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七唄の詩  作者: 聖魔光闇
6/7

うた

澄み渡る声 澄み渡る音色

楽譜の流れに身を任せ

心と胸とを突き抜ける


風をまとった軽快音で

疲れと悩みを吹き飛ばし

心も体も踊りだす


奏でる歌が声とは限らず

嗅覚かもしれない 視覚かもしれない 味覚かもしれない

体の全てで感じ取る


重たく響く重低音

耳の良し悪し関係なしに

心の臓に響くばかり


流れる音色は 小川の音色

心を優しく包み込む

ささやき一つで音色も変わる


その場にただただあるだけで

その場にただただ佇むだけで

何も変えずに 何も変わらず


心に染み込む奏が一つ

ピアノのソロか アカペラか

涙が頬を止まらない







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