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直也之草子 〜世界最強を目指す純情少年の怪奇譚〜  作者: 政岡三郎
六之譚 一夜神隠シ

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〜第七話 一夜の後始末〜

 ドーモ、政岡三郎です。六之譚、いよいよ最終話です。一男から強烈な一撃を喰らわされるも、しぶとくまだ体を起こす鴉天狗。しかし、一男の一撃で着けていた面が外れたことに気付いた鴉天狗は、なにやら様子がおかしくて___。

「ぐ……ぉ………お……」


「やったー勝ったー」


 地面に仰向けに倒れる鴉天狗の前で、腰を振って謎の踊りを踊る一男。


「お疲れ、おやっさん。相変わらず(つえ)ぇな」


 そう言って拳を突き出す直也の表情は、笑いつつも若干複雑そうだ。


 直也としては、本当は自分の手で鴉天狗にやられた怪我の借りを返したかったのだが、そもそも奥さんを連れ去られたのは一男だ。ここばかりは一男に譲るべきだと、直也も弁えていた。


「ウェ〜〜イ☆」


 突き出された直也の拳に、自身の拳……ではなく人差し指を合わせる一男。


「一男さん、怪我は無い?」


 結奈が心配そうに一男に訊ねる。


「ないよー。ダイジョブー」


 そう言いながら、一男は親指を立てる。


 その時、三人の後ろで鴉天狗がもがくように身を起こす。


「クッ………まだ、まだだ………我はまだ、負けていない……」


 鴉天狗が身を起こしたのを見て、直也が前に出る。


「おいおい、あれだけおやっさんにボコられといて、まだやるつもりかよ?これ以上やるってんなら、こっから先は俺が相手になるぜ!いいよな、おやっさん?」


「ダメ~☆」


「なんでだよ!?おやっさんはもう散々やったろ!?俺にも借り返させろよ!」


 不満を漏らす直也を、今度は一男に代わって結奈が諌める。


「何言ってるの!?直也君は怪我人なんだから、おとなしくしていなさい!」


「このぐらいの怪我なんともねえって!むしろやられっぱなしじゃあ、怪我よりも腹の虫がおさまらな___」


「シャラップ、キッズ☆」


 駄々をこねる直也を、一男がゲンコツで黙らせる。


()ってぇえ!?」


「子供が危ないことに首突っ込むんじゃないの。これ以上駄々こねたら、お尻ペンペンするよ?」


 そう言いながら平手を掲げて自分を脅す一男に、涙目になりながら眼で不満を訴える直也。


「おのれ……我を無視するとは……」


 地面に膝をつきながらそう呟きつつ、鴉天狗はいまだダメージの残る頭を押さえる。


 そこで、鴉天狗は気付く。自身が今まで着けていたカラスの面が無いことに。



「___あ?」



 呆けた顔になりながら声を漏らし、フリーズする鴉天狗。


「……?」


「あん?」


「どったの?先生?」


 鴉天狗の様子がおかしいことに気付いた三人が、一斉に彼に注目する。


 その瞬間___。


「___ッッッ〜〜〜〜〜!!?」


 ボッ!と急に顔を赤らめる鴉天狗。


「あ、あ、ああああああああああああああああ!?!?」


 鴉天狗は凄い勢いで三人から顔を逸らし、慌てて先程まで自身の顔を隠していたはずのカラスの面を探す。


「なんだこいつ?急に様子が変わりやがった……」


 様子の変わった鴉天狗を見て、呆気に取られながらそう呟く直也。


「お面を探してるなら、そこに落ちてるよ?」


 一男はそう言って、カラスの面が落ちている方を指差す。


 鴉天狗は手で顔を隠しながら振り返り、一男の指差した方を確認し、素早くその辺りを探す。


