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第7話:騎士の仕事と妻の監視能力
シリルは天才騎士としての能力を最大限に発揮し、アルベールのモテ磁場を狙って近づく攻略対象たちを次々と排除した。
ある日、クールな王子、ルーカス・アシュフォードが、アルベールに「騎士として側にいろ」と命じようとすると、シリルが前に出た。
「王子殿下。このアルベールは、私の専属護衛対象です。いかなる命令も、私を通していただきたい」
その冷たい視線と剣の圧力に、王子はたじろぐしかなかった。
夜、アルベールの部屋で。
「美咲、あんなに強引で大丈夫か?王子を敵に回したら…」 「問題ないわ。私はあなたの妻よ。そして、この世界の誰よりも強く、誰よりもあなたを愛している存在。彼らにあなたを渡すつもりはないわ」
美咲は、そう言って啓介の手を取り、優しく口付けた。啓介は、イケメンになった妻の愛の深さに、改めて感動し、同時に戸惑うのだった。




