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詩集 天の贈り物  作者: 仲仁へび
おまけ
6/7

07「断絶」

最後に絶望成分を持ってくる作者

神様視点。



「断絶」


 私は私に関する全ての思いであなたを拒絶します。


 私に関わらないでください。私はそれを望んでいません。

 私に近づかないでください。私はそれを望んでいません。


 私は私に関する全ての思いで貴方を拒絶しつづけます。


 この世界はどうしようもなく穢れてしまった、もはや関わりを保とうとは思えない程に。

 この世界はどうしようもなく血塗られてしまった、もはや関わりを保ちたいとは思えない程に。


 こんな薄汚れた世界にいったいどれほどの価値あるものが眠っているというのでしょう。

 誰か私に教えてください。

 それを証明できるというのなら。



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