 すると、彼が探していたカラスの面はすぐに見つかる。しかし……。


「あっ、あっ、そんな……!?」


 カラスの面は真っ二つに割れていた。


 面には、一男の最初の拳によってヒビが入っていた。


 そのヒビは次に一男が見舞ったカウンターの顔面飛び蹴りで更に深くなり、最後のアッパーカットで面が外れて地面に落ちた時、その衝撃で遂に真っ二つになってしまったのだ。


「あ………ああ……」


 一男達三人の見えないところで、絶望に顔を歪ませる鴉天狗。


「割れちゃったねー。それ、大切なものだった?」


 一男が鴉天狗の後ろから顔を覗かせる。


 その刹那。


「みみみ、見るな!見るなぁああああ!!!」


 両手で顔を隠しながら狼狽する鴉天狗。


 立ち上がって距離を取ろうとするが、自身の動揺と先程のダメージで、上手く立ち上がれずに尻餅をつく。


 その様子を見て直也と一男が呆然としていると、結奈がぽつりと呟く。


「………もしかして……鴉天狗さんって、すっごく恥ずかしがり屋さん?」


「〜〜〜ッッッ!!!」


 結奈の呟きを聞いた鴉天狗が慌てて羽団扇を振ると、それまで淡い輝きを放って辺りを照らしていた一帯の紅葉がフッと輝きを失い、辺りは元の暗闇に戻る。


「あっ、明かり消しやがった」


 直也が呟く。


「しかしこんなこともあろうかと、僕は懐中電灯を持ってきているのだ」


 一男が懐中電灯をつけ、無慈悲にも鴉天狗の顔を照らす。


 その顔は意外にも、目鼻立ちの整った絶世の美男子で、他人からすればいったいどこにコンプレックスを抱く要素があるのか、まるで理解できない。


「なんだ。君、僕の次くらいにはイケメンじゃないか。いったい何を恥ずかしがることがあるんだい?あ、分かった。きっと僕がイケメンすぎて、比べられるのが恥ずかしいんだね?」


 鴉天狗の顔を見ながら、恥ずかしげもなくそんなことを言ってのける一男。


「……その間抜けヅラのどこからそんな自信が湧いて出んだ?おやっさん……」


 呆れながら呟く直也。


「か、一男さんは間抜けヅラじゃないよ!愛嬌のある顔だよ!」


 直也の言葉を聞いて、結奈がむっとしながらフォローを入れる。


「いや、そう思ってんのはたぶん、結奈さんだけ……まぁいいや。それより……」


 直也はズカズカと鴉天狗に歩み寄って彼の前にしゃがみ込むと、今までの仕返しと云わんばかりに、彼の手を退かしてその顎を片手で持ち上げる。


「あ……!」


「……おめぇ、そんなに自分の顔を他人(ひと)に見られるのが嫌か?あ?」


 ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべながら、顔を近付ける直也。


「ぁ……ぅあ………」


「なんだよ?言いたいことがあんなら言ってみろよ。ああ"?」


 邪悪な笑みを浮かべながら自身を睨みつける直也に、鴉天狗は___。



「ぁ………ぁ……………ああ"あ"〜〜〜〜〜〜〜〜!!」



 ついにはボロボロと泣き出してしまう。


「な、直也くん。やめなよ……」


「やめなさい直也。ひとの嫌がることをするのは、いじめっ子のすることだ」


 結奈と一男が、直也を諌める。


「へいへい、分かったよ」


 たっぷりと仕返しができて満足した直也は、鴉天狗の顎から手を放して立ち上がる。


「……で、結局こいつどーすんの?見たとここいつ結奈さんに惚れてるみてぇだし、また今日みてえなことやらねえとも限らねえぜ?かと言って、妖魔のこいつを警察(サツ)に突き出すわけにもいかねえだろ?」


