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27ー② アミーリア

 

「元宰相は、レイ……宝石商レヤードの偽物のことは知っていたのかしら」

 執務の合間に話を聞きながら、アミーリアがした質問にギディオンは首を振った。

「いや……。聞いてはみたが、知らない様だった。元宰相に接触していた密偵は外見の特徴から全くの別人だと思う。ただ、キアラ誘拐に使ってくれとブレットを連れて来た人物が金髪で見目の良い若い男だったと言っていたから、その男がレヤードを騙った人物と同じである可能性は高い、というだけだ。確証はない」

 そう聞いて、アミーリアはむっつりと黙り込んだ。

 レイの情報に繋がりそうな線はこれですべて消えてしまった。

(元宰相に接触していた密偵は、騎士団が踏み込んだその場で自害したというし……。さすがね。少しの手掛かりも残していないなんて)

 ゲートスケルの密偵は徹底した教育されているようだ。

 たとえレイを殺さずに捕えたとしても、元宰相に接触していた者と同様に自害されていたかもしれない、とアミーリアは諦めのため息をついた。

「レヤードをまだ……気にしているのか?」

 ギディオンがおずおずと、アミーリアの様子を伺うように聞いてくるので、もしかしてヘンな誤解をさせてしまったかとアミーリアは慌ててキアラと話し合ったことを説明した。

(もうもうっ! ギディオンたら、もしかしなくてもヤキモチ? 誘拐犯にヤキモチなんてどうかと思うけど、カワイイから許すッ)

「そうか……。アーカートの何者かと繋がっている可能性があったのか……。俺がヤツを始末してしまったせいで……すまない……」

「いえッ! あの状況では仕方なかったとわかっているから!」

 今度は落ち込ませてしまったかと、アミーリアは焦ってフォローした。が、広くてゴツい背中を丸めてしゅんとしているカワイイギディオンを目に焼き付けることは忘れない。

 ギディオンが顔を上げて、まだ謝るような視線を送ってくるので、アミーリアは気にしていないというように微笑んだ。

「……その密偵の件は他の者にも周知しておく。なにか手掛かりがみつかったら報告しよう」

「お願いします。なんでもそうやって先回りで考えてくれるのね……ありがとうございます……」

 アミーリアに言われて、ギディオンは照れを誤魔化すように手元の書類へ目を落とす。

 可愛いくせにちゃんとこちらのして欲しいことが分かる有能なところも、最高に素敵★——なんて騒いでいる脳内を鎮める為に、アミーリアも書類を手に取って、顔の前に掲げた。

 だが、書類を見ているフリをしながら、ついチラチラとギディオンを愛でてしまう。

 以前は怒っているように見えた眉間に縦皺いっぱいの顰め面ですら、いまではきりっと凛々しくも厳しい顔つきに見えるから不思議である。

 そんなことを考えてウットリしていると、ふいに書類から顔を上げたギディオンとばちりと目が合った。

 一瞬驚いたように目を見開き、頬を少し染めて、困ったように眉と口をへの字にして目を伏せるギディオンの様子が、またアミーリアの胸にドスンと突き刺さる。

(ぃやあぁ。ちょっとぉー、カワイすぎるんですけどッ‼)

 アミーリアが(心の中だけで)悶えていると、何かに気付いたようにギディオンは目を鋭くさせて、アミーリアを見返した。

(やだっ。ずっと見てたのバレたかしら。怒った?)

「レヤードで思い出した。君に返すものがあったんだ」

 違った、とホッとしていると、ギディオンは立ち上がって執務室の奥に設置してある鍵付きの保管庫に向かった。そこからビロード張りの箱を取り出し、アミーリアの机の上に置いた。

「これは?」

「レヤードの馬車の中にあったものだ。他は証拠品として別に管理しているが、これだけは調べが終わるまで俺が預かっていた。ファーニヴァル公家の刻印が入っているから、公家の品だと思う。中を(あらた)めてくれないか?」

 箱の蓋を開けると、そこには以前レイが持ってきた首飾りの他に、揃いのデザインのティアラとイヤリングが入っている。誘拐された時にレイが言っていた通り、パリュールとして持ってきていたのだろう。

「……確かに、公家の宝物庫にあったものです。おそらく父がゲートスケルに賄賂として贈ったか、売ったのでしょう」

「公家の宝物(ほうもつ)……⁉」

 思っていた以上の価値だったのか、ギディオンは驚愕と云った表情でパリュールを凝視した。

 レイが持ち込んだ商品のスケッチを以前ギディオンに渡していたが、この首飾りだけは除外してあった。来歴は勿論知れているし、流出したのは盗まれたせいではなく、大公か大公子が“世界の落し物の宝物庫”から持ち出したのだとわかっていたからだ。

 ともあれ、手元に戻ってきてアミーリアはひとまず安堵した。コレはまだ世に出ていいものではない。

(派手にでかい宝石が付いてないから大した価値はないと思っていたんでしょうよ。本当の価値も意味も理解できないあの馬鹿どもが……!)

