一章 大男より大男の友達かわいそう。
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(文章評価:ストーリー評価)
毎週木曜更新予定!!
編集:5歳のときから、です。
た…てる…かな?
今、私は学校の運動場みたいな所にいる。
って言っても遊具なんて何もないし、周りは森に囲まれているけどね。
けど…ただ一つだけ、放送がかかるであろうスピーカーがあった。
人がたくさんいて(電車内の人かな?)、みんなそんなことは、どうでもいいぐらい騒いでる。
私はそこに座っていた。
ここがゲームの中だとは思えないぐらい──元々だけど──足に感覚があった。
だから立てると思ったけど、5歳のときから立っていなかったから、大変だわ。
足を動かす事ができるのに、素直に喜べない。
嫌なことが思い出されるから。あの…事故の日のことが…。
とま、そんなことは置いといて。
私は今、全体が黒くてフリフリが付いてる可愛いワンピースに黒いヒールを履いている。
スキル決める時に一緒に決めたんだけど、その服は、ただでもらえるんだって!
生きるためには、シンプルな服がいいかもだけど、ま、いいかな? と思って。
『ザ…ザザ…』
放送がかかる。
みんなの顔が声が出てるスピーカーの方に顔を向ける。
『あ…あー。マイクテスト、マイクテスト。OK。え~と、僕はこの国の王子で~す』
一瞬、周囲から音が無くなった。
けどまたすぐに、ざわつきはじめた。
「えー!王子様ってそんなこと勝手にやっていいの?」
疑問を訴える者。
「あの!早く終わってください!会社に遅れてしまいます!」
意見を言う者。
「王子~、調子のんな~、訴えんぞ~」
王子を下に見る者。
大体は電車に乗ってて巻き込れた人だろうけど。
『え~、僕はちゃんと言ったよぉ~?さっきのあの町で実験するって~』
一応、声的には私と同じぐらいの年の男の子だと思う。
私はニュースとか、あまり見ないから王子って言われても分からないけど。
『ここはねぇ~ゲームの世界ってのは、説明で書いたよねぇ~。ん~と……説明するとこ無くね?』
周りがすぐうるさくなる。
「えっ。ここがゲームの中!?」「うっそだ~。けど…瞬間移動?なわけねーし…」「ど、どうやったら出られるんですか!?」「はぁあんた、そんな話信じるのかよ!?」「けっ、けど……」
『えっとねぇ~……ん~、そんなに出たいんだったらぁ~……ん~、じゃあ僕に勝ったら出れるようにしてあげるよ。ははっ…無理だろうけどね、お前らには。説明も読めないようじゃ、僕には勝てないよ』
「おいおいおいおいぃぃぃぃぃぃ!ああん!てめぇ何勝手なこと言ってんだぁ!、姿見せろやぁ!てめぇのき〇たま、ぶち壊してやんぞぉ!?早く出てこいやぁ!!」
少しビックリした。急に大声出す人がいたから。
その『大男』は、スピーカーの方に向かい、蹴る。スピーカーを何度も蹴っている。
「ちょ、それはやめた方がいいんじゃね?」
周りの仲間?が『大男』をに声をかける。
「はっ!やったら何かわりぃかよ!そうだよなぁ?!てめぇが先にしたことなんだか―――£%#&*@§☆¢$¥℃!!!!!!!!!!!!!!!」
また、少しビックリした。急に人が壊れたんだから。
「おい!!大丈夫か!?しっ、死ぬな--!!Daioォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
壊れたって言うよりは……焦げた……かな?
『僕はこのゲームを操ってるんだよ?ダイオ君だっけ?君、死んだからゲームオーバー♪あっ、死んだからって現実に戻れないよ?僕に勝たなかったら……ここで死んで人生終わり。ハハハッ♪暇つぶしにはなりそうかな?みんな、頑張ってね~♪』
ハ~イ☆ がんばりま~す☆星
あっ……
有名なゲーマーのカイナですよ? の一章を読んでくださりありがとうございます。
逢峰 小命です。
えっと、この次からが本番で面白くなっていくので、えっと。
これからもよろしくお願いします。