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27 アヤメ病院へ



記者者会見が嵐の様に終わりました。


ネコさん、伊織、小雨様、マユミさん、私で、送迎高級車に乗りポムさんの病院へ向かっています。


先ほど、ステータスカードと言う名ばかりのダイレクトメッセージを確認しました。


【システム神が忙しくて居なくなったから、これで、ダイレクトメッセージを送り放題です。でもアヤメちゃんに嫌われたらいやなので、節度を保ちます。でも、あの試練。ほーーーーーんと凄かった。濡れ・・・】


ステータスカードを閉じます。大丈夫です。 いえ、全然大丈夫じゃないですね。


本日の正気度のライフは、まだ半分ぐらいしか削られていません。


立場を利用した私利私欲。何をもって私利私欲なのか。分からなくなってきました。



―――



ポムさんを治しに、私達ご一行で送迎の車に乗り込み移動しております。


私、伊織、マユミさん、小雨様、ネコさんです。


黒塗りのシートに向かい合う形です。


小雨様も行かれるんですか~、そうですか~。


景色が流れる外を眺めながら伊織が、ネコさんに聞きます。


「ポムは、大丈夫なのか? 本当に目を覚ますのか」


「大丈夫にゃー、装備の機能を使ったので、自分の回復ができて無いにゃ。霊薬を使えば、数秒のうちに起き上がるにゃ」


ショウタさんのお薬ですもんねぇ~。何が起きても不思議じゃありません。


ネコさんからもらった4本の霊薬、どんなもんでしょうか。


「小雨様~、もちろん小雨カンパニーに霊薬2本お任せ致しますが、これどうするんです? 売るんですかぁ?」


私は、1本貰います~。 伊織と1本づつ、なんだかんだ伊織も貰う。

後、2本卸す。いいですかね。


この霊薬、大体お値段いくらぐらいするのですかねぇ。


「ハハハ! そうだな。若返りの霊薬。アヤメ達なら、幾らで買う?」


「お金あるだけ出して買いますぅ~!」 「お金で済むなら、全財産で買うな」


マユミさんの言葉に続き、小雨様が、達観した目でこちらに話しかける。


「だろうな。これな、エリクサーとかの話だが。太古の昔、人類の霊薬が何個か出来た例があるんだ。所謂、賢者の石、とか蓬莱の薬とか、位相への門を開く鍵、神銅の錬成とかな。今はその製法失われているよな。どうしてだと思う? 聞きたいか?」


あっ、いやな予感します。


「あっ、大丈夫ですぅ」


「えっ、ここは、聞く所だろう? 我に、黒幕の神っぽく話させてくれんのか・・・」


「聞きたいにゃー」


ちょっとネコさんやめましょうよ。もう、今日。私正気度残ってないんですよぉ


「その太古の昔、製法や物をめぐってハルマゲドン(終焉戦争)が起きた、その度、文明滅亡だ。神もガンガン介入してきた。許す派と許さない派で争ったんだ。今で言う世界滅亡シナリオだな。今の世界は、何度目の復興でしょうか」


「やっぱり、どこの星も起こることが、一緒なのにゃー。 吾輩の星は、ハルマゲドンを繰り返して、その製法や神クラスアイテムは、どこか深くのダンジョンや異界世界に奥深くにしまうのが主流にゃー」


「そうか、なるほどな。まぁ、でも危険だからな。つまり、我は処分したことにして売るんだが。人なら、この若返りの薬。『全て』 と交換してくれるだろうよ」


・・・なんか、その話、物語で聞いたことがありますぅ。

悪い魔女が、霊薬を使わせた後に対価を要求する話じゃないですかぁ?

物騒な話ですねぇ~。


そんなこんなで、お車が病院につきましたぁ


なんと、病院の車付けロータリーの所に、剣神様と、韋駄天様がいらっしゃっておりました。


普通に神様達が待機してるんですが、普通過ぎてビビりますねぇ。

2柱は、武士とお祭りのお姉さんと言ういで立ちです。


私、韋駄天様となんか相性がいいんですよねぇ~、凄い気が合うんです!