 見ていると父と兄に対する怒りがメラメラと湧いてきて、思わず蓋をばちんと手荒く閉じた。

 突然怒気を露わにしたアミーリアに、ギディオンはたじろぎ肩を揺らした。

「あ、なんでもないの。これ、私が持っていても……?」

「も、勿論だ。公家の宝物と云うなら猶更だ」

「ありがとうございます。寛大な処置に感謝します」

 アミーリアが怒りをサッと引っ込めて笑顔をみせると、ギディオンは安心したように頷いて自分の席に戻り、二人は執務を続けた。



 そんなことがあった日の、執務終わりのこと。

 自分自身とギディオンの執務机の上を眺めたアミーリアは、満足げに、しかも胸を張って言った。

「うっふっふ~。以前はあれほど山積みだった書類が、急激に砂山程度になりましたね?」

 ついつい仕事が捗ったことが嬉しくなって、言外に私のおかげでしょうと匂わせつつ、軽く冗談を言ったつもりだった。

「ああ。君が業務に就いてくれるようになってから、ひどく捗った。実のところ、まるで経験があるかのような仕事ぶりでとても驚いていたんだ。一度教えれば、乾いた大地が水を吸うように素早く覚えてくれるし、王妃教育の賜物か、君はさまざまなことに知見が広いから何をやらせても判断力が高く間違いもない。だから仕事が早いのだろうな。正しく全ては君のお陰だ」

 至極真面目に返されて、逆にアミーリアが赤面する羽目になった。

「え、そ、そんな……、私だけでは……っ。ギディオンも、すごく頑張った、から……」

「いや、君のお陰だ。君の能力の高さにはまったく感服した。麻関連(リネン)の事業に支障がなければ、これからも是非お願いできないだろうか? 君に頼めば、どんな難題でも解決出来る気がするんだ」

 ギディオンは何の(てら)いもなくアミーリアを褒め讃え、嘘でも皮肉でもなく、素直に頼んでいるのがわかる。

 前世の“咲”だった時、特に自分自身フェミニストでもジェンダーに拘っているとも思っていなかったが、取引先で「()社長さんだったんですか」とか「女だてらに社長なんてたいしたものですね」などと言われると、どうして男性の社長にはつけない冠や形容詞が女性だとつくのか、と胸がモヤモヤしたものだった。

 そして今世の“アミーリア”は、公女として生まれただけで公子より価値のないものとして扱われ、幼い頃から公国の為に高く売れるよう厳しく育てられ、挙句王国への人質にされた。

 この世界では、女性はどんなに有能でも男性と同じ位置には立てない。むしろ後ろに控えて支えることが美徳とされている。だからこそ、アミーリアは王太子の婚約者だった頃は、常に一歩引いてサポートに徹していたのだ。貴族社会とはそういうものだと、ある意味諦めていたとも云える。

 だが、ギディオンはそんなアミーリアの固定観念を払拭させることをあっさり言ってのけた。

 だとしても、真実アミーリアの能力を評価し、()()()仕事をしたいと本当に思っているのだろうか? と、アミーリアはギディオンが本気で言っているとは、まだ信じられずにいた。

