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僕が全く気にもしてなかった女の子を僕はある日、突然! 好きになってしまった!

作者: 七瀬




”僕が全く気にもしてなかった女の子を僕はある日、突然! 

好きになってしまった!“




僕が好きになった女の子は? 高校から一緒の女友達だ!

社会人になってからも今でも仲が良く、時間が会えば二人でも

平気で飲みに行く友達。

よく、”男女の間で親友は成立するのか?“

みたいな事を言われるのだけど、僕は彼女ならあると信じている!

高校の時も、直ぐに意気投合して仲良くなった。

男友達よりも早く彼女と僕は仲良くなったんだ!

当時もそうだし今でもそうなのだけど? 本当に気を遣わず何でも

唯一僕が話せる友達だよ。

ひょっとしたら? ”親兄弟よりも何でも話せるかもしれない!“




・・・でも? 二人で甲子園球場に野球の観戦に行った時。

凄く盛り上がって、たまたま僕と彼女が振り向く方向が違って、

お互いの唇が重なり合った。

彼女は全く気にしていなかったみたいだけど?

僕はその瞬間、”彼女を好きになってしまう!“

ずっとこの先も、”彼女は僕の親友なのだと想っていたのに。“

僕の心は違った方向に向かおうとしていたんだ。



『“・・・あ、あのさ、”』

『先のはお互いワザとじゃないし、気にしなくていいよ。』

『えぇ!?』

『“今の関係を私は壊したくないの!”』

『・・・・・・』

『裕樹はどうなの? 私とはずっと親友でいたいんでしょ!』

『・・・あぁ、ううん、』

『やめてよ! こんな事で私の事、好きになったりしないよね?』

『・・・あぁ、ううん、』

『“男って単細胞じゃん! こんな事でも直ぐに女なら好きになったり

するから面倒くさいのよ。”』

『“僕の事、嫌いなの?”』

『親友として好きよ! それ以外の感情はないわ!』

『・・・そ、そうなんだ、』

『”好きになるなら、裕樹以外の男性ひとを好きになるから!“』

『・・・・・・』

『何か言い返してきなさいよ!』

『・・・い、いや、別に、言う事ないけど、』

『私はね! 裕樹とはずっと仲良くしていきたいと想ってる!

誰よりもひょっとしたら? 親よりも大事に想ってるかもしれない、

だからこんな事で裕樹を失いたくないの!』

『“恋愛になったら? 別れるかもしれないし、この関係を壊したく

ないのは僕だって分かるけど、、、。”』

『裕樹の事、本気で失いたくないからこんな事を言うのよ。』

『・・・ううん、』

『“これからもずっと私の親友でいてよ!”』

『・・・ううん、』





・・・僕は、頭の中では分かってはいるけど?

僕の中に芽生えた、この感情を止める事が出来ないでいる!

あの時の彼女との”キス“は凄く温かくドキッとさせられるモノだったんだ。

今まで付き合った女の子より、ダントツで彼女が僕にはピタッとフィット

した感じがした。

”元々の相性がいいとは思ってはいたけど? 体の相性もいいのではないかと

今は思うようになった。“



でも? どんなに僕が頑張っても彼女とは付き合う事も好きになる事さえ、

出来ないと分かっていると悲しいくなる。

”親友から恋人に僕はなりたいのにな。“

それがどれほど難しい事なのか今はよく分かるよ。

ただ、”もう他の女性ひととは付き合えない!“

僕が好きなのは彼女だけだから。

それならせめて、”彼女には他に好きになる男や付き合うなんて事は

絶対にさせないように妨害するしかないよな。“

僕だけをいつか見てくれるように今は頑張るしかない!

この関係が壊れて、恋人同士になれたらなんて嬉しいことなのだろう。

ふと、そんな事まで考えてしまうんだ!



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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