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グランドールフェスト  作者: 五月雨 拳人
第一章 グランドールフェスト
20/30

粉砕 奈落の底へ招待せよ 1/2

 グランドールの操縦席は狭い。狭さの度合いは機体や操縦士の体格によってまちまちだが、少なくとも快適という言葉が出るようなグランドールは古今東西どこを探しても存在しない。グランドールの操縦席は狭い。狭くてケツが割れるほど硬い。そしてだいたい臭い。これは神代の時代から決まっている事である。


 そしてそれは、グランドールの中で唯一複座式の操縦席を持つエルトロンも同じだった。

 横に二つ並んだ席。席の前には魔導石のはまった台。普段なら他には操縦士であるプエルとプエラしか存在しないこの空間に、今は大量の飲料水と食料が詰め込まれていた。


「ねえ、お兄ちゃん」


 窮屈そうに小さな体をもぞもぞ動かしながらプエラが言う。幼い顔に薄い胸、細い手足と少女にしか見えないが、実は今年で御年七十二歳である。金色の髪を肩で揃え、長い前髪で右目を隠している。金髪を割って側頭部から突き出した長い耳が、彼女がゴシク諸島の人間である事を示しているが、今はうんざりとした気分を表して垂れ下がっていた。


「どうした、妹よ」


 答えたのはプエラの右隣に座る兄のプエルである。同じく操縦席の周囲にはみっしりと物が積まれているため身体を横に向けられず、首だけ動かして妹のほうを見る。双子だけあって妹のプエラとよく似ているが、兄なので心なしか顔立ちが丹精に思える。それにこっちは前髪で左目を隠しているため見分けるのは意外と簡単だ。


「いつまでこうしてじっとしてるの?」

「それはお前、向こうの魔力が切れるまでさ」

「それっていつ?」

「わからん」


 長い耳をぴんと立てて得意気に答える兄とは裏腹に、妹の耳はさらにげんなりと下を向く。

 勝つための作戦とはいえ、持久戦はどうも性に合わない。それに水と食料を持ち込んで長丁場に備えるのは良いのだが、トイレの事を全く考えていないのはどうかと思う。持ち込んだ荷物の中に空の瓶が何本かあったが、まさかあれで何とかしろとは言わないだろうな。考えるだけで厭な汗が出る。


 今はまだ大丈夫だが、危険な状態になる前に試合を終わらせたい。プエラは兄には聞こえないように小さな溜め息をつきながら、気分転換にと魔導石に手を乗せて外の様子を窺う。

 するとさっきまでそこにいたはずのヴァリアンテの姿が見えなくなっていた。


「お兄ちゃん、あいつがいなくなったよ」

「何だと?」


 慌ててプエルも魔導石に手を置き、エルトロンと視覚を共有する。頭を守っていた両腕を解いて視界を広くするが、ヴァリアンテは見当たらなかった。


「まずい。探せ、妹よ」


 二人はエルトロンを立ち上がらせ、周囲を見渡す。まあ今さらヴァリアンテが何かしたところで装甲の厚さでどうとでもなるが、それでも見えないところで何かされるのは気持ちが悪いので見つけるに越したことはない。


「いないよ、お兄ちゃん」

「もっとよく探すんだ」


 巨体を動かして見まわすが、ヴァリアンテは見つからない。


「どうする? ちょっと移動する?」

「いや、ちょっと待て……」


 もしかしたら向こうもどこかに隠れて魔力消費を抑える作戦に出たのかもしれない。そうするとこうやって探しまわるのは無駄に魔力を使うだけ損だ。何しろエルトロンはこの巨体だ。魔力消費量はその辺のグランドールとは比べ物にならない。プエルはヴァリアンテをこれ以上探すかどうか悩む。

 だがプエルの逡巡は、妹の声で止められた。


「あ、いたよ。お兄ちゃん!」

「どこだ!?」

「あっち!」


 プエルの目にプエラの視覚が割り込む。

 見えた。ヴァリアンテだ。


「あんな所に……」


 ヴァリアンテは城の頂上に立っていた。一体いつの間にあんな所まで登ったのか。いや、それよりもあんな所に登って一体何をするのか――。


「そうか」


 そこでプエルははっと気がついた。ヴァリアンテはあそこから飛び降りて、エルトロンに攻撃を仕掛けるつもりだ。


 なるほど、考えたな。エルトロンの巨体を高所から落とす作戦が使えないとなると、すぐさま自らが高所から落ちて攻撃する作戦に切り替えるとは。敵ながら見事な切り替えの早さにプエルは唸る。


