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佐々木さんの高校生活  作者: マーマレード
6/11

クラスメイト

「まったく...昨日は大変な目にあった。」


これが僕の起きてからの第一声であった。





「おはよーサキ!」


「ああ、おはようタク。」


僕は今日もタクと一緒に登校した。タクと通学途中にいろいろな話をした。僕の昨日の出来事やタクが入部した部活のことなど。タクはやはりテニス部に入部したらしい。そして2週間後の試合に補欠としてだが出場することが決まったらしい。


(タクはやっぱりすごいな。)


「しっかし、あのサキがまさか部活に入るとはな。しかも意味不明な部活に!」


「だから、あれは僕が我を失ってる間に決まったんだって!でも入ってしまったからには、ちゃんとやるべきかなと思っただけだよ。」


「真面目だな〜サキは。」


タクといろいろ話しているうちに学校に着いていた。ちなみに今日の日程は、クラスでの自己紹介の後に写真撮影をして、LHR(ロングホームルーム)をして放課後だ。しかし部活に入ってしまったので、当然放課後と言えど部活はある。


自分の教室である1-Cに入るとそこには、13人の生徒がいた。どうやら僕が一番最後のようだ。見知った顔を探すがタク以外、全員知らない人ばかりだ。僕は自分の席に腰を掛けた。


「よお!俺の名前は中村薫だぜ。これからよろしくな!」


「僕は佐々木清。こちらこそよろしくね。」


「俺さ、この学校に同じ出身校の人がいないから寂しいんだ。」


「大丈夫だよ。僕も同じ出身校の人は一人しかいないし。中村君ならすぐにクラスに馴染めるはずだよ。」


「そうかな。ありがとう!あと俺のことは、薫でいいよ。」


少し薫君と話して分かったことは、薫君がこの学校に来たのは、3年生にお兄さんがいるからというものだった。


(これから薫君と仲良くしたいな。)


と思っていると、担任の先生が教室に入ってきた。


「それでは、HRを始めようか。」




HRが終わり、1限目は自己紹介だった。出席番号順なので僕の順番は8番目だった。


「僕は佐々木清と言います。部活は伝統娯楽部に入ってます。これからよろしくお願いします。」


僕は手短かに自己紹介を終えた。僕の次は、薫君の自己紹介だった。


「俺の名前は中村薫です!部活は野球部です!これからよろしくね!」


というものだった。そして自己紹介は進み、最後はタクの自己紹介だった。


「俺の名前は柳拓斗。テニス部に入りました。まあよろしく。」


ひと通りの自己紹介が終わったあと、写真撮影があった。そして写真撮影の後は、LHRでクラスの委員会を決めた。僕は文化祭実行委員をすることになった。薫は体育委員で、タクは応援委員だった。


そしてLHRが終わり放課後となった。僕はしぶしぶ部室に行くことにした。


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