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【本編完結】公爵令嬢は転生者で薔薇魔女ですが、普通に恋がしたいのです  作者: 卯崎瑛珠
最終章 薔薇魔女のキセキ

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番外編2 溺愛は、任務の後で 中



「あそこを超えたら、辺境領に入ります!」

 

 先頭で馬に鞭を入れながら、ヒューゴーが叫ぶ。

 道の脇に、大きめの木の看板が見えた。領の境を知らせるものだろう。

 

「分かったわ!」

 大声で返事をするレオナは、この速さについていくので必死だ。


 馬を補助する魔道具を付けて、回復魔法を施しながら走ること丸一日。驚異的な速さでここまで来た。

 マーカム王国内であれば整備された街道を走っていける。体力さえあればと思ったのだが、馬の制御に非常に気を遣う。精神的な疲労には、回復魔法は効果がない。



 ――思っていた以上に大変だわ。この子、頑張ってくれている。



 レオナの馬は、ローゼン公爵家で大切に手入れされている。主人の意図をよく汲み、心穏やかで優しい馬だ。



 ――無理させて、ごめんね。でも……



「ヒーイィィィン」

 返事をするかのように、(いなな)いた。

「……ありがと」


 眼前には、広大で青々とした草原が広がっている。今は風の季節。本当なら暑くなる手前の、前世なら『初夏』の頃だ。レオナは、絶好の観光シーズンなのに……と胸がきゅ、と締まる感覚になってしまった。

 街道と草原は木の柵で区切られている。ところどころポツンと立っている石の建物は、なんだろうか。――遠くに何頭か()()()()()馬がいる。


 やがてヒューゴーが、速度を落としていく。領内はいつ人とすれ違うか分からない。安全に考慮しなければならない。

 

 ギャロップと呼ばれる、いわゆる競走馬が全力で走るような(一般的に馬が走る、というとそんな感じだろうが、本当はそれを一日続けるなんてとても馬が持たない)速度で走ってきた。魔道具のおかげで、まだそれほど疲労は感じられないが、時々水と食事の休憩を取ったことを考えても、驚異的な速さで着いたと言えるだろう。

 

 今は並足より少し速い程度トロットなので、レオナはようやく周りの景色に目を向ける余裕ができた。

 

「馬を、飼っているのね」


 ひょっとするとあの石の建物は、飼葉(かいば)小屋か何かかもしれない。


「ええ。ダイモン領は馬と牛、イチゴ、麦、そして今は氷の産地です」


 ヒューゴーが横に並びながら、淡々と答える。

 マーカム王国北の寒冷地で育つ馬は、強いのだそうだ。そして麦。なんとなく北海道のイメージかしら、とレオナは思い浮かべる。


 

 ――ラベンダーがあったらいいのになー、なんてね。


 

「……」

 そんな呑気な考えを打ち消すように、嫌な予感がじわじわと襲ってきていた。

 眼前には灰色の、標高の高い山が見える。山頂は雲の上で見えない。その麓辺りが――ざわめいている気がする。

「あれが、かの有名な黒竜山です」

 

 北の森をわけ入り、さらに北へ北へと行くと、そびえ立つ山、黒竜山(こくりゅうざん)


「ヒューゴーも、ブラックドラゴンを倒したら、ユグドラシルの加護をもらえるわね」

「……俺は別にいいすよ」


 この大陸に済む四種類のドラゴンを全て攻略すると獲得するというユグドラシルの加護に、奈落戦争では助けられた。

 ジョエルとラザール、そしてルスラーンが現在その加護を持っている(ヒューゴーはブラック、リンジーはホワイトとブラックを攻略すれば得られる)。四竜のうち、ブラックドラゴンの棲む天然要塞が、ここダイモン領の黒竜山なのだ。


「あ! レオナ様まさか、ブラック倒したいとか思ってます?」

「思ってないわよ!」

「やめてくださいよ。公爵令嬢がドラゴンスレイヤーとか」

「倒しません!」


 レオナとヒューゴーが言い合っているうちに、町が見えてきた。


「……人の気配がないわ」

「住民たちは、辺境騎士団の砦へ避難しているそうです」

「そう。それなら安心ね」

「はい。さすがヴァジーム様です」


 十三年前の教訓。

 ヒューゴーの親友、マリーの両親、ジンライの両親……身近だけでも、これだけの犠牲。


「今度は絶対に、誰も」

「ええ。誰も死なせたくありません。――テオ! スイ!」

「「はいっ」」

「スタンピードは、魔獣の嵐だ」


 ヒューゴーの声が、硬い。


「絶対に吞まれるな。吞まれたら死ぬ」

「「!!」」

「いいか。誰かを助けようとか思うな。危なくなったら、とにかく逃げろ。誰であろうと見捨てろ。いいな!」

「「はい!」」


 経験者の言は、重い。


「ヒューゴー」

「レオナ様は、決して俺から離れないこと。いいすね」

「……わかったわ」

「とりあえず、北都を目指しましょう」

 

