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蝶になって  作者: ゆり
19/23

19、ヤケ酒



『今日は絵里ちゃんヤケ酒?! すごい飲んでるよね。


ボトル開いたから入れていい?』


「いいよ!!

早く酒作って!!」



絵里はローズに来ていた。

カイは絵里の隣に座り、絵里に笑いかけて新しいボトルを入れる。


頭がクラクラするし、確実に飲み過ぎてる。

でも、飲んでケンの事を考えられなくなりたい。



ケンに逢い、ショックを受けた。


ケンとの再会を夢見てたけど、こんな再会になってしまうとは思ってなかった・・・。


金融屋さんになって犯罪を犯しているなんて、夢にも思わなかった。



それに絵里と同じように、ケンも絵里に未練があると思ってた。

逢いたがってくれていると思い込んでいた。


その勘違いを思い知らされ、もうケンと絵里は終わっていると気付かされた。




そりゃ、そうだよね。


二年ちかく経てば、ケンも新しい彼女がいてもおかしくない。

性格が変わって、犯罪を犯せる人になってしまったのかもしれない。




さみしいけど、認めないといけないよね。




考えていると、涙があふれそうだった。



そして絵里はあびるように酒を飲み続けた―――。




あっとゆうまにローズの閉店時間になった。


酔っ払って、足がもたついて上手く歩けない。


フラつく絵里を支えながら、カイは絵里の耳元で小声でささやいた。



『今日、どっか泊まらない??

こんな絵里ちゃんを一人にさせたくないよ』



カイには何も話してなかった。

でも、カイは絵里に何かあった事を気付いていたようだった。



そして、カイは絵里を抱き締めた―――。

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