図書館
「吸わせてくれてありがとう」
「あぁ、また吸わせてやっても良いぞ」
ルナはニコニコ笑顔で笑っているので、また言いと言った。
「後1つお願いがあるんだけど良い?」
人指し指を上げお願いをして来るルナ。
「何?」
「吸血鬼の呪いを解きたいの、手伝って?」
ルナは、上目遣いをしてくれた。
(可愛い)
「勿論!手伝うよ!」
「えへへ!じゃあ、放課後図書館に行こ!」
振り向くルナは天使だった。
―――放課後。
「お待たせ!待った?」
「俺も今来た所だから」
俺達は町の噴水広場に集合した。
「それじゃあ行こ!」
「おう」
ルナに手を引かれ歩き始める。
「なぁ、吸血鬼って何か能力使えるのか?」
「うん」
「どんな事が出来るんだ?」
「先ずはね、目を赤く光らせる事が出来る!」
ルナの目が赤く光る。
「それだけ?」
「他には、暗視と不老と蝙蝠に変身で来たり」
自身の能力を、説明してくれる。
「て言うか太陽の日に、当たっても大丈夫?」
「弱ってる時に当たるとヤバイけど、今は大丈夫だと思う」
ルナは両腕を広げ太陽の日を浴びる。
「あ、ヤバイかも」
「日陰に入れよ」
ルナを日陰に入れ早めに図書館に向かう。
―――図書館。
「涼~」
「そうだなぁ、って涼みに来た訳じゃないだろ」
「そうだった!吸血鬼に関する本を探さないと」
ルナはやる気を出し探し始める
「拓哉君有った?」
「無いな」
だが、いくら探しても吸血鬼の本は見つからない。
「あれ?拓哉じゃん」
後ろから声を掛けられた。
「あぁ。優花か」
彼女は吉沢優花。隣のクラスの女の子で、俺の昔からの友達だ。
外見的特徴は、黒髪のポニーテール。身長は155cm程で、弟と妹がいる。
新聞部に所属している。
「この子は?」
「私は月野ルナ」
「私は吉沢優花。気軽にお姉ちゃんって呼んで良いよ」
優花はニコッとしてそう言う。
「なぁ、優花吸血鬼の本を探してるんだけど、知らないか?」
「知ってるよ!だけど、教える代わりに今度取材させてね!」
「取材?」
ルナは不思議な顔をして聞く。
「うん!二人の関係を教えてね!」
「べ、別に特別な関係では無いよ!」
ルナは、あわあわしながらそう言う。
「そうなのね、吸血鬼の本は一番奥の棚の下から、5段目右から12冊目だよ」
優花は得意気に場所を教えてくれた。
「私は新聞を書かないとだから、これで失礼するね」
「教えてくれてありがとうな!それじゃあ、吸血鬼の本見るか」
「うん!」
俺達は吸血鬼の本を取り椅子に座る。
「ええっと、呪いに関するページは、98ページ」
98ページを開き詳細を探す。
「呪いの解き方、これか?何々?吸血鬼の呪いは解くことは、掛けた術者のみが出来ます…」
「「えぇ!?」」
俺達は振り出しに戻った気がする。