「う〜ん……」


 直也と一男が鴉天狗の処遇をどうするか考えていると___。



 直也、一男、鴉天狗、結奈の間を、一陣の風が吹き抜けた。



 かと思った次の瞬間、山の紅葉が再び、淡い輝きを放ち始めた。


 それも今度は、山の一部の範囲ではなく、見渡す限り山全体の紅葉が輝いている。


「テメェこの野郎!この期に及んでまだ何か企んでやがるのか!ああ!?」


 直也が鴉天狗の胸ぐらを掴み上げる。


「ち、違………お、おれ、おれじゃな………い……」


 顔を隠しながら、鴉天狗はそう答える。


「ざっけんな!テメェじゃなかったら、こんな真似いったい誰が___」




『___儂じゃ』




 まるで立体音響かなにかのように、山全体に老人のようなしわがれた声が響き渡る。


 その声と共に、強い風が再び四人の間を吹き抜け、四人の目の前で渦を巻く。


 その渦は、先程の鴉天狗が起こした竜巻のように周辺の落ち葉を巻き上げて、紅葉のベールを形作る。



「___破ァッ!!」



 落ち葉を巻き上げる風の渦の中心から、覇気を纏った声が聞こえる。


 その瞬間渦を巻いていた風が落ち葉と共に弾け、その中から身の丈3メートルに迫ろうかという程の、常軌を逸した大男が姿を現した。


 大男は鼻が高い天狗の面と、鴉天狗と似た色違いの装束を身に纏っている。


「お、大きい……」


 その男のあまりの背の高さに、結奈が思わず声を漏らす。


 結奈の声を聞いた瞬間、一男はビクンと体を跳ねさせてこんなことを言う。


「ウッ!今の言葉、NTRっぽくて良い……もう一回言ってください」


 初めは一男の言葉の意味が判らず戸惑っていた結奈だったが、少しして意味が判ると、途端にカァアッと顔を赤らめる。


「なっ、なな、な、何言ってるの!!?わ、私が言ったのはあの人の背が高いって意味で、そ、そういう意味で言ったんじゃありません!!」


 結奈が慌ててそう言うと、近くでやり取りを聞いていた直也が呆れながらツッコむ。


「お二人さんさぁ……夫婦漫才なら無事に帰ってからやろうぜ?」


「なっ!?ち、違……!私はそんなつもりなくてっ!一男さんが変な勘違いするからぁ!!」


「……もうそろそろよいか?」


 三人の気の抜けるようなやり取りに、大男が堪らず口を開く。


 大男の声はしわがれていて、独特な威厳を感じさせる。


「あ、ああああ、だ、大天狗様ぁあ!?」


 ふと、それまでやり取りに絡んでこなかった鴉天狗が声を上げる。


 その顔は先程よりも血の気が引いていて、体はガクガクと震えている。


「大天狗……ってことは、このデカいのがテメェの親玉か?」


 直也が訊ねると、鴉天狗は手で顔を覆いつつ、信じられないものを見る目で直也を見る。


「お、おおおおまっ!?だ、大天狗様に、なな、なんて口を……!?」


 アワアワとする鴉天狗を余所に、更に驚きの発言をしたのは一男だった。


「大天狗様、おひさ」


 そう言って大天狗に手を振る一男。


 その発言に驚きすぎて口をパクパクと開閉させる鴉天狗と、「えっ?」と思わず漏らして一男を見る結奈。


「知り合いなのかよ、おやっさん」


「うん。最後に会ったのは月男が産まれるよりも前だから、もうかれこれ十数年は会ってなかったけどね」


 直也の問いにそう答える一男。


「久しいな、田中一男よ。其処なおなごと小僧は、お前の嫁子と倅か?」


「ママはそうだけど、直也は違うよ。彼は僕の息子の親友であり、僕の《どすこい☆チョモランマ流喧嘩殺法》を継承する一番弟子さ」


「おい、ちょっと待てやおやっさん!なんだどすこい☆チョモランマ流って!?俺おやっさんの喧嘩殺法がそんなダセェ名前の流派だなんて、聞いてねえんだけど!?」


 一男と大天狗が知り合いだったことよりも、そちらの方の事実に驚愕する直也。


「なんだ、知らなかったのかい?直也が使っている技は、どすこい☆チョモランマ流の技なのさ☆」


「いや、ちげえわ!!俺おやっさんのことは師匠だと思ってっけど、そのダセェ名前の流派だけは認めねえからな!?っつか名前変えろや!!」


 直也と一男のそんなやり取りを見て、大天狗が豪快に笑う。


「カッカッカッ!相も変わらず、愉快な奴よ。さて、本来であれば久しき再開を祝して酒でも酌み交わしながら語らい合いたいところだが……」


 大天狗は視界の隅で縮こまる鴉天狗に視線を移す。


「……残念だが、今はそういった話をしている場合ではないな……」


 大天狗は右手に持つ羽団扇を振り上げる。


 すると、鴉天狗の背後からピンポイントで強風が吹き、縮こまっていた鴉天狗が前のめりにバランスを崩し、必然的に大天狗の前に躍り出る形になる。


「あ……あわ……」


 逃げようとする鴉天狗の首根っこを左手で捕まえ、掴み上げる大天狗。


「……此度は、我が倅が迷惑をかけたようだな。済まなかった」


 左手で鴉天狗の首根っこを掴み上げたまま、大天狗は一男達に頭を下げる。


