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58 続続アヤメ異世界転移

そのままカラカラと馬車に揺られ、大きいお城の宮殿が見える。

私の世界で言う、駅前近くに立つ如何わしい施設とは、まるでクオリティが違う。


「あそこが、私の暮らしているマゴット城です」


マゴット様、私の貧相な想像をお許し下さい。

「駅近くに立つ、ラブホテルの建物より、凄いですねぇ~!」 と言おうとした、このとても想像が卑しい脳みそを。


「わ~ぁ、凄いですね~?」


マゴット令嬢は、顎を触り訝しんだ後、そのまま城内に進む。


城の者達だろうか、執事風の男性達、メイド風の女性たち、騎士っぽい人たちが一同に整列する。


「「「お帰りなさいませ、お嬢様!!」」」


ドレス姿のマゴット様が、タテロールを振りまいて優雅に馬車を降りる。

その際に手を引かれたので、そのまま降りる事にした。


「皆の者よく聞きなさい。ここへ来る間に、襲撃を受けました。ですがこの方、アヤメ嬢により危機を救われました。ここでしばらくの間、大切な客人として迎え入れます。 徹底周知を心掛けなさい」


「「承知致しました」」


皆様が、礼を取っている。


「兵士長、後で、後続が来ます。その処理をよろしくお願いします」


「はっ」 と、言葉と共に、馬車は中庭に向かっていった。


私は、城内で馬車を降りた。

一度、マゴット様と別れ、付き添いのメイドさんの導きに従い、部屋に入る。

もう夕食の準備が出来ているそうだ。部屋で着替えたら、案内との事だった。


部屋に入ると3名ほどのメイドさんが 「失礼します」 と入ってくる。


あれよあれよと、着替えさせられ、夕食会場に向かう。

現代で言うゴシック乗馬スーツの様な、品のあるスーツの服装だ。


メイドさん達に導かれるまま夕食の部屋に入ると、チキンと思われるロースト、ポークと思われるローストが中央の机に鎮座している。

お肉から香ばしく焼けたニンニクの香りがする。ローズマリーの香草の匂いもだ。


これは、お肉の味を堪能できそうです。と思っていた、私。

ロースト達の上には、見覚えのある白く黄色い物体。

マヨネーズが、たっぷりとかけ散らされていた。


あまりの現実の恐怖に、周りの料理を見る。

全ての料理に、大量にマヨネーズがかかっていた。

正気の沙汰じゃない。 料理への冒涜だ。


異世界の文化に、人は慣れない。

特に食文化。これはどうにもならない。私はそう思う。

私には、異世界ショック過ぎて食事の記憶があまりない。


――


私は、食事を終えたのだろう。足は部屋に向かっていた。

部屋に入るとメイドさん数名に群がられ、着替えさせられ 「浄化」 魔法を連打された。


お風呂が無い世界ですか~。 何かスッキリしませんね~。

でも、その浄化の魔法覚えたいです。明日、聞いてみましょうか。


そのまま天板が付いた豪華なベットに入り寝る支度をしていると、異常な敵意と殺意の気配が庭の外に2名程沸いた。


お嬢様~、命狙われすぎじゃないですか? 本当に何したんですか?

理由を聞きたいけど、聞きたくないです~! 聞いたら、絶対巻き込まれます!

私、今週中に戻らないといけないんですよ!


部屋の豪華な扉を開け、御用聞きで座っていたメイドさんにお嬢様のお部屋を聞く。


メイドさんが私に驚き、立つところで肩に手を当て耳元で囁く。


「お嬢様のお部屋まで、急いで静かに案内してください。 案内したら、即ここまで急いで戻ってください。いいですか? 急いでます、聞き返し疑問は無しで~」


メイドさんは聞き分けが良く、頷き案内してくれた。


夜だと言うのに、魔石のランプが煌びやかに廊下を照らしている。

案内された部屋を開けると、白いネグリジェのストレートな金髪のマゴット様が、透き通る薄い天幕が付いた大きいベッドに座っていた。


そのままマゴット様に近づいていくと、マゴット様が私に気づき、小さくガッツポーズを決めていた。


「ああああああ~、うれしいです。想像した事が現実になるなんて。しかもこんなにすぐに・・・。異世界の方は、熱烈です。 たまりませんわ~!」


これが、デフォな次元でしょうか??

自由恋愛と聞こえがいいですが、女性同士の非生産的な世界ですか?


これはいけないです。

伊織? この世界から戻ってきますよね?? 私の所に?


