前へ目次 次へ 4/25 海から見た空 静寂の水中 夜の海 恐怖だ 冷たい水が肌を包み闇中に潜む物を隠す 誰にも気がつかれない死 潜む物に食い千切られる可能性 死が満ちている だが死を受容ししかしいなした 水面から顔をだし見た光景は、星の海に浮かぶ私だ 空が海面にある 星々が海上に降りてきている 空と海の境界はない 星々に包まれる 地球の前の時間 始まりの火が灯る原始に帰ったよう 星の海を泳ぐ 人は月に辿り着いた 未来には本物のソラを泳げるだろうか 死を掻き分け進む 夜の海と同じだ