダーライセンスが評議会から受理されていた。要請内容は移動時に知らされる手筈である。

前川道場の前に黒塗りのリムジンバスが止まる。


『パパっ!評議会のお仕事だから遅くなるわよ♪』

『ママっ、くれぐれも気をつけて』


そう、何故か実力的には劣らない前川上下はメンバーに入っていないのだ。


全員を乗せたリムジンバスは金沢市内の高層高級ホテルへと向かうそこで軍用ドローンに乗り換えるのだ。


右左は訳もわからずついていく。


『母さん!どういことかな?これって?』

『後で話すから黙ってついてこい!』

『『はっ!』』


右左も、利家も、慶次郎も最敬礼である!


『どうしてこう次から次へと竹の子のように生えてくるのかしら?』今日子はぼやく。


ホテル前に停車したリムジンバスから全員が優雅に自然に降り立つ、そしてホテルの専用エレベーターへと向かい最上階へ。


そこは、特別なヘリポートであった。右左は見たこともない型式の軍用ドローンを見て驚きを隠せない。


今日子がさけぶ!


『全員搭乗!走れ!』


ザッザッザッザッザッ


全員が規律正しくドローンへと搭乗した。中には黒服のエージェントが待機していた。


『皆様、いつもありがとうございます。今回の案内人を勤めさせて頂くエージェントKです。お見知りおきを。あ、右左さんは初めての任務でしたね、右左さんはミセス今日子とペアを組みますからご安心を。それでは今回の任務について説明します。


情報が入手されたのはつい先ほどインターネットの書き込みからです。内容としては新幹線及び航空旅客機に炭疽菌ならびコロナウイルスなど様々な細菌を同時多発的に散布するというテロの予告めいた書き込みです。発信源の特定は出来たのですが今回は何故か二ヶ所同時に情報を発信しておりますので、ミセス今日子チームとミスター利家チームの二手に別れて任務に当たって頂くことになります。1ヶ所は小松空港、もう1ヶ所は関西国際空港ですので小松空港で別れます。関西国際空港へはミセス今日子チームに担当していただきます。

それではまず軍用バトルスーツの着用をお願いいたします』


今日子が指示を繰り返す!

『いいか!豚ども!とっと着替えろ!』

『『はっ!』』


右左はてきぱきと指示に従いながら軍用バトルスーツを着用する。そして…。


(母さんが怖くない…。体調大丈夫だろうか?)


いやいや、そんなわけではない!右左の実力が上回っているからだ。

慶次郎も利家も500年の鍛練で今日子より強い!しかし全員レディファーストを貫いているのだ。


全員が着替えるとエージェントKが語り出す。

『今回のターゲットは太陽教原理主義者の若者達です。武装状況は不明、重火器を入手した形跡はありませんがくれぐれも気をつけて行動してください!生死は問わず細菌の流出を食い止めてください!あ、間もなく小松空港です!ミセス今日子チームは降りて下さい!』


『右左!ついてこい!』

『はっ!』


母さんは真剣そのものだ!僕が母さんを守らないといけない!


僕たちは垂直離着陸戦闘機2機に別れて乗った。乗ったその足で直ぐに離陸する!!


一気に関西国際空港へと向かう!あっという間だ!上空でパイロットにパラシュートを渡されると『グッラッ!』とニヤリと笑われた!


『え?降りろって?』


コパイの席のモニターに綺麗なお姉さんが映った。


『右左さん、はじめまして小林です。パラシュートバッグはこのようにして装着してください』


セクシーなお姉さんが身振り手振りで教えてくれた。綺麗なお姉さんやなあ。


そう思いながら僕はとりあえず飛び降りた!!ムササビみたいに滑空してると横から母さんがやって来た。


『右左!このレーザーの線がみえるか?』

『赤いレーザーが見えます!』

『よし!ある程度の高度になるとブザーが鳴る。鳴ったら両側の紐を引いてパラグライダーにすること!レーザーの誘導からはずれるなよ!』

『はっ!』


ブーッ!ブーッ!ブーッ!


(よし!今だな!)


パラグライダーの紐を引く!


バッサア!


漆黒のパラグライダーが展開された。


(レーザーレーザーあった!)


僕たちはレーザーを追いかけてアパートの裏の駐車場に着地した。


アパートは1部屋以外電気はついていない。

しかし、レーザーはその部屋を指していたのだ。


『右左!いくぞ!』


僕たちは防毒マスクやらゴーグルなどを着けて部屋の入り口を抑える。


母さんが丁寧に鍵を静かに開けていた。無臭の睡眠ガスを大量に流し込みながら。


扉を開けると…。


5人の青年がぐっすりと寝ていた。机の上にはいくつもの野球ボール大のカプセル。母はあっという間に全員を拘束した。僕は指定された密封ケースにカプセルをすべて入れていく。


母は腕についている機械を操作した、すると特殊警察隊が侵入してきた。完全防備の鑑識も同行している。どうやら鑑識は五人の青年が感染してないか調べてるみたいだ。


首を左右に振っている全員が感染者のようだ。生きているのに寝袋のようなビニール袋に入れられて五人は運ばれていった。


特殊警察隊の隊長らしき男性が母に話しかける。


『ミセス!今回もお見事でした!ただいまよりこの周囲を消毒しますし、念のためお二人も消毒いたします!』

『わかったわ!右左?聞いたわね』

『はっ!』



僕たちは着たままで消毒、脱いで消毒をテントの中で別々に行われた。な、長い!



『大変お疲れ様でした!ご協力に感謝いたします!』

『大丈夫よ、いつでも呼んでくださいね』



このあと関西国際空港から戦闘機で小松空港へドローンで金沢のホテルの屋上。リムジンバスで自宅と全くの同じルートで自宅に戻った僕たちであった。当然、利家さまと慶次郎さんはとっくに帰宅していた。


あわただしく過ぎた1日だった。



絶対飛べない!と思いながら書いてました!あ、祝!執筆1ヶ月記念日でした!当小説は皆様のブックマークやレビュー(まだない(涙))お気に入りを励みに書かせて頂いております!誠にありがとうございます!


依田cyber良治 金沢より愛をこめて!感謝!

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