Jに関する雑記
人の罪で一族郎党の首を切れるほど、強い心は持ってない。
人の傷も他の現状も気にしないでいられるほど、薄情にもなれない。
比較できないけれど辛くて薬に頼るひとの気持ちがわかるから、
いたずらに被害者も、傷も、増やして欲しくない。
親の罵詈雑言を垂れ流す、そんな国を見せたくない。
いつか振りあげた拳を下ろすときに、守ることすら気づかなかったもの。
それに心をとらわれる痛みを、忘れられなくなる前に。
すべての人の成果、失敗、罪、批判、発言のことごとく、
自分という個人を誇れば他人を蔑む隙が生まれる。
そんな世の中に束の間の幸せを見つけないでいて。