 確かに攻撃力の低いグランドールでも高所から落ちて相手にぶつかれば、強烈なダメージを与える事ができるだろう。


 しかしそれでは自分も同じだけダメージを受けるし、何よりも大きな欠点がある。そこに気づかないでわざわざあんな高い所に登ったのだとしたら、少々相手を買いかぶり過ぎたかもしれない。

 そうしている間にヴァリアンテはこちらに狙いを定め、一思いに飛び降りた。やはりそう来たか。


「あ、飛び降りた。あいつバカだよ、お兄ちゃん!」


 プエラが叫ぶ。その声は楽しそうに弾んでいた。当たり前だ。自分だって笑う。


「こんなのちょっと動いたら意味ないのにね」


 言いながら、エルトロンは巨体を動かして数歩進んだ。

 そうなのだ。この攻撃はアイザックのスペレッサーのように奇襲なら脅威だが、相手の姿が見えた状態ならいくらでも避けられるのだ。むしろ避けずに待ってやる奴などいないだろう。


 なのでエルトロンは悠々と歩いて推測落下地点から離れた。いくら動きの遅いエルトロンでも充分間に合う。これでヴァリアンテは無駄に高所から飛び降りただけになる。下手をすれば着地の衝撃で足を痛めるかもしれない。そうなったらますますこちらが有利だ。

 だが心の中でバーカバーカと罵っているプエルの目に、信じられないものが映った。


「なに!?」


 なんと自然落下してるはずのヴァリアンテが、こちらに向かって軌道修正したのだ。


「そんな馬鹿な……」


 鳥じゃあるまいし、落下する物体が任意に方向転換できるわけがない。落ちるものは風でも吹かない限り、真っ直ぐ落ちると決まっているのだ。右に左に曲がるものではない。まあいくら風が吹いたところで何トンもあるグランドールが動くわけがないが。

 だがヴァリアンテはまるで追いかけるようにエルトロンに向けて落ちて来る。一体どうなっているのか。


「お兄ちゃん、変だよ」


 どこが、と訊く前に再びプエルの目にプエラが見ているものが割り込む。

 見れば、ヴァリアンテの肩や腰の装甲が平たく長く変形している。それが船の舵のように空気の流れを変えて落下の方向を変えていた。


「そんなのありかよ!?」

「お兄ちゃん、どうしよう!?」

「急ぐんだ、妹よ!」


 プエラを急かし、懸命にエルトロンを歩かせる。だが超重量級の歩みは悲しいぐらい遅い。

 このままでは逃げ切れない。そう判断したプエルは一か八かの賭けに出る。


「こうなったら受けて立つぞ。こっちの装甲が勝つか、向こうの威力が勝つか勝負だ!」

「わかった!」


 エルトロンが反転し、こちらに向けて落下してくるヴァリアンテに対して正面を向く。両腕で頭部を防御し、両足を踏ん張る。大丈夫。エルトロンの装甲は無敵だ。ヴァリアンテの重量に飛び蹴りの威力と落下の勢いを加算したとしても、両腕の防御で跳ね返してくれるだろう。


「来い!」


 兄妹同時に叫ぶ。

 その直後、ヴァリアンテの飛び蹴りが直撃し、エルトロンの右上腕が千切れた。


「なに!?」

「うそっ!?」


 予想を大きく上回る威力に驚愕する兄妹をよそに、ヴァリアンテの蹴りの勢いは留まるところを知らず、遂には腕の防御を抜けて胸部の装甲に達した。


 エルトロンの胸にヒビが入る。


     †     †


 ヴァリアンテの強烈な飛び蹴りが決まった瞬間、工房「銀の星」の食堂が湧いた。


「ぃやったぁっ!」


 リサは隣に座るヴィルヘルミナと両手を握り合って喜ぶ。二人が椅子に座ったまま嬉しそうに小さく跳ねると、古い木の椅子がきしきし鳴った。

 テーブルの中央に置かれた魔導石板には、ヒビの入ったエルトロンの胸部が大写しになっている。


 ヴァリアンテの飛び蹴りはただの蹴りではなかった。通常、飛び蹴りというのは足の裏、或いは足刀を相手に当てる。だが前者は接地面が広く、打つというよりは押すに近く威力に欠ける。そして後者は接地面は少ないが打つというより切るに近く、これではエルトロンの装甲は抜けない。


