第4話、話す魔物とは?新たな知識2021
前回だったか前々回だったかの仮面ライダーネタの忘れ、前書きの『さてさてどうなる〜』ってやつは仮面ライダービルドのあらすじ紹介の最後のセリフです。
「それじゃぁイルシアに帰りますか!!」
「そうですね。」
やっほーみんな!!前回でゴブリンキングを倒したレオだ。
ゴブリンキングの素材と討伐の証(ドロップアイテムの1つ、魔物の名前と、討伐者、討伐場所が書いてあり、最もダメージを与えた人物が討伐者に該当する。)
を持ち、ギルドへ戻る。
「おつかれさまです。レオさん、アリスさん。」
と、受付の娘が声をかけてくれる
「ありがとう。それよりも、オークの住処にオークキングがいたんだが…」
「本当ですか!?」
「あぁ、討伐の証を見てくれ」
「拝借します。フムフム…!!マスター!!至急来てください!!」
「行こう、アリス」
「はい」
ギルマス室&受付嬢side
「なんだと!?」
マスターが声を荒げる。
「はい、通常のオークの住処にオークキングが…」
「そうか…それはどうなった。」
「…それは」
コンコン
と、ノックの音が聞こえる。
「おっさん、入るぞ〜」
と、危機感のない声で入って来た青年とその相方の女性は今回、オークキングを倒した…いや、説明は不要ですよね。
「おぉ、レオじゃないか!久しぶりだな」
「おう、元気そうで何よりだよ」
「んで?レオとそっちの嬢ちゃんは何の用だ?」
「あぁ、今回のオークキングの件でな。そいつを倒したのは俺だから、いた方がいいと思ってな。アリスはその時一緒に行動してたからだな。」
「おぉ!!レオが倒したのか!!流石、俺の弟子だな!!」
「おっさん程じゃねぇよ。それよりも、なんでオークキングがいたか…」
「あぁ…」
こうして悩んでいるのは、実はオークキングはオークジェネラルや、オークネクロマンサーのような、上位種がいる住処でないと出現しないのです。
レオさんやアリスさんの説明によると、上位種に該当する魔物はいなかったとの事なんですが…
レオside
「って事があったんだ」
軽くオークキングと戦うまでの状況を説明する。
「フム…ん?話すオークキングだと?」
「話すオークキングっておかしいのか?」
「あぁ、そもそもモンスターは話せないぞ」
「でもあのオークキングは話しかけてきたぞ?てっきりそれが普通なのだと…」
「そういやお前は上級クエストを受けたことは無かったな。一般的に言語を話すことができるのは、ドラゴンやフェンリル等の亜神級」
「他にはないのか?」
「あぁ、一応あるにはある。それは…特殊個体だ」
「特殊個体?」
「あぁ、特殊個体っつーのは、魔物の中で特に知力が高い個体のことだ。」
「だから人間の言葉を理解できたって事か」
「あぁ、そういうことだ。」
「なら、多分そうだったんじゃないか?同じような攻撃を2度しようとしたらカウンターされたし、コレって普通の魔物だとパターンを理解するのに時間が掛かるよな?」
「あぁ、なら特殊個体かもな…」
「「うーん…」」
と、どう判断すればよいのか考えていると、
「あの」
「どうした?嬢ちゃん」
「どうした?アリス」
「ここまで特殊個体の特徴が出てきてるのですからそう判断してもいいのでは?」
「違うよ、俺達が気にしてるのはこの案件をどうやって目立たせないようにするかだ」
「えぇ...」
「どこかの国が勇者でも召喚すれば目立たなくなるんじゃないか?数百年前みたいに」
「その日まで持ち堪えられるか?それにそっちの方が目立つぞ」
「じゃあどうするか...」
「諦めるのが1番早いと思います...」
「クソが!!こんな方法しかないのか!!」
「そんな方法しかありません!!」
「まぁいい機会だし、この国を出て新たな街に行くのもいいな。俺は目立たなくなるし」
「俺は?」
「まぁ、頑張れ」
「チクショォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
「んじゃ、そういうことで新たな国に行くから」
「おう、次の街でも頑張れよ」
「またな!!おっさん!!」
「最後くらい師匠って呼べ!!」
「ふぅ、コレでザ・エンドってね」
「ジ・エンドでは?」
次回、次の街
今回の仮面ライダーネタの前に今回の次回予告について
あまりの区切りの悪さに入れました。反省はしてるけど後悔はしてない
仮面ライダーネタ
サブタイトル新たな知識2021
仮面ライダージオウのサブタイトルから




