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直也之草子 〜世界最強を目指す純情少年の怪奇譚〜  作者: 政岡三郎
八之譚 聖ナル月ノ落シ物

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〜第五話 仲直りの贈り物〜

 ドーモ。八之譚も今回で最終回です。24日の夜。日が落ちても尚、失くした手袋を探していた鹿乃子は、堤防道の上から暗い川を見る。その川の中央には___。

 時刻は少し戻り___。


 夕方のメロディチャイムが鳴ってもまだ、鹿乃子は失くなった手袋を探していた。


 失くしてから数日、あの日通った道は何回も探したし、交番にも毎日足を運んだ。通りすがりの近所の人に、手袋が落ちていなかったか訊ねたりもした。


 それでも見つからない。


 見つからないけれど、諦めることはできない。


 たとえ身に着けることのできない手袋であっても、直也が一番初めにくれた思い出の品だからだ。


 鹿乃子は今、町の東と西を分断する川の河川敷にいる。


 この河川敷も鹿乃子の家からフラワーショップへと向かう上で通るルートの一つで、当然この数日でこの辺りも何度も探している。


 なので、当然見つかるはずもなく……。


「……」


 鹿乃子は考える。


 もしかすると、手袋は川に落ちたのかもしれないと。


 河川敷か、もしくはこの少し先の桁橋の上で落とした手袋が、強風に煽られて川に落ちてしまったのだとしたら……。


 鹿乃子は必死に目を凝らして、すっかり日が落ちて暗くなった川の水面を見つめる。


 けれど、もしも川に落ちてしまったのなら、もうとっくに遥か川下の方へと流されてしまったかもしれない。


 そんな最悪の可能性が鹿乃子の頭をよぎった、ちょうどその時。


 暗い水面を照らす僅かな月明かりのおかげで、鹿乃子は川のちょうど中央辺りに何かを見つける。


 それは、川の流れに乗って川上から流れてきた大きな枯れ枝。


 その枝先が川底に引っ掛かったことによって、枯れ枝は川の流れに逆らうようにその場で停滞していた。


 そして、そんな枯れ枝に更に”何か”が引っ掛かっている。


 遠目だと、光源が月明かりだけでは判別しづらいが、大きさはちょうど手袋くらいのサイズに見える。


「あれって……!」


 もしかしたら、わたしの手袋かもしれない。


 そんな可能性が頭をよぎった鹿乃子は、堤防道を下りて急いで水辺の淵へと近付く。


 確証があるわけではないが、あれが自分の手袋である可能性がある以上、悠長にしてはいられない。


 今はまだ枯れ枝に引っ掛かっているが、このままではまたいつ手袋が川の流れに攫われてしまうか分からない。


 川岸で立ち止まった鹿乃子は、靴と靴下を脱いでから一度大きく深呼吸をして、覚悟を固めてゆっくりと片足を水につける。


 真冬の水の冷たさが足先から伝わり、鹿乃子は思わずぶるりと身体を震わせる。


 鹿乃子はもう一度、先程よりも少しだけ浅めにゆっくりと呼吸をして、もう片方の足も水につける。


 川に入った鹿乃子は、一歩一歩、おぼつかない足取りで川の深みへと進んでいく。


 進む度に底が深くなっていく川の水。


 川の流れはそこまで激しくはないが、一度足を滑らせればこの程度の流れの速さであっても、鹿乃子にとっては致命的だ。


(おねがい……そのまま流されないで……!)


 水の流れに足を取られるかもしれないという恐怖を必死に押し殺し、鹿乃子は手袋が流されないように祈る。


 川の深さはいよいよ、鹿乃子の腰の少し下辺りにまで達する。


 枯れ枝まではあと3メートル程度。


「あと……ちょっと___」


 その時だった。


 枯れ枝に引っ掛かっている手袋らしき物に、鹿乃子が左手を伸ばしたその瞬間。




 一歩進んだ鹿乃子の左足が、一気に川の深みへと沈み込んだ。


「あ___!!」


 悲鳴を上げる間もなく、鹿乃子の身体は川底へと吸い込まれた。


 この川は、川岸付近は子供の膝丈より少し高いくらいの深さだが、川の中央辺りまで来ると一気に底が深くなるのだ。


「けほっ___だれか___!!」


 なんとか水面から顔を出そうと必死にもがく鹿乃子だが、片腕しかない彼女には、水中でバランスを取ることができない。


(__このまま___死んじゃうのかな___わたし___)


 鹿乃子の頭を、大切な人達の記憶が駆け巡る。


(お父さん___お母さん___)