 そこでヴァリアンテが放った飛び蹴りは「面」でも「線」でもない、爪先の装甲を硬く鋭い錐のように変形させた、突き刺すが如き「点」での一撃であった。

 これにはさしものエルトロンの装甲も耐え切れなかった。結果、防御した腕すら貫通し、胸部装甲にヒビを入れるという快挙を成し遂げたのだ。


「ひょっとして、今の戦法ってあなたが教えたの?」


 ヴィルヘルミナの問いに、アイザックはまさか、と言った感じに両手を広げて肩をすくめる。


「重量級のヴァリアンテに軽量級のスペレッサーの真似なんかさせられるかよ。あんな無茶な真似、自爆したら一発で試合が終わるぞ。今のはきっと、あいつが俺の動きを見よう見まねでやっただけだ」


 スペレッサーが高所からの奇襲攻撃を常套手段とするのは、機体が軽量なためにどうしても攻撃が軽くなる事への対策だった。だが皮肉な事に、それは軽量な機体だから取れる戦法でもあったのだ。通常、もしくは重量級の機体がスペレッサーと同じ事をやれば、その重さが足枷となり着地や攻撃の衝撃で関節などに必ず支障が出る。体操選手にデブがいないのと同じ理屈である。


「それよりねえ、これ、もしかしたらイけるんじゃない!?」


 興奮を抑えきれない様子でリサが言うが、アイザックの一言が食堂の空気を一発で沈静化した。


「いや、失敗だ」

「な――」


 水を差すような言葉にリサがきっと睨むよりも早く、画面内のエルトロンがアイザックの言葉を証明した。

 エルトロンは残った左腕でまだ胸に突き刺さっているヴァリアンテの脚を掴むと、そのまま引き抜いて宙吊りにした。


「やっぱりこうなったか……」

「どういう事?」

「言っただろ。向いてねえんだよ。ヴァリアンテがスペレッサーの真似をするのは。あの高さから飛び降りた度胸だけは褒めてやるが、それ以外はてんで駄目だ」


 グランドール乗りの中でも屈指の軽業師であるアイザックは語る。

 彼の常用する飛び蹴りは、当てたらその勢いを利用して蹴った相手から離れるのが定石だ。そうでないと倒れた相手の上に自分が落ちて思わぬ事故に繋がるかもしれないし、何よりそうする事によっていち早く身を隠し次の奇襲に備えられる。そのために踏ん張りやすいよう、相手を足の裏で蹴るのだ。

 そうせずにいつまでも相手に張り付いていると――


「ああなるんだよ」


 エルトロンは軽々とヴァリアンテを振り回すと、その勢いのまま地面に叩きつけた。

 あっさりと形成は逆転された。


     †     †


 片腕とは思えない勢いでヴァリアンテが振り回される。遠心力で操縦席から飛ばされそうになるのを、巧真は両足を踏ん張って懸命に堪える。


 地面に叩きつけられた。

 直後にもの凄い衝撃が襲い、まるで全身の骨が砕けたかのような痛みが走った。


「ぐはっ!」


 一発で意識が遠くなる。

 見よう見まねでアイザックの戦法を真似して、見事エルトロンの右上腕と胸部装甲を破壊したのはいいが、その代償としてがっちり捕まってしまった。これは自分より大きく強い相手と戦う際、最もやってはいけない事である。


 巧真とて、蹴った後にすぐ離れないとこうなる危険性は理解していた。なのになぜこうなったのかと言うと、見るのとやるとじゃ大違いというのもあるが、何よりも大きな問題は、スペレッサーとヴァリアンテの機体の違いである。


 ヴァリアンテは重いのだ。

 想定していた以上に落下速度が速くなり、その分蹴りの威力が増して深く相手に突き刺さってしまった。そのお陰でエルトロンの右上腕と胸部装甲に亀裂を入れるという快挙を成し得たのだが、今度はそのせいでエルトロンに長く密着する事になってしまった。急いでエルトロンから離れようにも、ヴァリアンテの重量が重すぎてすぐさま跳べず、もたついている間に足を掴まれた。


 全身を浮遊感が襲う。再びエルトロンがヴァリアンテを勢い良く持ち上げたのだ。このままだとすぐにどこかに叩きつけられる。


 防御しなければ――

 間に合わない。

 横向きのG。

 巧真は咄嗟に尻に敷いていたクッションで頭を守り、辛うじて壁に打ちつけるのを防いだ。

 今度は建物にぶつけられた。

 衝撃。クッション越しでも強烈な振動が襲い、目の中を盛大に火花が飛び交う。


 ヴァリアンテはグランドールの中では重量級に入るのに、エルトロンは子供をあやすかのように片手で軽々と振り回す。化け物か。

 このまま何度も振り回されて叩きつけられたら、ヴァリアンテよりも先に中にいる自分がどうにかなってしまう。


 何とかしなければ。しかしエルトロンの左腕はヴァリアンテの右足をがっちりと握っている。巧真は何とかエルトロンの手を解こうとするが、指がやたら太い上に握力が桁違いなので引き剥がせない。

