17 小雨2
我は、小雨の命
異世界からのダンジョンと言う通路が開いたため、位相の世界から地上に顕現した神である。
神という力は、人の信心で出来ている。
我の主な能力は、位相収納風呂敷。つまりアイテムボックスの付与である。
信心こそ力の源、いわゆる我が最強である。
取引でのアイテムボックスの貸し出しの値段は、付与の大きさによって変わってくる。
基本企業間の取引である。付与管理は、貸し出した企業にやってもらう。
不正や犯罪に手を出したところは、取り上げる。
企業は、イメージが大切だ。拝殿も同じだ、プラスのイメージこそ繁栄の要である。
さて、夜の7時を周り、本日の我の仕事は終わりだろう。
この時間には緊急の連絡以外、全て朝一番の報告となっている。
空間配達で高級中華の出前を取り、エビがプリプリの蒸しギョウザと、空心菜の炒め物。
お神酒で一杯やりながら 『風来坊の試練しか与えないダンジョンクエスト』 をやるとしよう。
一億回遊べるゲームだぞ。凄いゲームだ。
太り気味の風来坊が、剣と盾と指輪だけの頼りない装備で、ダンジョンに挑む超リアルなゲームなのだ。
まさに、この世界のノンフィクションゲーム。 加護が無い人間は、こんなものだろう。
ゲームを進めていく。
・・・ほほう、序盤で合成錬金の壺が出るとは、なんて幸先がいいんだ。
思わず、つまみに箸が伸びる。
プリプリエビギョウザ、うまい。
噛むと弾力があり、タレの酸味が飽きさせずに次のギョウザを掴ませる。
プリプリが、口の中で暴れおる。
そして高級寿司が、我に奉納されてくる。なぁに、出前が目の前に届いただけだが。
我の操作する風来坊は、深層に進んでも、一撃で敵を葬る事が出来ている。
これは、クリアーしたも当然である。ははは。 寿司が旨い。
つまり、絶好調である。
メダマルゲの催眠攻撃が、来るまでは。
ピカッと、目玉が光る。何かを投げている。
は? この知性のかけらもないモンスターに盾投げたのか?
おい、アイテムボックスの壺も投げたのか? おい? なんだ昏睡〇姦?? レ〇プ?? レーーーーイ〇!!!!
またさらに、モンスターの目玉が光る。
ああああああああああ!? 昏睡レ〇プだぁあああああああ?!
このくそゲーが!!! この最強神、小雨様に向かって何しやがるかぁああああ!?
怒りに身を任せ、ドカッ! と、ゲーム機を蹴り上げる。
クソがっ!消えてしまえ!冒険の章なぞ!
など、夜を楽しんでいると 『チリリリリン』 と黒電話風のモダンなデザインの機器に通話が入る。
むう、気が重い。
この時間からの拝殿への通話は、かなりのトラブルと相場が決まっている。
ダンジョン溢れの出陣要請か、加速(配達)の神に加護のシェアを大きく奪われたか、近いのだとアヤメ関連か・・?
「お休みの所、申し訳ございません。ダンジョン溢れです。 どこのダンジョンから漏れたのか分かりませんが、モンスターが町を闊歩しておりました。 戦闘の様子を流します。 出陣の準備をお願い致します。 埼玉ダンジョン管理課と、機動隊では、歯が立ちません。他の神に要請を求めた方が宜しいかと思われます」
マユミから送られてくる画像を見る。
ネコの様なアニマルモンスターが、マジックバリアを張りながら、手と杖のような物から魔力の閃光を出し、魔道ヘリと魔道装甲車を一撃で破壊している。
そして突貫近接を仕掛ける、冒険者達は、ネコアニマルから出る衝撃波で吹き飛ばされ、近接に至っていない。
遠方からの魔法や、遠距離武器は、全てマジックバリアで防がれ、ネコアニマルの足を止めるに至らない。
遠距離からの冒険者は索敵され次第に次々と眠るように倒れている。
あー、これダメなやつだ。人間じゃかなわんな。出陣だわ。
しかし、こんな大量の魔素を必要としそうな個体が地上に出てくる物なのか??
