前へ目次 次へ 14/32 プロローグ:八雲 これは本来誰も知り得ない物語。 語られることのない物語。 だがしかし、ここでは語ろう。 知ってもらおう。 最初に断っておくがここで語られる物語は本来の物語には一切関係ない。 これは比喩表現などではなく、言葉通りの意味である。 どういうことか、と疑問に思うであろうがそれはこの物語を紐解くうちに理解するであろう。 この物語は"博麗"という使命を背負った女が"八雲"という新しい使命を得るまでの物語。 救われない彼女の物語である。