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6話 邪神……



親友のギリ視界に移るくらいに離れた俺



よく良く考えれば、ステータスを見せようと思わなければ見られないので、ここまで離れる必要なんてなかったかもしれない。


……過ぎたことは置いておこう


親友も虚空に目を向けているし、俺も早くステータス確認といきますかね



(ステータス)


_________



ステータス

名前 無し

種族 悪魔 レベル1

 HP   300/300

 MP   350/350


筋力 150

魔力 200

防御力 180

速力 160



スキル

暗視 闇属性強化

闇属性魔法 魔法耐性 聖属性弱化 光属性弱化


称号 転生者 邪神様 血盟の友

_________


言葉を失った



「……あー」

1つずつ、確認していくか……


まずは基本ステータス

どれくらい高いのか分からんが、普通に生きて行く分には不自由は無いだろう


1桁だったらめっちゃ動揺したと思うが。



というか

HPって無くなると死ぬんか……


確かにゲームだとゲームオーバーだけど、俺からすると現実だからな、ここ。


コンティニューは出来ません

死んだら終わりっす。

まぁ、俺は死んで転生してるんだけどな


……次もあるなんて都合のいいこと思ってないさ

それに、もう死にたくないしな

痛いから。いや、マジで

死ぬかと思った

死んでるけど


さて、防御力が高ければダメージを喰らわなくて済む、と

攻撃力と魔力ではダメージ計算は変わりそうだな〜

流石に同じダメージテーブルじゃあないと思うが


ま、ステータスが全てって訳じゃないだろ


大切なのは知識!技術!精神!

……それなりの(ステータス)があることが大前提だけどな!



まぁ、まとめるとこんな感じか


「ふむふむ……なるほど」

やはり、ステータスは重要らしい

レベルを上げればステータスも上がるか?

走り込みをしたら速力は上がるのだろうか……

でもそれ、時間効率が悪そうだな

手っ取り早く上げるなら、やっぱりレベルを上げるしか無いかー



現実から目を背けるのはやめにしよう

あぁ、大人しく受け入れようじゃないか


心の準備、疑問、ツッコミ……

全て問題なし


行くぞ……


何だよ『悪魔』『邪神様』って!

俺、さっきまで人だったよな?(魂でした)

「俺はいつ人間を辞めたんだーーーー!!!」



うん、確かに妙に身体が軽いとも思ったさ

でもそれはステータスがあるからだと思ったんだよ

まさかまさか、悪魔になるなんて思わないじゃないか


あぁ、あいつ確かに人型にするって言っていたけどさ

悪魔は違くね?

本当にやってるわ


悪魔……何の系列も持たない純粋な悪魔。真っ白ゆえに、固有の悪魔に進化できる可能性を秘めている。他人の悪意が好物


闇属性強化……闇属性の攻撃にプラス小補正。

闇属性魔法……闇属性に関する魔法を扱うことが出来る。

魔法耐性……魔法属性を持つ攻撃に対して受けるダメージ量を2割減少させる


邪神様……邪神と呼ばれ続けた者に与えられる称号。邪神へと至れる可能性がある……きっと。

血盟の友……血に関する種族と魔に属する者の友好の証。体内で血が作り出される速度が上昇する


なお、悪魔に血は流れない

「完全に称号の効果が死んでる……」


勿体ないが、それはいい。

肝心なのは……


「絶対、あいつに「邪神様」って煽られるじゃん」


あーあ、隠そっかな

でもなぁ……お互いに公開し合う流れになったらバレるしな……

隠蔽しようにも、そんなスキル持ってないしな……



……諦めるか



そうして、多少の笑いを割り切ることにした俺は、元凶(親友)の元へと、向かうのであった……





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