これは、一人では、手に余しそうだ。
少々癪だが、助けを借りるとしよう。
「他の筋肉神達に、救助要請だ。我のダンジョン管理内か・・・。高くつきそうだな」
「喜んで来るでしょう・・・。意外にもあの方々営業上手ですから・・。ああ、それと死者は、出ておりません。モンスターには、手加減の様子が見られます」
死者が居ないのは、何よりの報告だ。
「神々が揃うまで、引かせるんだ。一度戦闘はやめよ。監視しつつ避難せよ」
我の獲物七節剣を持ち、風呂敷モチーフの陣羽織を羽織る。
戦闘準備だ。
まったく、長い夜になりそうだ。
アヤメの生存配信、今夜やると言うのに。
でも我はアーカイブ派だからな、後で倍速で見るとしよう。
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十分後、我の拝殿に神々が集まる。
ねじり鉢巻きに祭りのハッピ、さらしを巻いた、韋駄天、飛脚(加速と配達)神だ。
流通と物流の二番手の信心を集めている。昔からイメージが良く、商売達者だ。
だがな、お前が一番になるのは、許さんぞ。
「いやあああああああああああほぉおおお! 小雨っち! どうもどうも、トラブルございますなぁ!! いやはや、これは大変で・・」
「口を開くな。お前が一番早く来れるから、呼んだだけだ。」
「あ~、そうですよ!わっちが一番早いんどすぇ~!!!」
脳がお祭り状態だな。
急がない時は、こいつ絶対呼ばんからな。
もう一人は、女侍の姿のいで立ちの剣神だ。隣のダンジョン管理の神だ。
「この度の、動員、感謝です。」
うむ、好感が持てる。剣神は、礼があるからな。
「そして、少しお話できませぬか? 加護の付与を工面して欲しいのですが。ただ、金銭に苦慮しておりましてな・・、条件を限界まで利かせて欲しいのです」
昔から、お前の剣の拝殿、人気があったよな。
今も人気があり、剣の付与を資格化して、めっちゃくちゃ儲かってるのを知ってるんだぞ。
こやつは、意外にも商売上手だ。何が金銭で苦慮だ。この女郎。
「もちろんだ!お主に期待している! 今回も頼むぞ!!」
「おお!ありがたい! 全力で倒して見せます!」
まぁ、心強いか。
「わっちも、やりますよぉおおおお!!!!!祭りだぁああ!!!」
頭痛い。
「アイテムボックスを付与する。中に戦闘補助と回復アイテム入ってるから、全部好きに使っていいぞ。余ったらそのまま、返してもらうからな」
「おお、豪勢な」
「さすが、儲かっておりゃんすね~」
「まぁ、我にその方の力を貸して貰って、最高神小雨様にして欲しい。」
「「承知ぃ~」」
加護の付与が来る。地上最高階位、戦闘神の小雨様の完成である。
剣神加速、攻撃アイテム使い放題。
負けるわけがない。
「では、向かうとしよう。後で、送れながら2人ほど、後始末で補助系の神が来るからな。戦闘の誉を取られんようにな。」
「「承知ぃ~」」
報告を聞きながら、韋駄天の加護の瞬足加速を生かし、数分もしない内に現場に着く。
拝殿から町を抜け、部隊待機場所に着く。
「「お待ちしておりました!!」」
全員が片膝を付き、我々を出迎える。
「「面を上げよ」」
形式礼だ。今日は、3柱もいる。
マユミが即、他の神々に説明を始める。
ネコアニマルモンスターが、ヘリと装甲車を破壊して進んでいる事。
掻い摘んで話し、今回の撃破対象を、映像で見せている。
「「よくわからないけど、ネコを倒せばいいんだな」」
そうだ、あまり難しい事は考えるな。筋肉系の神は、基本直感で生きてるもんな。
うらやましい限りだ。
しかし、見えるのは、見たことあるマンションだ。広い公園が見え、ビル群が立っている。
これ、昨日も映像で見たアヤメの住んでるマンションじゃないか?