 北の森までは、まだ遠い。この速さなら一日かかるだろう。


「俺たちのこの速さは異常ですから、王国騎士団はまだ来ていないはずです。慎重に行きましょう」


 (はや)る気持ちを抑えて、全員頷いた。

 

 

 

 ※ ※ ※



 

 ――なにが、ユグドラシルの加護だ。神聖なドラゴンを倒すなどと、野蛮な!



 イゾラ聖教会は今、求心力を失っている。

 

「どれだけ寄付をしてきたと思っているのだ! 結局世界を救ったのは、ドラゴンスレイヤー達ではないか!」

 

 罵倒しながら、特権階級と呼ばれる高位貴族や豪商たちは、聖教会の傘下から瞬く間に去っていった。

 その代わりに、マーカム王国騎士団や、アザリーの闘神などに傾倒していっている。あまつさえ、ブルザーク帝国の『破邪効果魔道具』に投資し始めるものまで……神への冒涜だ!

 教会の暗部も、なぜかその実態を暴露され始め、影たちが次々と姿を消し――もう、()()()()も立ち行かなくなってなってきているとの報告だ。

 

 教皇が、病に倒れたことも大きい。

 

「聖教会でしょう? 治せないの? 信用できないわ」

「奈落戦争に少しも手を差し伸べなかったどころか、ユグドラシルの加護を否定しているって……」

「あの時確かに、イゾラ神が降臨されたんだぞ! 俺は、この目で見たんだ! 薔薇の奇跡を!」

「天罰を喰らうんじゃないか?」

 

 

 ――嘘にまみれたものばかり信用しおって。無知な愚民どもめ。



 腕に彫り、地に書いた魔法陣も、集めた供物も、清めたこの身も、全てが完璧な今。愚民どもを滅ぼす準備は、成った。



 ――イゾラよ。さあ、裁きの時を……



 両手を青空に高々と掲げて、()は恍惚とした微笑みで唱えた。


「世界よ! 今こそ、浄化の時を迎えよ!」


 

 ゴゴゴゴゴ……


 黒竜山が震える。地響きがダイモン領を駆け巡る。



 魔獣の群れが、静かに生まれ始めた。

 

 

 

 ※ ※ ※




「うわー、今すっごい嫌な予感しなかったー?」


 援軍の一番最後に陣取った、ジョエル、ラザール、そしてルスラーン。

 騎士団の二個大隊と魔術師団を率いての行軍は、思っている以上に時間を食っている。


「したな」

「……しました」

「ルス、こういう時こそー」

「冷静に、ですよね。分かってはいますが」


 北の空を睨むルスラーンの顔は、いつも以上に険しい。


「単独で走るのは、一応我慢しておけ」

「……それも、分かっています」


 いかにダークロードスレイヤーといえども、スタンピードの圧倒的な『数の暴力』には勝てないぞ、と父であるヴァジームからも散々言われていることだ。

 ジョエルもラザールも、叶うなら今すぐにこの漆黒の竜騎士を解き放ってやりたい。歯噛みしているのは、ルスラーンだけではないのだ。


 

 リンリンリン……

 リンリンリン……


 

「え? あ、僕のだー」


 フィリベルトから持たされた、緊急通信の魔道具が鳴っていた。

 馬上で、起動する。

 

「はいはーい? フィリ―?」

『ジョエル、レオナがダイモン領に到着した』

「へー。……あ? 今なんて?」

『レオナとヒューゴー、テオとスイが、ダイモン領に到着』

「はあああああ!? どういうこと!?」

『私も予想外だ。夜通し走ったそうだ……北の森手前で待機すると言っている』

「あーの、フィーリー?」

『言っておくが、止めたぞ?』

「はいはいそうですよね、ですよね! 知ってた! っルスを切り離す!」

『その方が良い。頼む』

「ありがとおー!!」


 ジョエルは逆ギレして通信を切った後、ルスラーンを振り返る。


「ルスー!」

「はい?」

「レオナが、もうダイモン着いたってー!」

「はい……は?」

「ヒューゴーも一緒ー」

「はあ!?」

「仕方ないから、先、行って。あーもう、終わらしちゃっていいからー」

「はああああああ!?」

「僕らゆっくり後始末に行くからー。最強夫婦で、また世界救っちゃってー」


 絶句した後、ルスラーンがポッと頬を染める。

 

