表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

本気でお粥ミッション

作者:理峰 つくし (おさみね つくし)
 歯の少ない糖尿病の親が倒れた。

 私のオカンは、自分より家族を大事にする人だ。
 そして我慢強く辛抱強い、自分のことは後回し。だからご飯もそこそこで、栄養とか自分には無頓着。そんな人だからなのか、いつの間にか糖尿病になっていた。
 その上、歯医者嫌いなオカンは、自分の歯のメンテナンスをしていなかった!なんか、咬み合わせが悪いのか?ぐらいに思っていたのに!
 思えば、歯の少ない、いや、奥歯の無いような状態で、良く物が咀嚼できたり飲み込めたなと、今にしてみれば、それは無理をしていたのかもしれない。
 だから、オカンがスープだけとか、食べやすい物だけとか食生活がおかしな状態になっていた事にも気が付かなかった。

 大きな固形物を避け、栄養を摂れる状態にする為に、お粥を作る事にした私。そのことを話したお医者様から大きなミッションを頂いてしまった。
「先生、糖尿病でお粥だと、お米の糖分吸収が強くなってしまいませんか?」
「そうだね。強くなるよ」
「じゃあ、ロカボ(糖質を少なくする処理)炊き?」
「貴女、いろいろ資格持っているんだから、今までの経験全て駆使して頑張りなさいな」

 その日から、咀嚼困難に対応して、減塩を考慮したお粥のロカボ炊きによる、免疫力、体力、栄養、薬膳(素材による身体への良い影響)美味しさ!を考えた料理が始まった!

 80歳のオカンにアレコレ聞いても、通院の疲れで頭が回らなくなっているので、なかなか食べている時の反応が掴めない。
 お粥を作る側、食べる側、好みがこんなに食欲に反映されるとは!

 そんなやり取りも、お互いの噛み合わない話の試行錯誤も、レシピと一緒に載せています。
 レシピは、少しずつ増やします。
プロローグ
オカン倒れる
2025/10/13 06:20
オカンとお粥
2025/10/13 07:00
お粥を作る訳
2025/10/13 07:40
お粥レシピ
基本型ロカボ粥
2025/10/13 08:00
カボチャ粥
2025/10/13 08:20
ミルクスープ粥
2025/11/06 13:53
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