送迎者から降りたところ、小雨様が不機嫌に2柱にお話し致します。


「なんだ・・・?呼んだ覚えは、無いぞ・・?」


「アヤメっちぃいいいい! お久しぶり!!!元気してたかぇ? いやー!凄い加速の動画でありんすねぇ!!!!! 再開のハグだぁあああああ!!!」


「マユミ、来週の剣舞踏会の談話があります。打ち合わせます。こちらへ来なさい・・」


小雨様の、緑の風呂敷陣羽織が激しく動き、2柱のみぞおちを殴打する。

小雨様、ご機嫌が悪いのでしょうかぁ。


「もう一度聞くぞ。なぜここに居る」


「ぐぇっ、決まってるでしょうが。 メンテナンス神に、小雨の命を連れて来てくれと言われたからでありんすぅううう!!そのまま、位相世界から戻ってこなくて、良いですからねぇええ!」


「グッ、そうですね。拙者も、小雨の命を連行して来るのを期待していると、そう聞いております。魂管理の3柱、音沙汰が出るまで謹慎ミンチですから」


「そうか・・・。まぁ、でもお前たちもどう思った・・?あの超お高く留まっていた、あれら魂管理3柱の凋落」


「最高ぅううううう!!!!祭りじゃ!!!祭り!!今世紀最大の『後の祭り』 じゃあああ!! あいつら、ほぼ何もしてなかったでありすんすぅうう! んで、あの地位ってのが、意味わからなかったですからねぇええ!!」


「不謹慎ながら、笑いましたね。笑いました。不労所得にも、限度があるでしょうに」


「うむうむ。承知した。本当は神無月まで、位相世界に行く義理が無いが、メンテナンス神の疲れた顔でも見に行こうか。謹慎中のあいつらの顔見ても面白そうだな。長い、長い神の時を過ごす中でこんな祭り事まずないぞ。愉悦。感じるとしようか。」


「「承知ぃ」」


あれ、意外に仲いいですねぇ!?

ウキウキしている、3柱がこちらを向き、言葉を紡ぐ。


「アヤメっち、頑張るでありんすよぉ! いつでも巫女になりに来ていいですからねぇ!!」


「マユミ。来週の剣舞踏会の打ち合わせは、しますからね。 共通のダンジョン管理部の仕事ですからね」


「少し、出向いてくる。 マユミ後は、頼むぞ。」


3柱は手を降りながら、韋駄天様の縮地で走り消え、島根へと向かった。


「なんなんだ・・・」


「凄い、空気だったにゃー。こんな、気の合う神様って見た事ないにゃー」


「あぁ剣神様・・・・・・私は・・・」


あれ何でしょう~? 何この空気。

ここで小雨様行かれるんですねぇ。

ポムさんの回復を見るかと思ってましたが~。マユミさんとネコさんの信用凄いですねぇ~。


病院の受付は、マユミさんの顔パスで、階段を上り特別治療室へ入る。

白いベットにポムさんは、横たわったままだ。


「あー、ポムさんの治療法が良く無いにゃー。 水と空気と土が必要にゃ。まぁ、霊薬1本でどうにでもなるんにゃが。 本当になんでもありにゃね。この霊薬の製法巡り、世界戦争が起こるわけにゃ」


「つまり、飲ませる必要があるんだな? あるな? そうだ、私が飲ませよう、嚥下させる必要があるからな。 口移しになるが、まぁ、しょうがない事だ。 後、心拍数も図る必要があるような。 取り合えず、脱がせよう」


「あ、そういうの大丈夫にゃ。」


ネコさんが、シュポンと栓を抜き霊薬をバシャバシャとかける。


伊織の不満顔、わかります。なんか、雑じゃないですかぁ!???


光が病院内を満たし、そして輝く。

あー眩しい、眩しい。 ものすごい眩しいです~!


「この周辺に住んでる人、全員色々、完治したはずにゃ」


なるほど、雑に凄いですね。

これを巡って世界滅亡シナリオが起こるわけです。



霊薬の効果が出たのか。寝ていたポムさんが、急に手を自身の顔の辺りで交差させる。


「あぁっ!お願いします。コロさないで・・・! ご主人様、〇さないで・・・!あぁっ・・! なんでもします! なんでもしますからぁ!!」


ポムさんが、布団をバサッとさせて、跳ね起きる。


「ハァ、ハァ、今のは、古い記憶の夢・・。良かったぁ・・。でも、一生私は、あの瞬間を苛む(トラウマが、心を責める)のでしょうか」


それ、分りますよぉ~!

安らぎの時にこそ、窮地の時の記憶がフラッシュバックするんですよねぇ。

神様、人間の脳システムなんとかなりませんかぁ~?

脳の切除とお薬以外で、対処法お願いしますぅ~。


「ポムさん、おはようにゃ。 見事な初仕事だったにゃ。 これで、結果は、全員生還にゃ」


「ポムさん!!よかった!!」


そして、ポムさんのベットにダイブしようとする、伊織の襟首を、ガシッと掴む。


「ぐぇっ・・・。ポム、よかった。そして、ありがとう」


「ハハハ!霊薬ってものは、凄いな、この病院の末期の患者から全て治したみたいじゃないか。あの瞬間から、国関係のダンジョン管理からのクレームメールがバンバン入ってきている。 死の神様、いわゆる死神様からだな。 マジ、怒ってるみたいだ。命運によりお迎えに来たのに、逃げられた。とな。メール通知が鳴りやまん。ハハハ! 仕事が山積みだな!」


この霊薬、死の命運から逃げれるって事ですねぇ。

なんか、昔話の『不死の霊薬、蓬莱の薬』の話を思い出しました。

一言でいいますと、『そんなヤバイ薬は、捨ててこい』 これって金言で、世界共通の話だった??


