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雷鳴のラストピース  作者: 雨車狸
序章 『雷鳴のファーストステップ』
8/88

序章EX 『インフォメーション』

〈序章の主要人物紹介〉


鳴神翔太郎(なるかみしょうたろう)

生年月日:2008年10月10日

年齢:16歳

身長:172cm

容姿:空色の短髪、瞳の色はオレンジ


本作の主人公。

雷の名門・鳴神家の四男。

才能無しの落ちこぼれとして生まれ、鳴神家では冷遇されて育つ。夜空の革命によって滅ぼされた鳴神家の最後の生き残りで、瀕死の状態を剣崎によって救われる。

それからは剣崎の元で雷の異能力を鍛え上げ、高校2年生から彼の推薦で零凰学園に転入する。






鳴神陽奈(なるかみひな)

生年月日:2009年11月11日

年齢:享年9歳

身長:133cm

容姿:茶髪で小柄な少女


翔太郎の妹。鳴神家の次女で末っ子。

僅か九歳で鳴神家の当主となった神童。翔太郎以外の家族とはかなり距離があり、良くも悪くも家庭では翔太郎に依存している。鳴神村災害にて翔太郎の目の前で死亡した筈だが、鳴神家で唯一遺体が発見されていない。






剣崎大吾(けんざきだいご)

生年月日:1973年8月31日

年齢:51歳

身長:189cm

容姿:長身で大柄な中年男性


翔太郎の命の恩人であり、異能力の師匠。

表向きは孤児院の『あじさい』の施設長だが、実は国家直属の異能力者として国内外の紛争解決などの危険な依頼を請け負う凄腕の使い手。

翔太郎を零凰学園に推薦する。






〈用語解説〉


①世界観

今作では異能力が人類の一つの技術として世界に受け入れられている。ただし、能力者自体は世界で見てもまだ数が少なく、人類の一割程度しか存在しない。

異能力者が異能力を無闇に使う事は法律で禁じたりと、治安実権は無能力者が握っている。零凰学園のように異能力者専用の教育機関もあれば、夜空の革命のように異能力を使ったテロリストなども存在する。




鳴神家(なるかみけ)

日本最古にして最強の雷の異能力者一族。

実力主義かつ好戦的な家系。

歴代当主は先代の決定で、現在の当主は陽奈。

政府との関係が深く、家族構成は電次郎(でんじろう)(父)、美智子(みちこ)(長女)、大輝(たいき)(長男)、和成(かずなり)(次男)、走馬(そうま)(三男)、翔太郎(四男)、陽奈(次女)。

兄弟の大半は選民思想に傾倒しており、落ちこぼれの翔太郎や末っ子で当主に選ばれた陽奈に対する態度は非常に険悪である。一方で、翔太郎と陽奈は家庭内で孤立した立場にあり、互いに依存するような形で強い絆を築いていた。




③夜空の革命

国際異能テロ組織。

メンバー全員がS級異能犯罪者で構成されている。

日本の裏社会の皇帝『エニグマ』という男を殺害して一気に台頭し、日本政府から危険視されている。黒背景に七つの白い星の旗がシンボルマーク。

目的は不明。主な活動内容は殺人・破壊工作。

日本のみならず、海外でもテロ活動を行っている。

2018年12月22日に陽奈を狙って鳴神村災害を引き起こした組織で、翔太郎の最大の宿敵。




④孤児院『あじさい』

災害孤児となった翔太郎が引き取られた施設。

翔太郎と同じ様に災害孤児や、家庭環境に問題があって預けられた子供たちが所属している。能力者の子供もそこそこいるが、大半は無能力者。

翔太郎や剣崎のような人物たちがまとめている為、子供たちの仲は極めて良好。




⑤雷鳴のファーストステップ

序章のタイトル。

「雷鳴」は幼い頃にテロ災害を生き延びた鳴神翔太郎を象徴し、彼の運命を大きく揺るがした出来事を示している。一方、「ファーストステップ(最初の一歩)」は彼が過去を引き摺りつつも、新たな未来へと踏み出す決意を意味する。

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