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第8話 レベルアップ

ついに主人公のレベルアップ。

 異世界に来てから今日で4日目だ。

 二日間かけてこの世界での生活にやっと慣れることができたな。

 とは言っても、宿屋は値段の割に外見以外は結構質いいしモンスターの素材の売値も物価の割に高いしで、もしかしたら元の世界よりいい生活してるかもしれない。

 元の世界で考えると、VRMMOの世界で生活ができるから気持ち的にも最高だ。

 そういえばこの世界の成人男性のステータス平均値はレベルの補正がなくて一般人で平均3、レベルも平均3らしいからステータスは1レベルごとに0〜1以上上がるから最低でも平均5以上らしい。

 そして、俺が時速50キロ出ていたうさぎの弾丸を受け止めれたのは、テンイシャがこの世界に来ると、ほとんどのテンイシャはこの世界の膨大な魔素により、1週間だけ皮膚が過剰反応し、ステータスの頑丈が倍以上になるぐらい硬化するからだ。

 なので、1週間経ってレベルアップませずに同じ攻撃を受けると腕は確実に折れるらしい。


 ・・・・・・怖!


 さらにそして、称号のテンイシャには補正があり(まあ称号全部だけど)、運に少しプラス補正がかかるらしい。

 たぶんそれのおかげでこんないい生活ができるんだな。

 よし、これでみんなのちょっとした疑問に答えれたぞ。


 ・・・・・・う、うん! まぁ服の洗濯した後に金稼ぎに行こう。



 町を出て、前と同じ北側に行くと、今回はすぐにイヤシバナ群生地に着いた。

 それをまた10輪採取して、モンスターを探しに行った。

 西側を歩いてみると、遠目から赤い影がいくつもあった。

 姿を確認するとレッドウルフが5体もいた。もう一回言う5体だ。

 やっば、これは普通に戦うと絶対死ぬやつだ。

 焦りながら周りを見ると、丘になっている部分を見つけた。

 急いでそこに登ると、敵との距離が20mをきっていた。

 よし、これだけあれば魔法が使える。とは行っても無のマジックバレットと電のエレクトロ(剣に電気を帯びさせることは出来た)、聖のリジェネしか戦闘では使えないけど。

 距離が10mになったところで威力抑えめ手から速く放つイメージで出来たスピード強化で八発順番に撃った。

 三体に着弾して、他の二体は回避したが、当たらなかった中の一体はビビって固まっていた。

 なので、こっちに来ている一体に向かい、攻撃したがバックステップで避けられたので追撃して殺し、マジックバレットに当たって動けていない一体をまたマジックバレットで頭に撃って殺した。

 そして、硬直から回復した三体が一斉にかかって来た。

 だか、距離があり、撃たれた二体は動きが遅いので、一番近くて、HP満タンのビビリウルフに攻撃を定めた。

 こいつは素直にジャンプ攻撃してきたので走りながらの縦斬りで沈めた。

 残りの二体は学習したのか俺を挟んでもこっちを伺い攻撃してこない。

 それが数分続き、我慢できなくなったのか、二体が同時に攻撃した。

 先に前の一体を右斜め下斬りで攻撃し、その下ろす力を利用して、体をひねりながら、下から上へ剣を動かした。

 どちらともそれらの攻撃で死んだが、後ろの一体には先に攻撃を受けてしまい、その突撃で体が吹っ飛んだ。

 その突撃で噛み攻撃もあったがそれは皮の鎧のおかげで防ぐことが出来た。ボロボロになったけど。後でバウローの親父のとこに行こ。


 戦闘が終わった後、唐突に頭にステータス画面が浮かんだ。

 見てみると、それはレベルアップの勧告だった。


 ・・・・・・よ、よっしゃー!

 やっとレベルアップしたぞ。モンスター結構倒したのに上がらなかったからな。

 レベルは1から3に上がっていた。

 なぬ、なぜか一気に2もレベルが上がってる。

 これは帰ってガセットに聞いてみると理由が判明した。

 10レベから11レベにと10レベルごとにレベルアップが極端に遅くなる時があるらしい。

 これは、人によって代わり、周期が最短で5レベルごとという人もいるらしい。

 だけど、このレベルアップは他のレベルアップよりもステータス上昇が倍以上上がるらしく、それが最初の1レベルで起きる俺は結構すごいらしい。

 ちなみにステータス上昇は、

 レベル1→3


 力 2→9

 素早さ 4→14

 頑丈 3→9

 体力 1→5

 器用さ 1→7

 知能 6→10

 精神 5→8

 魔力 1→7

 運 5→7


 ・・・・・・うん、すごい上昇率だね。

 知能と精神と運以外のステータスがどれも3倍以上だ。元の世界だと人間辞めてる運動能力だね。それも3レベルで。

 ステータス確認でまず走ると、感覚で分かるぐらい速くなってる。たぶん時速45km前後かな。

 魔術はどれも威力が少し上がり、連続ですべての基本魔術を使っても脱力感がまるでなく、空と時のスペースとディティリアレーションが10cm3乗の固定範囲で使えるようになった。

 空と時は使えるだけで才能ありだから、これで無、火、風、聖、空、時、の六つが才能あると分かったな。

 他に平原にあった1m以上ある大きい石をきついとはいえ持ち運べることが出来たし、やばいな。

 街に帰り、モンスターの素材を売り、常駐依頼であったイヤシバナ10輪にレッドウルフ五体10銀貨だから合計13銀貨50銅貨を手に入れた。

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