「……ありがとう。でも、ほ、ほんとに私と……私が一緒に仕事をしても、いいと思っているの……?」

 恐る恐るアミーリアが聞き返すと、ギディオンは前のめりに「頼めるか⁉」と執務机から身を乗り出した。

 アミーリアは一瞬呆けたように口をぱかりと開けたが、すぐに「ええ! いいわ!」と言って力強く頷くと、嬉しそうに、満面の笑みをみせた。

 そんな笑顔を向けられたギディオンはといえば、急激に顔を赤くして、それを隠すように片手で顔の下半分を押さえて、俯くばかりだった。

 この機に乗じて、アミーリアはずっと気になっていたことを指摘した。

「ギディオン! 私たち、お互いの名前から“様”を取って呼び合おうって、この前決めたわよね?」

「え……」

「それなのに、ずっと私のことを“君”か“貴女”って。……ちゃんと呼んだことないの、わかってる?」

「あ、いや……、その……」

「……寂しい……。あなたとやっと夫婦らしくなれると思ったのは、私だけなの……?」

 涙ぐんだ声でそう言って、手で顔を覆って俯いた。

 ギディオンは慌てて立ち上がり、アミーリアの側に駆け寄った。

「そんなことは……!」

「だったら、呼んでみて頂戴? いま、すぐに!」

 パッと顔を上げたアミーリアの目には涙などひと粒も無く、思いっ切り笑顔だった。

 唖然とするギディオンに間髪入れず「早く、早く!」とアミーリアはぐいぐい要求を突きつけながら、小首を傾げて顔を近づける。

 尻込みしながらも、ギディオンは小さな声で「……あ、アミー……リア……」ともごもご呟き、真っ赤になって片手で口を押えてしまった。

(ぃやあぁん。なんなのコレ、滅茶苦茶カワイイんですけどぉ!)

「あら? なんだか、よく聞こえなかったわ……。もう一度いい?」

 調子に乗ったアミーリアはそう言って、今度は耳を寄せる。

「……あ、アミーリア……」

「…………ん?」

「あ、アミ……も、もう、頼むから、勘弁してくれ……っ」

 頭から蒸気を噴き上げそうなぐらい真っ赤になったギディオンに、アミーリアはさらに詰め寄り——

「ふたりとも、ホントにかんべん()てくれる⁉」

 突然差し込まれたキアラの声に、アミーリアとギディオンがギョッとして振り向くと、そこにはキアラとアナベル、そして外出先から戻ってきたブランドンの三人が虚ろな目をして執務室の扉の前に立ち、いちゃいちゃしている(?)二人を見ていたのだった。


「もう、キラちゃんたら、入室前にノックぐらいしてよね! マナー違反よ!」

 ギディオンから慌てて距離を置き、アミーリアが照れ隠しでそう言うと、キアラは「()たよ!」とむぅっとほっぺを膨らませた。

 アナベルが「一応したんですよ。一応……その、何度も……」と恐縮して答える。ブランドンも頷いて同意している。

「あら……そうだったの。まるで気が付かなかったわ。ごめんね、キラちゃん」

「おたの()みのところ、しゅ()いましぇ()んで()たねぇ~」

「なによぅ。その言い方」

「あ、あのっ、奥方様! キアラ様はなにかお二人に言いたいことがあるらしいのです! ね、そうですよね、キアラ様?」

 なんとなく不穏な空気を感じ取ったアナベルが取りなすように言って、キアラの背を押し執務室の中へ入れた。

 すかさずギディオンがキアラの前に移動して膝をつき、「どうした?」と聞いてくる。

「……パパとママだけに、はな()たいの……いい?」

 キアラがおずおずと頼むと、ギディオンが顔を上げてブランドンとアナベルへ目配せし、二人は執務室から出ていった。



 扉が完全に閉まった音を聞いてから、キアラは張りつめた表情で、徐に口を開いた。

「パパ。単刀直入に言うけど、これから半年から一年くらいの間に、ゲートスケルが再びファーニヴァルと西方諸国へ侵攻してくる可能性がある」

「キラちゃん、ホントに⁉」

 アミーリアが驚きの声を上げたが、ギディオンは黙って、しばらくキアラと視線を合わせたままでいた。

 二人の間には妙な緊張感が漲り、最近薄れつつあったギディオンの眉間の皴がみるみる深くなっていく。

「……これも予言、なのだな?」

 こくり、とキアラは重々しく頷く。

 アミーリアは二人を交互に見やりながら怪訝な表情を浮かべたが、口を挟むことなく今度は黙っていた。

「あくまで可能性、だよ。パパ。でもね、もしもの時の為に備えていて欲しいの」

「無論だ、キアラ。教えてくれてありがとう」

 そう言って、ギディオンがキアラの頭をくしゃりと撫でて表情をやわらげると、強張っていたキアラの体はほっとしたように弛緩した。

「もう仕事は仕舞いにするから、今日は三人で晩餐を取ろう」

「ほんとに? じゃ、着替えてママと待ってる!」

 ギディオンは領主でもあるが、クルサード騎士団の副団長(団長はクルサードにいるリルバーン子爵なのでファーニヴァル内では序列一位になる)でもある仕事柄、大抵晩餐は騎士や重臣たちと取っている。

 ファーニヴァルの立て直しが急務の今は、晩餐も情報を共有し合う大事な仕事の一環なのだ。が、アミーリアと和解してからのギディオンは、三日一度は三人で晩餐を取るよう計らうようになった。