ネコさんが話を続ける。


「起きて混乱している所悪いにゃ、ポムさんまた運命を選択してもらわなきゃいけないにゃ。時間がないにゃ。幸いにもご主人がゆっくり来ている見たいにゃ。今が好機にゃ。選択してほしいにゃ」


「えっ!? ご主人様! えっ!? わ、私、あああ、あの、あのあの」


「ポムさん、落ち着いて聞いてほしいにゃ。 まずは、3人で試練を乗り越えた事、見事にゃ。ご主人や、見てた神々は最高に滾ったはずにゃ。 このポムさんの献身的な結末に、ご主人は満足だったにゃ。 だけどにゃ、旅館向かうのを中断して帰った事により、話がトラブルに変わったにゃ。試練じゃなくなり、ただのサービスの失敗になってしまったにゃ」


ネコさんが、ひげを触りながら、続ける。


「この件の委任をご主人から頂いてるにゃ。まずポムさん、この仕事、続けるのかにゃ。やめてもいいんにゃよ。 多分、この先こんなんばっかりにゃ。 やめても、不利が起こらないようにするにゃ。 大丈夫にゃ。お金は、沢山あるにゃ。退職金で悠々過ごすといいにゃ。 そして、ご主人が来る前に決めるのがいいと思うにゃ。 ご主人、ポムさんに対し圧が凄い時があるからにゃ・・・」


「・・・猫様、ご主人様は怒っていますか?」


「いや、献身的な行動を褒め称えていたにゃ」


「そしたら、旅館の仕事に戻ります。 いえ、働かせて下さい、お願いします!」


「その選択でいいのかにゃ・・。吾輩も嬉しいにゃけど。 しかし、吾輩の全スキルが語り掛けてくるにゃ・・。ポムさんを自由にしろと・・」


なんか大事な話の時に、ピンポンポンと、とにかく振動音とメール音が鳴りやまない。

空気を読まずにマユミさんが「ちょっと、すまん」 と言い、退出する。


そして伊織が、意を決した様に手にぐっと力を込めて話し始める。


「ネコさん、正直に言おう。あのような、鬼畜モンスターと対峙や、流星が降り注ぐ職場が、まともとは思えない。狂っている。 治るとは言え、現に命に係わる負傷をしている訳じゃないか。 解放するんだ。 ポムを解き放て。ポム、絶対、絶対に、こっちに来た方がいい。来た方がいいって」


伊織、凄い理性的に話しますね。こんな、レスバ(舌戦)強かったでしたかぁ~?!

そして、私もそのセリフ言いたい。


「ネコさん、その子を解き放つのです!」


「あ、いや。解き放つのは、我は決められないのにゃ。ポムさんの意思が必要にゃよ」


あっ、はい。すみません。


「アヤメさん、伊織さん、ありがとうございます。 ですが、今までの働きがご主人様に報いたと思っておりません。 あの方に、規則により守られていると言う事実が私にとって大切なのです」


ポムさんは、少しはにかみながら、話す。


「そうなのかにゃ、言わんとしている事は、分かったにゃ」


「いや、ドメスティックバイオレンス(DV)のあれか?! あれだろ?! 逃げられなくなるやつ。だってそうじゃないか?! あれが、職場か?! バンバン物理攻撃飛んできたじゃないか!? 絶対、暴力の恐怖による依存状態だって!? そもそも、あのゴーレムの攻撃かすったら、腕が吹き飛ぶんだぞ?! 強すぎだって! あんな所で、働けないって! ポムの力量は、分かるけど。このネコさんの力量とか、わからんし、絶対ぶっ飛んで強いだろ! 重力を無視して浮いてるんだぞ、このアニマル!! な?? マジ、やばいって! ほんと一緒に、働けるつもりなのか?! ポム、落ち着けって、まともな精神状態じゃないって?!」


あ、私も似た事感じてました。 圧倒的暴力上司による適正な範囲を超えた指導ですね?

あれ、これ。 ハラスメントですかね~?


