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蝶になって  作者: ゆり
20/23

20、彼氏??




頭、痛い・・・



ここ、どこだっけ・・・




眠い目をこすりながら、昨日の事を思い出す。




あぁ、そうだ。


昨日はヤケ酒して、誘われるままにカイとホテルに入って・・・




あれ?

そこまでしか記憶がない・・・。



でも、服、着てない。


隣には、絵里と同じで裸のカイが寝ていた。


もしかして、カイとしちゃったの―――?




ケン以来、誰ともセックスしなかった。


それに、好きな人としかセックスした事ないし・・・。




絵里は混乱しながら隣に寝ているカイを起こさないように、ベッドから起き上がった。


そして、シャワーを浴びてホテルを出る。




ホテル街には若いホテトル風の女や、いかにも援助交際のような男女が何人もいた。


絵里はここにいる事が恥ずかしくなり、タクシーに乗り込みホテル街から逃げ出した。




家に着いた時、カイから電話がきた。


置いてきちゃったし気まずい。

少し躊躇しながら電話に出た。



「もしもし」


『えり?

なんで置いてくんだよぉー。』



あくびをしながらカイは絵里に甘えた口調で言う。



「あ、ごめっ、ごめんねっ!

ちょっと用事あって。

起こすの悪くて・・・」



あまり意味のない嘘をついた。


そして、絵里は思い切ってカイに聞いた。



「あのさ、昨日のこと、覚えてる?」



『忘れるワケないじゃーん! 絵里すっげえ可愛かったし、エロくてびっくりしたよぉ。


俺、絵里の事、好きになってもいい?』




・・・。


やっぱり。



しちゃったんだ。




カイは嬉しそうに絵里に話し続けている。


でも、頭には全然はいってこない。



『・・・けど、いい?


ねー、聞いてる?


いーの?!』



「・・・あ、聞いてる聞いてる。


いいんじゃないかなぁ」



面倒で話を合わせる。




でも、それが間違いだった。



『マジで?いいの?


絵里は今日から俺の彼女ね! 浮気すんなよ!』



・・・? はぁ?!



「え?どうゆーこと?」



『付き合ってほしいんだけど、いい?って聞いたじゃん。

絵里も今、いいんじゃないかなぁって言ったじゃん。

ちなみにキャンセルはもうナシだから!』



ええっ?!




でも、まぁ、いっか。


記憶ないけどヤッちゃったし。

カイの顔は悪くないし、性格もけっこう好きだし。



まぁ、いっか。



ケンの事も忘れられるかもしれない。


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