とは言え! 時間がありません~。


マゴット様の胸倉をつかみ、引き寄せる。


「あああああああああああ~!!」


と、うるさいので、腕の中に押し込めシーッと口に手を当てる。


マゴット様は、大人しくなった。

ですが、腕の中から聞こえてくる心音がドッドッドッと、爆音で聞こえてきます。


でも、物分かりが良くて助かります。

そのまま部屋の隅に移動して、私の中の隠蔽のスキルに手を伸ばす。


一刻もしないうちに部屋の窓から、静かに曲者が入ってくる。


良いスキルですね。


黒い装束の者は、そのままマゴット様の天幕に入り、ザクッと凶刃を突き立てた。


同時にマゴット様を隅に押しやり、曲者の背中から肺に紫剣を突き立てる。


サクッ、サクッと。

紫剣は、抵抗を感じる事も無く、スッと入っていく。


これで、静かになりますね。


もう一名は、外ですか。

連絡役か、内通者ですね~。

気配を覚えましたし、その者が城内に紛れるか、逃げるか様子を見ますか。

一度、泳がせましょう。

これでこの曲者が戻ってこなかったら。自分から動くと思いますし。


そして、曲者が沈み。マゴット様のベッドが赤い血だまりで汚れる。


ああああ! ご令嬢のベッドが血まみれに!


「マゴット様、すみません。お部屋を汚してしまいましたぁ~! そして、少し様子を見ましょうか。今日は、私の寝室で寝ましょう。追加の刺客が来ないとも限りません。これを手引きした、内通者がいますよ。一度、このまま明日を迎えましょう。 明日朝一番に悲鳴が聞こえてから始まると思います」


と、部屋の隅に置いたマゴット様の方を見る。


「あっ・・・、あぁああああ。 あ、アアアッツ・・・」


と、両手に胸に手を当て、足をギュッ内股にして座り込んでいる。


ですよねぇ。理解が追いつかないですね。

理解か追いついてないポーズですよね? 頼みますよ。

伊織は一人で十分です。


取り合えず、部屋に向かいましょう。

まずは、無事に明日を迎えましょう。


――


一緒にマゴット様と私の部屋の前に戻ると、先ほどのメイドさんが両手を胸に当て壁の方を向いていた。


「マゴット様、ごゆっくり・・・、いえ、激しくどうぞ~? あっ、違いますね。こういう時は・・・」


誤解となるのもいやですし。ここでの説明も野暮ですね。メイドさんも、部屋に連行しましょう。

私の近くに居ないと、スキル持ちの暗殺者が来た時に対応が遅れてしまいます。


そのまま、メイドさんの手も引く。


「やったああああああああ~! お手付きですぅううう!! マゴット様とも一緒にですかぁあああ! 超勝組ですぅうう!! 」


うるさいです。

早く、地球に帰ろう。だめだ、この世界は。

全員が伊織でしょうか。終わってます。


部屋に入り、手を引いていた二人を大きいベッドに放り込む。

私も本日の結果と説明のため、ベッドに乗り込む。


そして、いそいそと服を脱ごうとする、マゴット様とメイドさん。

あのですね、メイドさんはともかく、マゴット様? 命狙われてませんでした?

何処にその余裕が? 血だまり見ましたよね? どういうことですか?


脱ごうとする二人の手首をつかみ、懇切丁寧に説明する。


「全身の骨を折られて静かになるか いますぐ ここで おとなしく ねて ください」


あれ~? 説明が雑になってしまいました。

意外と私、短気だったのですね。


そのまま、私は布団に入り寝る。


私にこれ以上、何かしたら骨を折る。太い骨を折る。

プチプチの梱包材の様に、ポキポキのストレス解消用になってもらいます。

後のゴタゴタは、マゴット様がメイドさんに説明するでしょう。


おやすみなさい。


ーー



目を覚ますと、横に目がガン開きのマゴット様と目が合った。

後、距離が近い。

骨折りますよ。体に教えないといけませんか~?


反対方向に体の向きを変える。

そして黒髪ショートのメイドさんと目が合う。

お口でチュッチュッチュとジェスチャーを送ってくる。


ダメですね、これは。 伊織が増殖している気がします。

内通者の兵士長の断罪して、この城から逃げましょうか。


と、その時。遠くから叫び声が上がる。


「「「きゃあああああああああ」」」


来ましたか。

ご令嬢の部屋で、血だまりが出来てますから。このように叫ぶでしょう。


「マゴット様、もうめんどくさいので言います。後は、マゴット様が処理してください。暗殺の内通者は、兵士長です。 『まさか、そんな信頼のおける兵士長が!』 とか、でもいいです。好きにしてください~。 では、後はよろしくお願いします~。今日は、冒険者ギルドで、昨日の黒髪のミスリル女性の手配書の確認と冒険者登録をしてきます。では~」


