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槍の又左一代記  作者: 依田cyber良治
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フランシスコ・ザビエル

歴史を書き換えていきましょう。可能であれば現代も!


(校正済み)

僕たち一行は海路でインドのゴアを目指した。

ゴアにはポルトガル宣教師のフランシスコ・ザビエルがいるはずだからである。日本にも過去来ているようではあったが、僕も詳しいことは段々とわからなくなってきている。


それは何故か?

想像ではあるが僕が信長さまの信頼を得て、僕の知る令和に至る歴史を書き換えているからだと思う。


沖合いに大艦隊を停泊させ、僕と信長さまと慶次郎と鈴旻美でゴアに上陸した。

ゴアは交易港という名に恥じない大変な賑わいだ。

珍しい食べ物や品々が沢山並んでいる。


僕は現地の人に声をかけて、フランシスコ・ザビエルがどこにいるか聞いて回った。

そして、ゴアにはイエスズ会のカトリック教会が存在していることがわかった。


早速向かってみる事にした。

市場を抜けて民家街をぬけると、それなりの大きさの教会が見えた。今日は人の出入りは少なそうに見える。まあ礼拝や祭事などがなければ教会も神社も寺もだいたいそう言うものだろう。

僕は早速教会の扉を開けて大声でフランシスコ・ザビエルを呼び出す。


『ごめんくださーい!フランシスコ・ザビエルさんはご在宅ですか?』


『今いきまーす!』明るい雰囲気の声が聞こえる。


しばらくすると。


『お待たせしました。フランシスコ・ザビエルです。あなた達は日本の方ですね?』

『良くお分かりで、ああ何度か日本にも来られてたとか、素晴らしい行動力ですね!』

『全ては神のお導きでございます』

『名のり遅れました、失礼。私は前田利家と申します』

『織田信長である』

『前田慶次郎だ』

『鈴旻美よ』


ザビエルは、スマートな姿勢で笑顔を見せる。


『応接間にご案内します。こちらへどうぞ』


僕たちはザビエルについて応接間へと入る。そこはとても清潔に保たれていた。しかし、ザビエルの事務机だろうか?書類が山積みであった。

僕はザビエルに語りかける。


『とてもお忙しいところ、突然お邪魔して申し訳ない』

『いいえ、前田さま。神は必然だけを私たちに与えてくれます。今日の出会いは運命なのです』


青い色をした服を着た神官がティーセットを運んでくる。すばらしく慣れた手つきで紅茶を注いでいた。

ザビエルは、微笑みを崩さずに。


『彼は私の専属なのですが、とても美味しい紅茶をいれてくれるのです。きっと気に入りますよ』


応接間のテーブルに人数分の紅茶を置いていく青色の神官。紅茶を配り終えるとザビエルの後ろに立つ。

ザビエルは、まずひとくち紅茶を飲み毒のないことを示す。

そして、彼は私たちに問いかける。


『皆さまの突然の訪問はいかがなご用向きでしょうか?』


僕は、あらかじめ打ち合わせした内容を話す。アメリカ東海岸とほぼ同じだ。


『聖フランシスコ・ザビエルよ、私は大天使ガブリエルの啓示に導かれここに来た。良く聞いて欲しい。あなたはイエスズ会の指示でゴアに来たと思うが、このことが未来に大変な影響を及ぼすのだ。イギリス、フランス、スペイン、オランダ、ポルトガルは世界中を植民地化しようとするが、明いやそのころは清になるのか?アヘンを使って侵略を開始する。東インド会社という貿易組織がつくられて、アメリカ大陸からは、砂糖。これを白い荷物という、そしてインドからはスパイスや紅茶を運ぶ。そのあとアフリカからアメリカ大陸へ黒い荷物という黒人奴隷が物としてグルグル運ばれるようになるのだ。大天使ガブリエルは悲しんでいた、なぜ人類は競い争い殺し奪いあうのかと。それだけではない、世界は覇権を争い世界戦争を2回も行う。最後に1発で十万人以上の命を奪う爆弾まで使用された。

聖フランシスコ・ザビエルよ、あなたは善意と使命感で宣教をされているが、その行為は世界の終末を招く入り口への道先案内なのです』


その時、僕の身体はうっすらと光を放っていた!光はどんどん大きくなっていく!

ザビエルは椅子から降りてひざまづいて祈る!


『おお!!大天使ガブリエルさま!どうか私をお導きください!!!』


フランシスコ・ザビエルも青色の神官も号泣していた。

織田信長と慶次郎と鈴旻美は啞然とした表情で光を放つ僕を見ていたのだった。

当の僕ではあるが?あれ?ちょっとだけ熱っぽいな?という程度の認識だけであった。





ひょっとしたら右左の転生は必然だったのでしょうか?

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