突然の出会い転校生は吸血鬼!?
こんにちは、彩。です!
「退屈だ」
俺は赤坂拓哉公立高校に通う普通の人間だ。
外見的特徴は、黒髪をつーブロックにしている。
よく思う、魔法使いや吸血鬼に会いたいと。
非科学的な事を思いながら座席に座る。
ガラガラガラ
「おはよう御座います。」
扉が開き先生が入室してくる。その後ろに見知らぬ女の子が、教室に入ってきた。
「突然ですが、転校生を紹介します」
女の子は白い髪の毛を背中辺りまで伸ばしていた。
身長は、150cm程に感じる。
そして、瞳の色は赤色で、真っ赤な唇はまるで人の血液のようだ。
「月野ルナです。よろしくお願いします」
ルナは無愛想な感じで自己紹介をした。
「ルナさんと仲良くしてあげてね」
「はーい!」
クラスでは、拍手が飛び交い歓迎ムード。
「ルナさんの席は赤坂さんの隣で」
先生がそう言うと、ルナは黙って俺の方に歩いて来て席に着いた。
「俺は赤坂拓哉よろしくな」
「…よろしく」
ルナはやはり無愛想に挨拶を返す
「ルナって、呼んでも良いか?」
「良いけど」
何だか会話が続かず二人の間に沈黙が流れる。
(クンクン、やっぱり女の子はいい香りだな、ん?血の臭い?)
ルナの香りを嗅いでいるとアロマの他に血の臭いがする。
(ルナちゃんってもしかして、吸血鬼?)
俺の脳裏に浮かんだ。
(そんなわけないよな)
「ふわぁ」
(鋭い歯!?)
ルナの口から見えたのは鋭すぎる歯。
(間違いない!ルナは吸血鬼だ!)
「…」
興奮する俺を横目で見たルナは何も言わずに前を向きな押した。
キモいと思われてなければ良いけど。
(後で話を聴いてみよう)
―――お昼。
「ルナ屋上で一緒に昼食べない?」
「えぇ、良いわよ」
俺達は二人で屋上に向かう。何故屋上にしたかと言うと、余り人が居ない事と、単純にクラスメイトにからかわれたくないから。
―――屋上。
「はうん…ルナは食べないの?」
俺達はベンチに座りお昼を食べる。
「うん、余りお腹すいてないから」
「ふぅーん。ちょっと聞きたい事があるんだけど良いか?」
「何?」
ルナは俺の顔を見ている。
「ルナって、吸血鬼だったりする?」
「え?」
少しの沈黙が流れる。
「すまん、変な事聞いたよな忘れてくれ」
俺は慌てて訂正する。
「何で、何で私の正体分かったの!」
ルナが少し大きな声で叫ぶ。
「え?何でって、て言うか本当に吸血鬼なの?」
「そうよ!何で分かったの!もしかして、心を読める能力者なんでしょ?」
「ちょっと落ち着いて」
早口で話すルナを一旦落ち着かせた。
「生まれつき吸血鬼だったのか?」
「昔は人間だったわ。だけど数年前大魔法使いに呪いを掛けられてしまったの。」
ルナが話だしたので俺は耳を貸した。
「その時は何もなかったんだけど一月前に車に轢かれてしまったの。その時呪いが発動して吸血鬼になっちゃったの。」
「そうなのか…」
俺はルナの話に何て返せば良いか分からなかった。
「それで、お願いがあるんだけど…」
ルナは顔を赤くしている。
「な、なんだ?」
「吸血させてほしいの」
「あ、吸血…ちなみにどれ位?」
「少しだけ」
指で表現する。
「別に良いけど」
「本当ー!それじゃあ頂きます。」
ルナはニコニコになり、俺の肩に噛み付いた。
「あ゛ぁ゛ぁ゛」
始めて血を吸われた感想は痛気持ち良かったです。
こんにちは、彩。です!