 これが走馬灯というものなのだと、鹿乃子は理解した。


(なおくん_____おねえちゃ___)


 鹿乃子が死を覚悟した、その刹那___。




 ザバアッ!!と……。


 何者かが、水の中から鹿乃子の身体を引き上げた。






―――――――――――――――――――――――――――――






「けほっ……けほっ……!」


 川岸に上げられどうにか九死に一生を得た鹿乃子は、咳込みながらも顔を上げて自分を助けてくれた者の正体を確認する。


 その人は、お寺の修行僧のような身なりをした長身の男性だった。


 足には高下駄を履いているが、それを差し引いてもなお背が高い。


 そして一番奇妙なのは、その男性は何故か顔の上半分をカラスの顔を模したような黒いお面で隠している。


「あ、あの……」


 訝しみながらも、助けてもらったお礼を言おうと鹿乃子が口を開いた、その瞬間。



「喝ァアアアアアッッ!!」



 男は突然雷鳴を彷彿とさせるような大声を上げ、鹿乃子はびくりと肩を震わせる。


「かような刻限に娘子が一人で川に入るなど……危ないではないか!!」


 その奇妙な風貌からは考えつかない程にまともな叱責に、鹿乃子は思わず身をすくめる。


「ご、ごめんなさい……。川のまんなかにあった枯れ枝に引っ掛かってたものが気になって……」


 鹿乃子がそう言うと、男は「厶?」と顎に手を当てる。


「ヌシが気になっていたものとは……コレのことか?」


 男は腰に提げていた物を手に取り、鹿乃子に見せる。


「これ……」


 それは確かに手袋であったが、鹿乃子が探していたそれとは似ても似つかない、ゴム製の手袋であった。


「川の枯れ枝に引っ掛かっていた物だ。ヌシはこれを取ろうとしておったのではないのか?」


「……えっと…確かにそれを拾おうとしてたんですけど……わたしの探していたものじゃなかったみたいです。暗くてよく見えなかったから、わたし勘違いしちゃって……」


 結局、川に落ちていたものは自分の探していた手袋ではなかった。


 その事実に気落ちしつつも、鹿乃子は男にお礼を告げる。


「わざわざ拾ってくれて……それから、助けてくれてありがとうございました」


 鹿乃子の言葉に、男は高らかに笑って返す。


「ハッハッハッ!!よいよい!しかし、此度は見回りをしていた我がたまたま見つけたから良かったものの、今後はかような無茶をしてはならぬぞ、娘子よ」


「はい、気をつけます。えっと、ところでお兄さんはいったい……」


 鹿乃子は男に素性を訊ねる。


 男は待ってましたと言わんばかりに腕を広げ、胸を張って高らかに名乗る。


「よくぞ聞いた娘子よ!我は日ノ本三大妖魔が一角!偉大なる大天狗よりその血を継ぎし天狗一族の末裔!人呼んで、妖魔鴉でン"ッッッ!!?」


 長々と前口上を並べた挙げ句、肝心のところで男の名乗りは遮られた。


 男の左頬には、彼の真横から現れた田村直也の右拳が深々と抉り込んでいた。


 男が着けていたカラスの面が宙を舞い、男の体は川の浅瀬に倒れ込んで勢い良く水飛沫を上げる。


「えっ!?」


 突然の出来事に驚く鹿乃子を庇うように、直也は男と鹿乃子の間に立ち塞がる。


「大丈夫か、かのこ!?」


 直也は背後にいる鹿乃子を気に掛けながら、浅瀬に倒れ込んだ男をギロリと睨みつける。


「テメェ鴉天狗!!結奈さんに振られて、お次はかのこを毒牙にかけようってハラか!!?」


 直也はそう言うと、目の前の男___鴉天狗に詰め寄り、殴りかかろうとする。


「ま、待ってなおくん!」


 鹿乃子は直也の左手を掴んで、彼を止める。


「かのこ!コイツはお前に手ぇ出そうとしたんだろ!?なんで止めんだ!?」


「ちがうの!」


 鹿乃子は精一杯声を張り上げる。


「この人は、川で溺れちゃったわたしを助けてくれたの!」


 鹿乃子のその言葉に、直也は驚いたように振り返る。


「なっ!?川で溺れたって……なんでンなことに!?怪我はしなかったか!?寒くねえか!!?」


 直也は鹿乃子の肩を揺すりながら、問い質す。


「だ、大丈___へくちゅっ!」


 大丈夫と答えようとしたが、うっかりくしゃみをしてしまう鹿乃子。


 直也は着ていたダウンジャケットを脱いで、鹿乃子に羽織らせる。