「夫婦て、いやあのまだ」

「あああああクソ鬱陶しいっ! めんどくせえ! いい加減、とっとと結婚しろってまじでめんどくせえからー! はよいけーーーー!」

「くっくっく」

 ラザールが笑いながら、ルスラーンに回復と、バフ(強化魔法)を施す。

「うぐ……いってきます」


 ジョエルはそして、腹から声を出して怒鳴る。

 

「全軍っ! ダークロードスレイヤーが通る! 道を開けろっ! とっとと開けやがれ!」

 

 完全に八つ当たりだな、とラザールは笑いが止まらない。

 

 ずざざっと広がった花道を、疾風のごとくルスラーンは馬を駆っていく。凛々しく叫びながら。

()し通るっ!」

 まるで一直線に貫いていく黒い槍のようだな、とジョエルはそれを頼もしく見送る。


「ったく、レオナは公爵令嬢って自覚あんのかなあ」

「ないな」

「だよねえ」

「レオナ嬢は、リサ殿と話しているのを鑑みるに……」

「……だよねえ。ま、話してくれるのを待つだけだねー」

「そうだな」

「ま、さっさとやっつけて、さっさと帰ろうよー。お互い新婚家庭に全然帰られてないじゃーん!」

「はあ。まったくだ。いつなかったことにしろと言われるかと」

「げげげげ! 大変っ! ザール君の古傷があー、開くっ、開いちゃうーーー!」

「……黙れ殺すぞ」

「ちょっ、それ、まじなやつじゃんっ!」


 ラザールが無言で杖の先を光らせたので、さすがにジョエルは謝罪した。


「ごめんて! 大丈夫だって! ブリジットなら!」

「殺す」

「ごめんてーーーー!」

「ぶっ殺す」

「ザール君、性格変わっちゃってるーーーーー! あだっ! 痛い! 痛い痛い! 雷やめてっ、しびしびするっ」

「そのまま死ね」


 そんな団長と師団長のやり取りを見た周りの騎士たちは。


 ――この最強のドラゴンスレイヤーたちがいる限り、平和は担保されていることを確信したのであった。


 

 

 ※ ※ ※ 

 



「ふは、情けないのぅ、嫁の方が先についたか」


 北の森手前に陣を敷く、辺境騎士団。

 その陣の最奥で雷槍を片手に休憩していたヴァジーム・ダイモン辺境伯は、レオナ、ヒューゴー、テオ、スイを破顔して出迎えた。


「ジーマ様、ご無沙汰しており恐縮にございます……あの、まだ嫁では」

 レオナがカーテシー(乗馬服姿のためスカートはないが、形式的に)をすると、

「そうじゃったか。なっさけないのう、あのポンコツ息子め」

 お茶目にウインクを返される。

 

「いえ! わたくしの父のせいですわ!」

「ベルナルドごとき一蹴できずして、ローゼンの娘は手に入らんじゃろて」

「まあ! 手厳しくていらっしゃいますね」


 ヴァジームはそして笑顔を引っ込め、礼をする。


「ありがとう、レオナ嬢」

「! 何をおっしゃいます、ジーマ様! お顔を上げてくださいませ! 私の、その、多分? お義父様になられる方ですからっ」


 レオナが慌ててそう返すと、とても嬉しそうな顔をし、そして途端に意地悪な顔をする、雷槍の悪魔。

 

「がははは! もうめんどくさいから『おとうさま』でいいぞい! さ、状況を説明しよう」

「は、はいっ。……お父様」

「! こりゃー、力がみなぎるわい! おい小僧ども、気合い入れろ。十三年前とはわけが違うぞこれは」

「っ、どういうことでしょうか」

「ん?」

「ヒューゴーは――経験者ですの」

「……そうだったのか。これは恐らく、()()()()()()だ」


 全員の、息が止まった。


「自然発生のものは数十年に一度、魔素の溜まりやすいここに発生するものということは、研究でわかっておる。だからこそダイモンがこの土地を治めてきた。じゃが」

「……今回のものは、誰かが意図して起こした、と」

「そうじゃ。まあ前回も多少早かった。なんらかのきっかけがあったかもしれんが、自然の(ことわり)の中のことだ」


 レオナは、ジンライからトール湖で起こったことを細かく聞いてあった。

 十三年前のスタンピードは、ユリエの無属性とボニーの闇属性が混ざり合い、()()()()たる膨大な魔力に触発されたものではないか、というのが――同じく転生者であるカミーユと話して出した結論だ。

