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あいつはスパイに違いない  作者: 千葉あーる
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龍破騎士団・入団試験 -開幕-

初投稿です。まったり書きます。

失踪しても許してね。

俺の名は龍破騎士団副団長レイダス・アボカードである。龍破騎士団とは我が母国、エキスタ国直属の騎士団である。龍破の名を冠するに至った経緯としては、数百年前にエキスタ国に現れた雷龍ガガ・ガギラスを撃ち倒したことから龍をも破る騎士団として語り継がれ現代に至ったのである。だがそんな些細なことはどうでもいいのだ。今日は龍破騎士団の入団試験の日だ。毎年行われる入団試験には約500人もの入団希望者が集う。まさにお祭り騒ぎである。俺は副団長としてこの入団試験をとり行う責任者という訳だ。ちなみに団長は最初の挨拶のみ行う予定である。彼はいつも忙しいのだ。今日はボッキュンボンの赤髪ツイン小悪魔を狩りに行くと言っていた。詳細はよく分からないが、悪魔と言う以上それなりの戦闘になるのだろう。頑張れ団長。負けるな団長。入団試験は俺に任せてくれ。さて、間もなく入団試験が始まる。



「我が名はレイダス・アボカード。龍破騎士団副団長である。これより龍破きちだん・・・・・・・・・・・えー、龍破騎士団入団試験を始める!」

「基地団だってよwwwww」「基地団員に俺はなる!wwwww」「さすが俺らの基地様だぜ!!!!!!!!www」

様々な罵声が飛び交う。騎士団を志願するのであればこれぐらいの元気が無くてはな。うむ。悔しくないぞ。そう思っていたら団長がゆっくりと動き出した。視線が団長に集まる。今、入団希望者の目の前で存在感を放つ。かっこいいぞ団長。一発かましてやれ。そして団長は凛々しい顔をしながら口を開いた。



「それはきちーな!」



・・・何を仰るんだこの団長は。今から決闘を申し込むぞこら。おい、決闘しろよ。そう思っていた矢先、辺りは笑いに包まれていた。これも団長の人柄がなせる技なのだろうか。なんとも言えない気持ちになったが、これで少しは場も温まっただろう。そろそろ進行しよう。

「えー、静粛に。静粛に。入団試験を始めるにあたって、団長から激励の言葉がある。心して聞くように。それでは団長、お願いします。」

「うむ。」

「我は龍破騎士団団長ユニオン・キュリー・コーンである。我が剣に集いし戦士たちよ、汝の力を存分に奮え。己が野望を果たせ。近い将来、諸君らと共に地を這い空を舞うことをとても楽しみに思う。さあ、戦の始まりだ!」

さすが団長。よく分からないが心に響くお言葉であった。

「我は忙しい身ゆえ、この後悪魔狩りへと向かう。諸君らの勇姿が見れぬことを非常に残念に思う。では武運を祈る。さらばだ。」

団長はボッキュンボンの赤髪ツイン小悪魔の狩りへ向かった。一体どんな強敵なのだろうか。見当もつかない。団長の挨拶が終わり、場の空気感が変わり始めた。



さあ、入団試験の始まりだ!

1000字くらいでも滅茶苦茶大変ですね。今後ともよろしくお願いいたします。

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