「何か理由があって川に入ったんだろうが……そういう時は一人で無理しねぇで俺を呼んでくれ。かのこにとって必要なら、川だろうが海だろうがどこへだって飛び込むからよ」


 そう言って優しく微笑む直也。


 ダウンジャケットから伝わる温もりと直也の優しさに、鹿乃子は思わず俯いて頬を赤らめる。 


 直也は再び鹿乃子に背を向けると、地面に落ちた面を拾い上げ、川の浅瀬で踞ってオドオドしながら顔を隠す鴉天狗に差し出す。


「……勘違いして、悪かった」


 直也が謝ると、鴉天狗は差し出された面を素早く引っ掴み、直也に背を向けて面を着ける。


「___まったくである!!勘違いで我を殴るとは、迷惑千万!!」


 面を着けていつもの調子に戻った鴉天狗は、すかさず直也を怒鳴りつける。


「テメェだってこの間、俺を結奈さんの夫だと勘違いして襲ってきたじゃねえか。おあいこだ、おあいこ」


 少しムッとして言い返す直也。


「な、なにおう!?」


 鴉天狗もこれにはすかさず言い返そうとするが、直也は「けど……」と続ける。


「あんたにはむしろ、借りができちまったな」


 直也はそう言うと、鴉に深々と頭を下げる。


「かのこを助けてくれて、ありがとな。あんたは俺の恩人だ」


 直也の殊勝な態度に、鴉天狗は思わず「ム、ムゥ……」と何も言えなくなる。


「ま、まぁ、分かればよいのだ、分かれば。では我は見回りの最中ゆえ、これにて失敬!とうッ!」


 そう言うと鴉天狗は空中へと高く舞い上がり、直後ぼふんっ!と彼の身体を謎の煙が包み込む。


 煙が消えた時そこに鴉天狗の姿は無く、代わりに一匹のカラスが翼を羽ばたかせ、そのまま東の空へと飛んでいった。


 目の前で起きた少し現実離れした光景に、鹿乃子はぽかんとする。


「……あの野郎に、返し切れねぇぐらいの借りができちまったな……」


 去っていくカラスを目で追いながら、直也がぽつりと呟く。


 ちょうどその時、堤防道の先から田中一男とその息子の月男が二人の元へと駆けつけてくる。


「お〜〜〜い」


 一男が手を振りながら堤防道を降りてくる。


 月男は()()()を抱えているため、一男の後から慎重に土手道を降りる。


「おやっさん、かのこは見つかったぜ。っつーか月男、持ってきてくれたんだな」


 直也は月男が持ってきたソレを見て、フッと笑う。


 月男が持っていたのは、直也が鹿乃子のために用意したクリスマスプレゼントの、大きな手作りのクマのぬいぐるみだった。


「___対象を確保。これより柚澄原邸へレンコーします。オーバー」


 スマートフォンに向かってそう言うと、一男は鹿乃子の方に向き直り彼女に言い聞かせる。


「かのこちゃん、こんな遅い時間に一人でお外を出歩いちゃいけないよ?近頃はカラスのお面をつけて空を飛ぶ変態もいるからね」


 一男の言葉に、鹿乃子は俯きながら反省の言葉を返す。


「ごめんなさい……で、でも!そのカラスのお面をつけた人は、悪い人じゃありません。ついさっきもその人がわたしのこと、助けてくれたんです」


 鹿乃子の言葉を聞いても、一男は然程(さほど)驚くこともなく、口元だけにっこりと笑みを浮かべる。


「そうか。じゃあ彼は良い変態だったんだね」


 一男の一言に鹿乃子はなんと返したらいいか分からず、あはは……と困ったように愛想笑いを浮かべる。


「……なおくんも、心配かけちゃって本当にごめんなさい……」


 鹿乃子が改めて直也に謝ると、直也は首を振ってニカッと笑う。


「もういいんだ。かのこが無事なら何よりだ!それより……」


 直也は月男に目配せしてぬいぐるみを受け取ると、それを鹿乃子に差し出してこう言う。


「メリークリスマス、かのこ!!」


 片腕で抱えきるのは難しいくらいに大きなぬいぐるみ。


 しかし、鹿乃子の目に真っ先に映ったのは、ぬいぐるみの右前脚部分だった。


「この手袋……」


 そこには鹿乃子が失くし、今まで探していた右手の手袋が、すっぽりと収まっていた。


「ああ、この手袋な……。前にかのこを怒らせちまった時に拾ったんだけど、返すタイミングがなくてよ……」


 直也は少しばつが悪そうに続ける。


「そもそも、俺が考え無しにかのこにプレゼントした、かのこにとってまったく必要のねえ右手の手袋だし……わざわざこれだけをかのこの家に返しに行くのも、かえって迷惑になるんじゃねえかと思ってよ」