 その貴重な機会に、キアラとアミーリアは喜びで顔を綻ばし、そんな二人を見てギディオンの口元も優しく緩む。

「それじゃ、キラちゃん。先に部屋へ戻りましょ」

 アミーリアはキアラを抱き上げながら、(あとで詳しく教えなさい)とひっそり耳打ちして、執務室を後にした。


 執務室の扉の外では、アナベルが待っていた。

「お話は終わりましたか? 子供部屋に戻りますか、それとも奥方様の部屋に?」

「取りあえず私の部屋に戻るわ。今日は晩餐を三人で取ることになったから」

「まぁ。それはいいですね。それなら奥方様はお召し替えですね。リアを呼んでおきます」

「ありがとう……。ねぇ、ところでアナベル。あなた最近、私のこと奥方様呼びに変えたわよね。いったいどうしたの?」

 アミーリアは、胡乱げにじっとアナベルを見つめる。アナベルは眉を下げ、額をこりこりと掻いてばつの悪そうな顔をした。

「えぇと……その、それはですね……」

 アナベルの説明によれば、ギディオンが結婚当初、アミーリアは政略で無理矢理自分の元に嫁がされたのだから“奥方”などと呼ばれるのは嫌がるだろう、と言って止めさせていたというのだ。

 そういう問題ではない、と皆一様に思ってはいたものの、あまりにもギディオンが頑なに言い張るので、「もしかすると旦那(ギディオン)様も嫌々結婚されたのかもしれない」という邪推もあり、誰も逆らわず言う通りにしていた。

 だが先日の姫抱っこの件で、これなら“奥方様呼び”を解禁してもいいのでは? という認識が使用人たちの間で急速に広がったらしい。

「そう呼んでいるのは私だけではないはずですよ。皆、とっくにアミーリア様のことを認めていたんです。ギディオン様と並び立つ御方として……。アミーリア様をファーニヴァルの領主夫人に相応しい御方だと、自分達が喜んで仕える主人なのだと、 ずっと“奥方様”と呼びたくて、仕方がなかったんですよ」

 アミーリアは意表を突かれて思わず言葉を無くし、次第にその頬を赤く染めていった。

 今までの自分の努力や頑張りは分かって貰えていたのだと、口元が嬉しさで自然と緩んでくる。それを隠す為に思わず片手で口を押えた。

 その仕草が、図らずもさっきのギディオンと同じで、アナベルは微笑まし気にくすくすと笑いを漏らした。

 コホン、とアミーリアは仕切り直すように咳をすると、わざとしかつめらしく話を変えた。

「……ところで、さっきギディオンと話していてちょっと思ったのだけれど」

「なんでしょう?」

「ギディオンって、この国の男性にしては女性が仕事をすることに偏見がないのね」

「ああ、そうですね。でもそれはクルサードの男なら当然です」

「当然なの?」

 目を丸くするアミーリアに、少し自慢げにアナベルは答えた。

「はい。クルサードは、辺境と云う土地柄の為、常に外敵に晒されて参りました。数世代前まで、昔は蛮族とも呼ばれていた西方諸国に何度も攻め込まれ、それを防いできたという歴史があります。つまり、クルサードの男たちは王国と領地を守護する為に国境近くまで何度でも戦いに赴き、その際、女たちは常に留守を預かってきたのです。その期間は、長ければ数カ月に及ぶこともあったと聞きます」

 アミーリアとキアラはほぉーと興味深く耳を傾けた。

「戦で男たちが留守の間、女たちは男手の足りない全てのことを女の手だけで(しの)いでまいりました。勿論、体格や体力の違いは否めませんが、それを補う知恵と協力と団結でクルサードの女たちは領地を、城を、民を、守ってきたのです。その自負がクルサードの女たちにはあるのです。そして、クルサードの男たちも自分たちが後顧の憂いなく戦えるのは、そんな女たちの働きがあるからだということを理解しているのです」

「……そう。だからなのね」

「ですが、先程も言いましたが男女の体格差、体力差は否めませんから、何が何でも同じ仕事をなどとは誰も言いません。けれど男だから女だからと言われることもほとんどないですね。性別に関係なく得手不得手、向き不向きはあるものですから。だからでしょうか、私が騎士で代々騎士団団長を排しているリルバーン子爵の後継となっても、その婿殿が剣など握ったこともない文官であっても、誰も何も言いません。……まぁ、とは言え、クルサードがかかあ天下気質だというのは、否定しませんが」

 最後にアナベルはにやっと不敵に笑って、話を括った。



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