いや、アヤメのマンションだろ? これ?? 気のせいか?
ヘリは巡回し、装甲車と、探索者の部隊で、物々しい雰囲気で囲んでいる。
このビルにネコアニマルが入ってた様だ。
装甲車の点灯する赤ランプがまぶしい。
住民の避難は、終わらせているだろう。
マユミが叫ぶ。
「・・・っつ! アヤメから電話だ、一先ず待機だ!!」
だろうなぁ、アヤメのマンションだろ? 何か、いやな予感がする。
周りが、一度静まる。 ダンジョン管理統括のマユミが指揮官だ。命令違反のマユミの詰め方は、凄いからな。(お前、所属は?)からの、所属の上司や管理部、社長にダイレクトアタック。大手取引からのクレーム攻撃。効果は抜群なのだ。
人の世と言うのは、どうしてこうもままならぬのか。
マユミの会話に耳を傾ける。
「何?文明を持つ、異世界知的生物? 何言ってるんだ・・?ハハハ! 笑える。 宇宙人ってことじゃないか。 いや・・?マジで? あー、なるほど、あの66Fの使い魔? 異世界転生者からの異世界訪問者? マジか。様子を映す? なるほど。まぁ、なんだ昨日の件があるから、小雨カンパニーは信じると思うぞ。 あー、他の神様も、こちらにおわすんだが。うんうん、はいはい。争いは、良くないと。はいはい。了解。」
あー、いやな予感がする。
そういう事か? モンスターじゃなくて.知性がある、異世界訪問者? つまり、宇宙人じゃないか。
「あー! 皆の者、手持ちの配信機器を出して、アヤメの配信を見てほしい! 詳しい話は、後だ! どうも、あのネコは、モンスターじゃないみたいだ!」
武装しているマユミが、こちらを向き話す。
「お三方、えーとですね。小雨様以外、報告がいってるか分かりませんが、異世界からの訪問者の様です。ええ、詳細は、動画を見てくれと」
ついに、異世界訪問者か。
ダンジョンの奥に異世界がある! と言われながら、こっちの世界に来る知的存在が確認できなかったからなぁ。いつもモンスターばかりだ。
韋駄天が、叫ぶ。
「宇宙人は、居たんだよ!!前々から言っていたじゃないか!! いるんだよ!!そうだろ!!宇宙人は!! 居たんだ! 絶対に許さんぞおぉおお、今まで宇宙人を否定したやつらぁあああ!」
「宇宙人ってキーワードに反応するのやめてもらっていいか? 韋駄天が考えてるSFチックな宇宙人では、無いと思うが。そもそも、動画でみたよな? 魔道ネコだよな?」
剣神も叫ぶ
「つまり・・・宇宙ネコ!宇宙ネコってことじゃないか!こ、怖すぎる。星を超える大きさになり、ネコゲルゲビームを出す。 宇宙ネコ、もうおしまいだ・・・」
君たち、絶対上がってきた報告を見ないタイプだよね。
ダンジョン管理ネットワークに、昨日の報告書共有しましたよね。66Fに異世界転生者が住んでいると。
後々、内容を口頭で聞くタイプだね。運動系の出身によく見られる話だ。
