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槍の又左一代記  作者: 依田cyber良治
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国葬

マッチ一本火事の元ー!

今日も元気だ煙草がうまい!

煙草は地元で買いましょう!!

 

幼名、吉法師。

元服して織田信長。

その信長の逝去の報を耳にして嗚咽を流すものや、吐き気さえもよおす者が現れた。

正親町上皇はことの次第を重く感じ、織田信長を手厚く葬ることを願った。

天皇の位を退位した正親町上皇にはそれだけしか出来なかった。


現在の内閣総理大臣は、伊達政宗である。

彼は初代首相である織田信長の功績を重んじ、日本国総出を上げての国葬を執り行うことを決めた。


はずだった。


だが!しかし!!世界中から異論が噴出したのである!

バラバラでアンバランスでアンフェアな地球を紡いだのは他の誰でもない!


《《織田信長》》ただ一人であると!!


世界初の世界中の国という国、部族という部族が、国家、人種、宗教、を超えて…ただ織田信長という一人の男の生き様を尊んでいた。


人はなにゆえか生まれ老い病み死すのか?


地球上の全ての人類は、右左の興した産業革命によって、より早くより便利により正確に情報を知り得ることが出来るようになっていた。



そして!!!


世界中の総意をもってして!!!


織田信長の地球国葬を歴史上初めて行うということを評議会は決定した!!!



当時としては画期的な早さで儀式の準備が執り行われた!!!

儀礼様式は神道が用いられた。

織田信長という人物に思い入れのある正親町上皇が神事を行うことになった。


地球初の天下人とも言える信長には辛気くさい雰囲気は似合わないと、厳かな儀式が行われた後に盛大な祭が行われたのである!!!


日本統一・安土桃山幕府の立ち上げ・大政奉還・東方見聞探索《利家への支援》・正親町天皇の征西・世界国家連邦国の樹立!!細かいものを数えたらキリがないのだ!!!


人類はひとりの英傑を永遠に失ったのであった。しかし、生者尊重の理をもって盛大なパレードのような祭事に奉り立てあげられたのだ!!!!!


『大うつけっだって!!えーじゃないか!えーじゃないか!』

『あだ名がうまくて!!えーじゃないか!えーじゃないか!』

『世界をまわって!!えーじゃないか!えーじゃないか!』

『まおうって呼ばれて!!えーじゃないか!えーじゃないか!!』


民衆のはしゃぎようは哀しみを隠すために、苦しみを晴らすために飽きることなく続けられた。


織田信長の大往生の日であった。


そして、織田信長は人類を繋ぐ永遠のかすがいになるのであった。


私、これで会社を首になりました!


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