 

「なぜ、そう思われたのでしょうか」

「それは、うちのソゾンが実際に魔獣を何体か倒したんだが」


 ヴァジームの目線の先に立つ、腰まである長い髪を三つ編みにした騎士。


「あれはうちの騎士団でも手練れだ。じゃが、一体倒すのに精いっぱいだったと言う」

「そ、んなことはありえません」


 ヒューゴーが、驚愕で顔を青白くした。

 

「十三歳の俺でも、倒せるぐらいだったんです。数がものすごいというだけで」

「そうじゃ」


 ヴァジームが、珍しく冷や汗を垂らした。


「うちの実力一位が、苦戦する個体。それがとめどなく湧いておる――今は結界で抑えているが」

「……持たないかもしれませんね」

「そうじゃ。騎士団はあと何日かかるか」


 ヒューゴーは、苦虫を噛んだような顔で二人を振り返る。

 

「テオ、スイ、結界具は」

「持ってきました」

「はい、こちらに」

「よし。ヴァジーム様。こちらの二人の結界は、『伝説の隠密』仕込みです」

「それは心強い! 上書きしてもらえるか。案内させよう」

「「はい!」」

「私もまいりますわ」

「レオナ嬢……危険じゃぞ」

「お父様。どうぞレオナと。――私にはイゾラの加護がございましてよ」

「ぐはははは! とんだじゃじゃ馬じゃな。ダイモンにふさわしい!」

「ありがたく存じますわ!」


 

 ――そうしてレオナたちが施した結界で、何とか二日は稼げそうだとのヒューゴーの見立てだった。



 北の森を見回った後、全員で一か所に集まり、膝を突き合わせる。

 テオが持ってきた茶器でお茶を淹れてくれ、ほっと一息つけた。

 

「騎士団が着くのは……ギリギリ間に合うかどうかでしょうね。レオナ様、何考えてます?」

「うーん。いくら私でも、全部は倒しきれないから、こう、一か所に集められたらいいのにねって」


 テオが、珍しくお茶を吹いた。


「んごほっ! れ、レオナ様、まさか戦う気ですか!?」

「? そうよ?」

「はー。あきらめろテオ」

「すごいです」


 スイは、なぜか目をキラキラさせている。


「うーん。森全体を空間隔離してメテオ、だと木も焼いちゃうし」

「!?」

「絶対氷壁? だと魔獣が冬眠するだけになっちゃうかー。あ、タイタンブレイク? でも土地が壊れちゃうしなあ」

「……この人ひとりで、世界を終わらせられるっていうのも、マジな話ですね」


 ヒューゴーがあきらめの境地だ。


「僕、怖くなってきました」

「え? レオナ様すごい! かっこいいです!」


 テオとスイの反応が真逆で戸惑うレオナ。


「その空間隔離で、魔獣をこう、狭い通路に押し込めるのって無理なんすか? なら俺が迎え撃って倒しまくれば」


 ヒューゴーが案を出す。


「うーーーん。それにも発生源を確認して、こう、魔獣が好きそうな何かでおびき寄せないと、よね」


 うーん、うーん、と全員で悩んでいると。

 

「あっ!」


 テオが、叫んだ。


「レオナ様! 獣粉はどうですか!」

「「「!!!!」」」


 ブルザークの冒険者ギルドに流通している、魔獣を呼び寄せる粉。


「テオッ、でかした! それだあああああ!!」

 ヒューゴーが立ち上がって、テオの首を羽交い絞めにする。

「はいっ! いだだだ、痛いですヒュー兄さん! マジで絞まってる!」

 

「すぐにブルザークへ通信を」

 スイが、通信魔道具でカミロを呼び出す。カミロなら、ブルザーク皇帝直通の通信魔道具を持っている。

 皇帝勅命でサシャに獣粉の在庫を片っ端から送ってもらう。

「二日で、間に合うかっ」

「ここなら、間に合うわ! やってよかった、物流改革!!」


 ブルザークへの留学で培った、マーカム間との貿易街道は、塩胡椒貿易協定を経てさらに整備されているのだ。


 それから全員で再びヴァジームのもとを訪れ、ソゾンも交えて地形、発生源、戦力を踏まえての作戦会議が開かれた。



 ――その作戦が終わり、英気を養ってゆっくり休もうという頃。

 

 

「んあああああ、着いたああああああああ!」



 ルスラーンが、北の森に、到着した。

 


お読み頂き、ありがとうございました!

ヒーロー、間に合いました!

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