「いいから、ほれ、配信を見るぞ。というか地球初、異世界訪問者との遭遇じゃないか? そもそも、我は、なんで異世界訪問者に冷静なんだ? ああ、昨日の件の異世界転生者の方が、インパクト強すぎたのか」
現場の全員が、各々に配信を見ている。また大きな画面を持つ者の所に、部隊員が群がっている。
我らは、装甲車に寄りかかり、マユミと配信を見る。
配信が始まり、韋駄天が、愚痴る。
「はぁ~、アヤメ、何でアイテムボックスなんだ・・。どう考えても、お前は加速だろうが・・。世界中の誰よりも、わっちの加護を一番上手く使えるはずだ・・。なぜ・・! なぜなんだ!!!全てが、当てはまる! つまり、わっちの巫女に成るのが、妥当だろぉおおおお!!」
あ~飯がうまい。
アヤメは、我を選んだんだよ。質量保存ってご存じか? 我の加護は、それを覆せる。
私が、この世界で一番なのです。つまり。あなたとは違うんです。
「はぁ~、アヤメと一緒に冒険したいな。なぜ我々は、ダンジョンでこの力を振るえんのだ。ダンジョンで、『剣神様、さすがです~!』なんて言われて、クールに、ふむ。そんな事は無い。お前の魅力に比べたら、栓無き事だ。からの、『好き!抱いて!』ってなぜ、ならぬのだ。こんな、つらい世界、滅んでしまえばいいのにな・・・」
知らんがな。ここは、我の世界だ。滅ばせはせんぞ。
そして、動画をそのまま閲覧している。
ネコだ。ネコが喋っている。
いや、語呂力とか関係なくて、ネコが喋っている。
そして、お茶も飲んでいる。クッキーは、口に合わないみたいだ。
「それで、ネコビームは、いつ出すんだ??」
剣神うるさいぞ。
ネコビームみたいな物、魔道ヘリ落とす落とす時、撃ってただろうが。
あっ!お前さては、報告動画見てないな!
「撃ってたぞ、お前、ここに来る前に報告の動画ぐらいみてくれ」
「やはりか?!ネコビームが撃てるのか!つまり、強いんだろうな!うおおお! それで、いつ戦うんだ?」
会話が繰り返されてないか? 同じ話を繰り返してるだろ。
・・・繰り返してるよな?
冗談か本気から分からんな。
・・・昔から、コレだよな。 ああ、あれだ、日陰者に絡む陽気者の図って感じ。
昔からよく一緒になり話すが、何か会話がかみ合わない。
「ネコなんか映してるんじゃねぇええ!!! アヤメを映せよぉおお! 伊織!!!ネコ映してる場合じゃねぇぞおおお!!! ふざけんな!!おい!おい!!アヤメだよ!アヤメ!」
韋駄天、その叫び声は野球でも観戦してるのか? 一体、おまえは何を見てるんだ?
「「サイゲイウム星!おおおおおお! 否定論者聞いたか!!宇宙人の存在だぞ!!サイゲリウム星!! 宇宙人だぞ!!!」」
え、何? 盛り上がるところ?? 分からない。我の方が、なんか感覚おかしい??