 そうしているうちに、また地面に叩きつけられた。座席の背もたれで背中を打ち、息が詰まる。


「これならどうだ」


 巧真はエルトロンの手全体からヴァリアンテの右足を引き剥がすのではなく、エルトロンの小指だけを掴んで力を集中する。

 さすがのエルトロンも、小指一本だけならヴァリアンテのほうが力が強いようだ。どうにか隙間をこじ開け、両手の指を小指と足の間に滑り込ませる。その状態から力を入れると、思ったより簡単にエルトロンの小指が折れた。


 軟性の高い銅でできたエルトロンの指は、折れるというよりは曲がるといった感じだった。くにゃりとした感触が、ヴァリアンテの手から魔導石を通じて巧真に伝わってくる。

 初めて他者の指を折る感触に、巧真の背に怖気が走る。お世辞にも気持ちが良いと言える感触ではなかったが、ヴァリアンテは続けて薬指中指とエルトロンの指を折っていく。


 中指を折ったところでエルトロンはヴァリアンテの足を掴み続けられなくなりすっぽ抜け、ヴァリアンテは宙を舞った。

 放物線を描き、ヴァリアンテはエルトロンから遠く離れた所に落ちる。受け身も取れず、勢い余って地面を転がる。


 放り出されるように離脱したヴァリアンテがようやく体勢を立て直すと、さっきまでそこにいたはずのエルトロンの姿が無かった。


「……あれ?」


 てっきり再び掴んで投げに来ると思ったのだが、どうやら向こうも体勢を立て直すために離脱したようだ。


「まあ、あの指じゃもう掴めないしな」


 自分が折った事はさておき、ここでエルトロンを見失うと厄介だ。何しろここから離れるという事は、向こうはヴァリアンテの飛び蹴りを警戒しているという事だ。

 つまり、今エルトロンを逃したら、もう二度と周囲に高い建物がある場所に出て来なくなる。そうなると高い場所から飛び降りて攻撃するという作戦が使えなくなる。


 まずい。巧真は急いで周囲を見渡すが、あれだけの巨体をどう隠したのかエルトロンの姿は欠片も見当たらない。


「しまった……」


 巧真は背後の城を見上げる。遺跡ステージでは、この城が一番高い建物である。それ以外にも無い事はないのだが、どれも城よりかなり低い上に損壊が激しくてヴァリアンテが登れそうにない。まあどちらにしろ、もうエルトロンに高所からの攻撃はできないだろう。


 となると、他の攻撃方法を考えなければ。

 巧真は改めて周囲を見渡す。施設はどれも経年劣化している上、グランドールの試合を重ねたせいでまともな形で残っているものがほとんど無い。


 観覧車は籠がいくつも落ちて歯抜けになっている上に、まるで巨大なナイフが横一閃したかのように車輪の上半分がなくなっている。

 バイキングは辛うじて原形を留めているが、運転中に突然停止したのか少し傾いたところで停止している。


 他にも定番の遊具が数あれど、使えそうなものは見当たらなかった。もっとも施設自体の電源が死んでいるため、使おうと思っても動かないのだが。


「参ったねこりゃ……」


 思わず独りごちるが、ふと奇妙な点に思い当たる。

 あの鈍重なエルトロンが、どうやってあんな短い時間で姿を消す事ができたのだろう。

 ヴァリアンテは重い。だがエルトロンはもっと重い。その超重量級の機体はどう頑張っても機敏には動けず、歩く速度も普通のグランドールに比べて遥かに遅い。

 だったら――


 エルトロンは高い建物、つまり城があるこの場所から一刻も早く離脱するはずだと思っていた。

 だがその考えがただの思い込みだとしたら。

 思い出せ。リムギガスとの戦いを。自分がリムギガスの泥の特性を見誤り、間違った思い込みで戦ったためにどれだけ苦戦を強いられたかを。


 予断は禁物だと肝に銘じたはずだ。勘違いや間違いは誰にでもある。だが同じ過ちを繰り返すのは、ただの愚か者だ。だからもう一度冷静になって考えろ。リムギガスはどこに行ったのか。

 リムギガスの移動速度から考えて、あの僅かな時間ではそれほど遠くに行けまい。


「だったら――」


 ヴァリアンテが振り返る。

 その先には、巨大な城があった。

 巧真はにやりと笑って呟いた。


「勝てるかもしれない」

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