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詩集 天の贈り物  作者: 仲仁へび
本編
4/7

04「DELETE]



「DELETE」


 最後に零した涙 それが凍り付いて 地に落ちて砕けた


 全てを0へ 枯れて 凍てついて 停止して

 目を閉じて 視界を塞いで そして忘れなさい


 誰かが私を呼ぶ声 今はもう聞こえない

 胸に満ちていた温もり 今はもう何もない


 最後に零した涙 それが凍り付いて 地に落ちて砕けた


 見えていた貴方が もう見えない

 繋いだ手の先の 温もりはもうない


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 物語

 フレイムの手から逃げきったシャノンはジークに使命の内容を打ち明けた。お互いの気持ちを確かめ合い、使命に縛られないこれからの事を話しあった。

 しかし、翌日シャノンは姿を消してしまう。

「最後だと思ったから心を伝えました」

「どうしてそれであきらめるんだよ!」

 ジークはいなくなったシャノンを急いで探しに走る。



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