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05「喜びのギフト」
「喜びのギフト」
踏み出すのが怖かった
道の先は暗闇で 何も見えなかったから
私は足を止めて 目を閉じることを選んだの
歩き続けるのが怖かった
道の先にあるものが 何か知りたくなかったから
何も分からないままなら 傷つかないと思ったの
けれど貴方が来てくれて 道の先を照らしてくれた
私の隣に来て 手を引いてくれると言った
もう私は怖くない
何故なら貴方が恐怖にも勝る感情を教えてくれたから
物語
ジークの説得で天使としての任務を放棄したシャノンは、人間として生きていくことを選択する。
ジークは負の感情に恐怖するシャノンに、それを上回る正の感情を送り続けることを約束した。
「悲しみや苦しみなんて感情がかすむくらいの喜びを俺がプレゼントしてやるよ」