猫さんが、ゆっくりと伊織の隣に寄り添い、話始める。


「伊織殿、落ち着くにゃ。ポムさんが、復帰して、伊織殿が正式に66Fに来たとするにゃ。そうすると、旅館で色々なサービスが受けれるにゃ。 色々なサービスにゃ。 66Fにこれる実力があるなら、またポムさんと同伴して、どこでも行けるにゃ。 伊織殿は、この星では、お金持にゃよね。 同伴して、お互い個人的な好意で、何かあるのは禁止されてないにゃ。 もしも、常連になり、ポムさんの身請けをお願いできるなら、してほしいのにゃが。どうかにゃ。まずは、旅館のサービスを受けられてみては、如何かにゃ」


伊織が、真剣な瞳でこちらを見る。


「アヤメ、さっき見たいに、『あの子を解き放て』 とか、軽々しく言っては、いけないと思うぞ。それぞれに仕事の立場があるから、人が勝手に踏み込んでいい領分では無いと思うんだ。そうだろう。ネコさんにもポムにも、仕事と言う生活がある。その上で判断しているんだ。 我々もその意見を尊重すべき。そうだろう?」


伊織!? 誰ですか?! 知的ゴリラ?!

懐柔されてませんか!?


そして、ポムさんが、ペコリと頭を下げ、お礼を言う。


「アヤメさん、伊織さん。ありがとございました。私は、お店に戻ります。そして、また、来てくれる・・・、いえ。またのご来店を、心よりお待ちしておりますから」


「「必ずいきますから」ねぇ」


もしも、ポムさんが居たら、アイドルユニット結成して歌だけで食べて行けそうな未来が頭をよぎりましたが。

私たちは、ダンジョン探索者。 この世の未知を解き明かし、有頂天をつかみ取る乙女ですからぁ。 


次は、装備が出来次第、ダンジョン攻略ですねぇ~!


「と、終わらないのにゃ。 ご主人が、来るはずにゃ・・・。おそらく今日中に。内容は、この顛末へのご挨拶と言ったところにゃ。 でも、来れない可能性もあるのかにゃ。ダンジョンに手を繋いでくれる人間が誰も居ないと来れないかにゃ。旅館にお客様が来るわけもないしにゃ。 今日は、もう遅いし、業務外にゃ。 1泊まって、ご主人が来なかったら、ダンジョン戻るのにゃ」


「うむ、そうだ。泊まろう。 それは、素晴らしい考えだ。アヤメの家が近いからな。泊まろう。すべて用意する。それに広い。泊まれ。 一緒に泊まるんだ。」


「伊織、止まれ、止まるんだ」


落ち着いて下さい~!

マユミさんにご客人達どうするか、聞かないとならないでしょう!?


廊下に出たまま、戻らないマユミさん。

私は、ガチャリと病室を出て廊下を見る。

マユミさんが、通信端末片手に、こちらに歩いてくる。


「ハハハ! 感動の再開は、終わったか? 水を差すようで悪いが、アヤメ、伊織、ダンジョン探索者の仕事が入った。 長野ダンジョンでダンジョン溢れだ。 小雨様も、剣神様、韋駄天様も連絡が取れない。位相の世界に入ったのだろう。 3柱が出払っている今、探索者の実力順に徴収を掛けなければいけない。長野ダンジョン管理と連絡をとっている。 向かうぞ。アイテム補給は、向かいながらする」


「あ~、承知しました~」


マユミさんが、病室へ入ってくる。そして、キリッと説明を始める。


「すみません、我々に緊急の仕事が入りました。ダンジョンからモンスター溢れです。 出動しなければなりません。探索者の義務なので。 ひとまず、お二人は、ダンジョンに戻りますか? それとも、こちらに、滞在するのでしたら、各国の要人が使うホテルの方にご案内致しますが」


「ダンジョン溢れかにゃ~、やはり、どこの世界にもあるものにゃ~。 吾輩を連れて行くといいにゃ。多少の戦力になるにゃ~ ご主人が来るまで、時間ありそうだしにゃ~ ポムさんどうするにゃ? 一緒にいくかにゃ?」


「はい! いきます!」


「ということにゃ、連れてってくれにゃ~」


「私は、お客人の案内を一任されております。 そうですね。 どうも、長野の敵は強いみたいですから。ですが、怪我とかの補償は、出来ません。ネコ様の実力は・・・、この前、魔道戦車と魔道ヘリと冒険者集団に包囲されての集中砲火から無傷でしたね。ネコ様が、宣しいのでしたら行きましょうか」


埼玉ダンジョン管理統括部上のマユミさん。地上最高神、小雨様の腹心。 ダンジョン溢れの緊急出動。つまりこの瞬間、国の権限を越える、権力の塊になる。何か些細な問題がありましても、現場判断優先。 そして、後処理ですべてが許される。


今日も、戦いですねぇ。 不思議なことに、テンションが上がります~。

そして、私の獲物の紫剣を思い出す。あの紫剣。

今日も、思う存分振り回したい欲望がムクムクと湧いてきます。

あの剣の力。あの剣で掴んだ、命。


さぁ、力を見せつけましょうか、伊織。


「あやぽんず」の力を。



おだわら

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