即、ベットから起き上がり。部屋の窓から脱出する。

スタッと外の庭園に着地し、一瞬でこの宮殿の門を乗り越える。


――


欲の城から脱出した。

マゴット様からの追っ手は、無いようだ。


いいですね。

そんな暇、無いはずです。そうですよね。だって、マゴット様、命を狙われているんですよ。


まだ、朝食を食べていない。

朝からマヨネーズの食事は、こりごりだ。

何か、食べる物が無いだろうか。


う~ん、異世界来訪者の事を知ってましたし~。このマヨネーズも来訪者が、届けたのでしょう。

でも、全然だめです。再現出来てません。

だって、日本のマヨネーズには叡智の白い粉が入っているはずなのに。

異世界のマヨネーズがおいしいわけが無いです~。マヨネーズ信者様、震えて眠れ~。


銅像近くの中心街に出る。

まだ朝早いが、近くの屋台から煙が立ち上っている。


その匂いに引かれて私は歩き、屋台を見回る。


「アースドラゴンの照り焼き串焼きだよ~」


照り焼きですか! いいですね~。マヨ抜きでお願いします~。


と、屋台のお姉さんの所に行くと、木造りの屋台の後ろに人相書きが張ってあった。


一枚が伊織の人相書き、そして、一枚が私だ!?


『この方に、失礼があったら処す。持て成したら、褒美を取らせる。 マゴット』 と書いてある。


読めるのも驚きですが、似顔絵がそっくり。

マゴット様。いつのまに、写生を!?


「あ~、全部どうぞ~!! この素敵な人相書きにサインをお願い! ハシモットー肉屋店を宜しくお願い致します!」


焼き立てを全部、貰った。 後、サインもした。


肉をかじりながら、久しぶりに認知スキルの力を探りオンにする。

ちょっと静かに考えよう。 この世界は、ヤバイかもしれない。


マゴット様。性格が受け身と思いきや、やり手ですね。


あ、そういえばお金。持ってませんでした。

魔石交換いけますかね~。取り合えず、冒険者ギルドに向かいましょうか。

伊織の情報と、この世界のダンジョンが気になります。


静かに噴水近くで食事を終え、通りの喧騒を抜け 『冒険者ギルド』 と木製の看板を確認し入る。


認知のスキルを切る。

そして、冒険者ギルドに期待してしまう。


『こんな小娘が~、冒険者にだとぉ~!』 来ますかね、先輩冒険者の可愛がり~。

それとも、受付嬢様に 『遊びではありません』 とか、言われますかねぇ~?


私は、マユミさんに 『遊びでは無い』 と、言われました~。

激しい怒りと共に一歩目を踏み出し、探索者の道を歩いた日を今でも覚えています。

ワクワクしてきます。 ドキドキしてきます。

さぁ~、どんな異世界が体験できるのでしょうか!


冒険者ギルドに入ると、数名の視線が突き刺さる。

久々に品定めの視線だ。思わず、ゾクゾクしてしまう。

もうこの視線を何年も味わってない。そして、これを実力で分からせるのが楽しみの一つなのだ。

私の顔に喜びが出てないだろうか。


目の前のすぐ奥にカウンターが見える。

朝早いのか、張り出しの依頼と見える所に、まばらに冒険者が居て、後ろを通る私を見ている。

意外に冒険者の歳が若い。

熟練者によるトラブルは、残念ながらなさそうだ。


そのまま視線を通り過ぎ、受付のカウンターに行くと、私の手配書を持った受付嬢さんと目があった。


それ、私です。とっても可愛いですよね~!

いやいや、私の手配書配りすぎじゃないですか?

マゴット様? 私悪い事してないですよね?


「あの、ギルドマスターを呼んできます。二階へどうぞ」


何を話すまでも無く、いきなり二階へ案内された。


マゴット様、仕事が早いです、早すぎです~。

私の星で言う所の、冒険者ダンジョン管理課の新人イベントがスキップされました~!

異世界の楽しみ方とは~!?


応接室に案内され、木の椅子に座ると同時に、皮の軽装をした、銀色の長い髪の大柄の女性が入ってきた。


「あー、あんたがアヤメか! マゴット様の使いから聞いたよ。アースドラゴンを一撃で切り落としたって? 凄いじゃないか。 それで、もう一つの手配書の黒髪の情報を集めてくれと言う事でよかったな?」


「おお、そうです。そうです~」


伊織の無事で、伊織は無事な事をしているのか。

一週間で帰ることを約束させないと。

この世界でハーレム無双をしていたら刺して連れて帰ろうかと思っています。


ギルドマスターは、椅子に座り。腕を組んで何かを考えている。


「昨日、帰らずの迷宮50Fまで到達した猛者が流星の様に現れてな! ただ者じゃない。 強すぎる。 彼女はサイリス様の像に抱き着いていた、変質者じゃなかったんだな。 雰囲気が歴戦の戦士の雰囲気と、整った品性のある顔立ち、黒髪黒目、なにより全身ミスリル装備だ。ここでは注目の的だったよ」


おや、もう一日目にして伊織の断罪ですか?