肉体系の神と居ると、頭がおかしくなりそうだ。
動画が進み。ネコが、地上へ来た目的を話し始める。
あー文明の交流がしたいと。めちゃ友好的なネコ。
我々、人類に手加減してくれてたのか。
そして、ネコが魔石を換金したいと言う。
なるほどなぁ~。ネッコの言う、換金して本が欲しいのね。はいはい。
画面には、超極大の魔石がドカンと机の上に出てくる。リビングにもドカンと来た。
そして、ゲームで見た事がある、エリクサーと、エクスカリバー見たいな物がネッコから出てくる。
我は、西洋の神話に詳しい。
このアイテム、スタイリッシュホストファンタジーのゲームで見たことあるな。男性キャラがかっこいい。玉ねぎソードマン。日本西洋ファンタジー系の装備の基礎となっている。
アヤメが一度配信を止める。いい判断だ。
アイテムの詳細など問い合わせが、世界各国から来るだろう。
向こうもアイテムの事で必死の対応をしてくるから、これ以上見せると、まともなダンジョン攻略が出来んぞ。
「小雨様! アヤメから買取の依頼が来ました!!!」
いつの間にか、ウーマンスーツに着替えたマユミがいる。バリッとかっこいい。
ほんと有能だ。
スタスタと剣神が、マユミの前に歩き顔を近づける。そして、マユミの顔の横に手を付つく。
後ろは、装甲車だが。言わゆる。壁ドン、装甲車ドンだ。
「おぉ、マユミ。お前が小さい頃から、いつも剣の拝殿で、剣技が上手くなりますように、強くなります様にと願ってくれていたのを、私は今でも覚えているぞ。 私も、マユミの願いに力を貸すぐらいにマユミに夢中だった。そして、そなたも、夢中だったはずだ。才能と心の芯があった。 そして、お前の一心なる努力で一度でも掴んだ剣の頂点、見事であった。そたなは、こんなに立派になったんだな。では・・・マユミ聞かせてくれ。・・・・なぜだ? なぜ小雨カンパニーなのだ?」
「あっ、あの。剣神様・・・。私・・・、ハハッ・・私、マユミは、高みにこそ幸せがあると思って・・・」
そこまでだ。
思わず力が入り、装甲車を、念動力で弾き飛ばす。ドゴン!と。これも装甲車ドンの一つだろう?
「あぁ。マユミ引き抜いたら。全力出すからな。剣神。この世界で我には、叶わぬと知れ。」
「わっちも、マユミが好きでしたぁ」
ふむ、この世に拝殿は多すぎるようだ。
マユミが買取に向かう。
営業部隊総出で、辺りのATMから現金を引き出し続け、近場の金融の支店長に無理を言って金を、お金を出してもらった様だ。
「ああ、魔石の買取が決まったら。お前たちに優先的に卸を譲る。 弊社を通してはもらうが。後、国にも破壊された兵器分、補填渡さないといけないからな。 アイテムはまず、こっちで鑑定を進める。必要があれば買えばいい。まぁ、買うとは思うが。 こういう時に集まってもらった者たちを、邪険にするわけにはいかぬ。今回の報酬の他に、ボーナスを出すとしよう。これからも、頼むぞ」
「・・・さすが、世界一の企業だけありますな。」
「ちぃ、日陰者が、地上で幅をきかせてぇえ・・。」
韋駄天、剣神、お前たちはここでは、ただの神だ。
我と、部下達が必死に作り上げた、この世界体系。
顕現と同時に余裕をかましていたお前たちと一緒にしてもらったら困る。
そして、ネコとマユミがマンションから降りてきた。
どうみても、ネコだよねぇ。少し大きめの、フワッと浮いてるネコだ。
「この度は、お騒がせしましたにゃ~。友好の印に、残りの魔石あげるにゃ~」
「「「喋った」」」
マユミが、続ける
「取り合えず、装甲車に乗って頂いて、目的は本屋です。 部下への指示は、とにかく、現金と本の確保と人払いを進めております。 まずは、装甲車へどうぞ!! ささ! お三方もどうぞ!!」
装甲車の中は、送迎用でもないので中が狭い。 顔を正面同士突き合わせている感じだ。
そう、ネコと。
中では、他愛の無い話だ。
ネコは、66Fを拠点として、休日に出てきたと。
我々は、ダンジョンでは、強くないなどと話した。
「そうかにゃ~、ダンジョンでは神々の力が使えないのにゃ~。異空間にゃから、信心が届かないにゃ~」
そうだったのか。
そして、魔石を少し頂いた。買取無しの手渡しだ。
めっちゃ黒字である。
他二柱も、恵比寿顔だ。韋駄天、と剣神だが。恵比寿顔なのだ。
せっかくなので食事に誘う。凄いネッコさんが悩んでるが。本買って帰るとのこと。
そして、今度、66Fに来て欲しいと言うこと。
ネッコさんは、買い物をすまし、そのままダンジョンに帰っていった。
あ~、ストック切れてしまうぅううう。
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