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12話 四面楚歌

お久しぶりです



周囲には涎を垂らし飢えている獣が6匹

先程よりも少し多いくらいだが、明確に違うのは頭らしき存在がいること


他の灰色の狼のような四足獣

しかし、より黒に近い配色の、だ

もしかしたら進化を経た個体なのかもしれない


他は私よりも弱いが、頭は私よりも強い可能性が大きい……


となれば、逃げることも視野に入れつつ取り巻きから倒していくしかないか



「『怪力』」

「ガァァ!!」「「「「「グルゥ!」」」」」


先程よりも数が多いせいで全ての魔物を視界に収められない

死角に注意を払わなければ…


右の爪を伸ばし、Aの顔に突き立てて掴み、Bにぶん投げる。左で低い位置のCを上から殴り、上からのDを右脚を上に伸ばして蹴る。Eの噛みつきを右腕で受け止め、右脚を振り下ろしてたたき落とす。暴れながら復帰してきたAを前に飛んで躱し、胴体を踏みつける。


ふと一息ついたところにボスの咆哮

頭がクラっとし、その隙にBとDに右腕、左脇腹を喰われる


正直阿呆みたいに痛いが、まだ怯んでいるAにトドメを刺す。ダラダラと血が流れるが、Cに向かって走り、その背後をつこうとしたBを反転して右肘を叩きつけて頭蓋を割る

残るはC、D、E、ボスの4匹

Cは死角にいるが、接近には気付ける


ボスも何故か咆哮以来、干渉してこないが、今にも飛びかかって来そうな雰囲気

取り巻きにはそこそこダメージを与えたが、ボスはノーダメ

かく言う私は右腕と脇腹に重傷を負ったが、これまた何故か血が止まっている

吸血鬼の再生能力によるものなのかは分からないが、貧血気味ではあるが、まだまだ戦える……


再度『怪力』をかけ直し、次の襲撃に備える


一瞬で距離を食い潰してくるボスの前爪を躱し、右手で切りつける。Cを後ろで蹴り上げて後続のDにぶつける

出端を挫いたDをCの尾を掴んで叩き付け、両者を始末する


残るはボスと傍観していたEのみ


魔物たちから浴びた血が一瞬、視界を塞ぐ

それを見逃さないように、ボスが唸るとEが私に背を向け、走り去って行った

反射で追撃しようとする私から

目を逸らさず、ボスは威嚇するように咆哮する


複数有利捨てさせられ、最終的にはタイマンへと落とし込まれた魔物たち

されど私は容赦しない


全ては経験値を手に入れ、進化するために

(弱点を無くすために)



今夜最後の戦いが、始まった

アガサ宝剣でプラチナ行けたんで舞い上がってました

反省してます。それと、投稿頻度を落とします。週一に。

理由は単純、やりたいこととやるべき事が増えてきたからです

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