世界に迷惑かけてたら、刺します。


「金が無いと言うので、いきなり単独でダンジョンに潜り50Fに到達だ。 1日で日帰りだぞ!? 信じられない。 その証拠に上質な魔石とドロップアイテムの嵐だ。 VIP待遇だよ。そして、エルフについて詳しく聞かれたが、サイリス様の種族は、世界の最果てにいるし、人の足では行けないと言ったら、大人しくなってくれたんだ」


そして、私を舐めるようにギルドマスターは、見つめてくる。


「お嬢さんは・・・、強そうだな。 『黒曜の放浪者』 にあってみるかい? その、彼女はパーティを組みたいと言っている。仲間の条件が紫の髪で胸は大きめで、可愛いか美人である事なんだ。 いやな予感しかしない、性的消費物で考える者の思考だ。強い冒険者は、こういう所があるから困るよな。だが、あんたなら大丈夫そうだ。 私の感覚があんたの方が強いと言っている」


伊織の二つ名が、カッコいいんですが。

そういえば、地球でも人気ありますもんね~。

黙っていると、寡黙なクールな清廉美女ですもんね。

普段、口数少なく人を観察してて、仲良くなると本性を出すんですよね。

友好を多く持たないタイプなんですよ~。


「会います~。それと、ダンジョンに入りたいんですが、冒険者登録っているんですか?」


「ああ、もう登録終わっている。 マゴット様のコネでAランクからだ。 ダンジョンも顔パスで入れると思う。 次きたら登録カード渡す。そしたら、『黒曜』 の部屋へ行こう」


どの世界でも、権力最高ですね~! 進みが早いです!


席を立ち、部屋を出て少し廊下を歩くと、宿泊施設みたいな場所についた。

冒険者たちの宿舎だろうか?

ギルドマスターが、奥の一番大きい扉を叩く。


「ギルドマスターのロアンだ。 失礼する」


少しここで待ってくれとジェスチャー後、ロアンさんは中に入っていった。


もちろん私は、聞き耳を立てる。


「望みのパーティメンバーが見つかった。 向こうも 『黒曜』 に会いたいそうだ。いいだろうか」


「エルフが居ないと言うのであれば、仕方が無いな。さて、新人教育と行こうか。紫髪の胸の大きい美人か。大変な新人教育になるな」


私は、それを聞いてギギッと扉を開け、部屋に入っていく。


そして、ドアからの来訪者の方を見てくる伊織と目が合う。


「いや、だからって、本人を連れてくること無いだろう? 凄いな? ギルドマスター? この世界で受けた、どの驚きよりもこれが一番驚いた。 そして、アヤメ、まだこの世界で何もしていない。 エルフは、遠い。一週間で帰ってこれない。何より 『1週間で戻れ! 死ぬぞ!』 と私のスキルが語り掛けてくるからな。 そして、腹いせに元を取ろうとして、アヤメに似た女の子が居ないかな? とか、思ってない。ほんとだ」


はい、正直によくできました。

伊織は、何かスキルに目覚めたみたいですね。


「!! 知り合いだったのか。 両方うちの冒険者ギルドに登録してくれるとは!! ワハハハハー! アースドラゴンを一撃で倒す冒険者と、『黒曜の放浪者』 様方、ダンジョン攻略を引き続きお願いします~! 施設を好きに使ってください。分からない事があったら、職員に聞いてな!」


ごゆっくり~


と、そのまま、ギルドマスターのロアンさんは、去って行った。


伊織の宿泊場所だ、大きいベッドに、中は広い。

大きい机に武器防具のメンテナンス器具が、そろっている。


「伊織、一週間で戻る気があったんですね~」


「最初は、エルフを探そうとしていたが、ちょっと遠い。一度帰ってきちんと準備してからだな」


計画性の塊ですね。


「アヤメの方は、異世界どんな感じなんだ?」


あ、私の方がヤバイですね?


いきなりトカゲに襲われていたご令嬢の馬車を助け、野伏せり達を刺し転がし、暗殺者を血の海に沈め、兵士長を断罪してきました。


あれ? 1泊2日でやる事ですかね~?


「アヤメ、運命値高すぎないか?いや、一日でそうはならなくないか? やらかしすぎだろう」


そうですよね。伊織が、まともに見えてきます。

伊織の一日が普通過ぎて、私とつり合いが取れてません。


いや、伊織ダンジョン行って来たんですよね。いいなぁ~、私も行きたい。



日曜の更新は、どうなることか。

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