 鹿乃子が探していた手袋は、ずっと直也の手元にあったのだ。


 どうりでいくら探しても見つからないはずだと、鹿乃子は思った。


「それで、プレゼントのぬいぐるみの右前脚にくっつけて、お揃いみたいな形にしたらどうかって結奈さんにアドバイス貰ってな。……受け取ってくれるか?」


 直也にぬいぐるみを差し出され、鹿乃子はまじまじとそれを見たのち、少し困ったように言う。


「……えっと………すごく大きいね。左腕だけだと、ちょっと持ちづらいかも……?」


 鹿乃子のその一言に、直也はハッとする。


「す、済まねえかのこ!!俺としたことがまた、気の利かねえ真似を……!!」


 自らの迂闊さに狼狽する直也。


「……ぷっ、あはは!」


 堪らず吹き出す鹿乃子。


「ありがとう、なおくん。とっても嬉しいよ。それと……今までなおくんのこと避けてて、ごめんなさい」


「ッ!!かのこ……!!」


 感極まり泣きそうになる直也。


「わたしもなおくんにプレゼント渡したいから、これからわたしのおうちに寄っていってもらってもいい?なおくん」


「うん!!なおくんかのこのおうちいくー!!」


 鹿乃子の誘いに、直也は鼻の下を伸ばしながら応えた。


 その時___。


 はらり、と、雨の雫とは違う柔らかな白が舞い降りる。


「わぁ……!」


 それは、決して積もりはしない程度の、小さな雪の結晶。


 それが一つ、また一つと、空から降り注ぐ。


「あらまぁステキ、ホワイト(意味深)クリスマスだね」


「おやっさんちょっと……黙れ」


 一男の鳩尾に問答無用で左拳を入れる直也。


「なおくん!」


 鹿乃子の左手が直也の手を取る。


「行こっ!」


 満面の笑みで少女は少年の手を引いた。







―――――――――――――――――――――――――――――







 ___町の東の空を、カラスの姿に扮した鴉天狗が飛ぶ。


 先々月の田中結奈を攫った一件で大天狗から大目玉を食らった鴉天狗は、今日も大天狗御付きのカラス監視の元、町の見回りをしていた。


 先程は川で溺れていた一人の少女を助けた。これ以上、何も問題が起きなければ良いが……。


(しかし……)


 鴉天狗は空を飛びながら、先程の少女のことを思い出していた。


 川で溺れているのを見かけて、直ぐ様助けに入った。


 鴉天狗は少女を助ける直前まで、彼女をごく普通の女の子だと思っていた。


 けれど、()()()


 彼女を川から引き上げた瞬間鴉天狗の眼に映ったのは、二の腕の中程から先の無い、中途半端な右腕。




 そしてそこに纏わりつく、()()()()()()()()




 アレを見た瞬間、鴉天狗は一瞬少女から手を離しそうになり、直後慌てて少女を抱え上げた。


 アレが何だったのか、鴉天狗には判らない。


 だが一つだけ確かなことは、あの少女はとてつもなくおぞましいナニかに()()()()()()


 鴉天狗一人では手に負えない、おぞましく、強大で恐ろしいナニか___。


(……あの童女、我一人では手に負えぬ……大天狗様にこの事を伝え、御力をお借りする必要がある)


 粗方見回りを終えた鴉天狗は、そのまま大天狗の住まう山へと向かった。




__八之譚 聖ナル月ノ落シ物 完__


__九之譚 第一話へ続く__

 八之譚、いかがでしたでしょうか?


 いやぁ、改めて……これっぽっちの話に何ヶ月も時間をかけて、大変申し訳ありませんでした!!


 どうしても気分が乗らなかったり、作ろうとしても細かい文章表現で躓いたり、果ては他の作品作っていたり……言い訳のしようもありません。


 次はいよいよ九之譚ですが、また当分小説大賞に応募する作品にかかり切りになり、九之譚も投稿が大幅に遅れてしまうと思います……。


 ですが!直也之草子だけは絶対にエタらずに完結させます!!なにせ私の初のオリジナル作品であり、代表作ですから……。


 九之譚は正月の話で、新キャラも登場します。こうご期待!!

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