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暗黒にまみえる背徳の司祭 共通①
「神様おねがーい来年こそは彼氏いますよーに」
祈っても祈らなくても出来ないときはできないし。
今時、真面目に神様を信じてるヤツなんていないだろう迷わずそう思っていた。
そんな放課後、帰り道で、私は奇妙なものと出会う。
「そこのあなた。」
金髪の青年が声をかけて来たので私は振り替える。
「神を信じていますか?」
本当に外国人だろうか、と惑うほど日本語が上手い。
「神は、貴女を見ているんですよ」
彼は恐ろしいほど綺麗な顔で微笑む。
笑顔の奴は信用できないって前にお兄ちゃんがいっていた。
ヤバイ人だ!!逃げなくちゃ…。