「だってさ。許してあげてくれる?ママ」


 結奈の方を向いて訊ねる一男。


「う、うん。私はいいけど……でもやっぱり、直也くんに手を上げて怪我をさせたことは、反省してほしいな」


 そう言って結奈が直也に目を向けると、直也もまた答える。


「俺は結奈さんが許すってんなら、それでいいぜ?この怪我だって、単に俺が未熟だっただけだ」


 そう言ってニッと笑う直也。


「……そうか。此奴は其処な小僧に怪我まで負わせたか……」


 そう呟いた瞬間、大天狗は自身が掴み上げている鴉天狗をギロリと睨む。


「ひぃいっ!?」


 目があった者全てを萎縮させてしまうようなその眼光に、鴉天狗はビクリと肩を震わせる。


「其処な小僧……直也といったか。これを」


 大天狗が直也に何かを差し出す。


 受け取ってみると、それは一粒の丸薬だった。


「怪我や骨折によく効く霊薬だ。飲めば治りが早まろう」


「おっ、マジすか。あざっす」


 軽く頭を下げ、礼を言う直也。


「此度はお主らに多大な迷惑をかけた。二度とこのようなことが無いよう、この阿呆には我がしっかりと灸を据えさせてもらう」


 大天狗がそう告げると、鴉天狗は顔面蒼白になりながら必死に反論する。


「お、おれはただ………す、好きな人に、振り向いてほしかっただけ___」


「ふざけんじゃねえぞ」


 鴉天狗の言葉を遮るように、直也が口を開く。


「既婚者なのを承知で結奈さんに告白すんのは、テメェの勝手だ。だがよ、テメェはその結奈さんを無理矢理攫って怖がらせて……そんなの告白とは言わねえ。脅迫って言うんだよ」


「うっ……」


 直也のその言葉に対する反論が思い付かず、鴉天狗は口籠る。


「テメェが結奈さんを本気で好きなら、これだけは憶えとけ。好きな女の子を怖がらせたり不安にさせるような野郎なんざ、男として下の下だぜ」


 直也の厳しい言葉に、鴉天狗はただ項垂れることしかできなかった。








―――――――――――――――――――――――――――――――――――――








「___しっかし、今夜は散々な目に遭ったな、結奈さん。やっぱ美人が夜中に一人で出歩くのは危ねえって」


 山からの帰りの道中、頭の後ろで両手を組みながら直也が言う。


「もう、子供が生意気なこと言わないの!それより、今日は一旦うちで怪我の手当てをして、明日になったら真っ先に病院に行かなきゃだめだからね?」


「ええー?いいって。さっき大天狗から貰った霊薬?っての飲んだし」


「だ〜め!お薬だけじゃなくて、ちゃんと手当てもしなきゃ。あと、怪我のことはきみのお母さんにもちゃんと話します!」


 結奈の言葉に、直也は焦って首を振る。


「い、いやいやいや!そいつは勘弁してくれよ、結奈さん!また夜中に外出歩いて怪我したなんて言ったら、お袋に殺されちまうよ……」


 直也が結奈にそう懇願したその時、一男が思い出したように口を挟む。


「あっ、そうそう直也。うちに着いて手当てをしたら、君がさっき電話で言ってた刀のことも話してもらうよ?」


 一男の言葉にギクリとした直也は、そっぽを向いて口笛を吹く。


「あ、こいつさては誤魔化す気だな?」


「一男さん、刀ってなんのこと?」


 結奈が一男に訊ねる。


「直也が電話で、学校の裏の山の奥に刀を隠してるっていってたんだ」


「ッ!い、いや、おやっさん。ありゃあその……冗談!そう、ただの冗談だって!」


 流石に苦しいか、と思った直也だが……。


「ええ?なんだ冗談かー…。てっきり僕は、一年前くらいに山あいの渓谷へ釣りをしに行った時に、謎の女の人から不思議な力の籠もった刀でも貰ったのかと思ったよ」


(こ、このアホ(ヅラ)オヤジ、鋭いんだかなんなんだか……)


 冗談で納得しつつほとんど言い当てている一男に、直也は顔を引きつらせるのだった。




__六之譚 一夜神隠シ 完__


__七之譚 第一話へ続く__

 六之譚、いかがでしたでしょうか?


 六之譚は主に、一男にスポットを当てたお話でした。


 今回の六之譚最終話で、一男は天狗の長とも過去に面識があることが判明しました。


 いずれは田中一男を主人公にした過去のお話を書きたいとも思っているのですが、その前に書きたい物語が山程あって、その話を書けるのはいつになるやら……。


 彼が主役の物語を書くのは当分先のことになりますが、一男はまだまだ直也之草子本編で活躍してもらう予定なので、今後の直也之草子、田中一男の活躍にもご期待ください。


 さて、長らく連続投稿(怠った日もありましたが……)してきたこの直也之草子、書き溜めておいた分はここまでになります。


 ここから先は、最新譚が出来上がり次第の”不定期連続投稿”になります。


 ちょっと前は最新”話”が出来上がり次第の投稿と言いましたが、訂正させてください。最新”譚”が出来上がり次第の不定期連続投稿です。


 理由は、物語の流れ次第で都度、そこに至るまでの描写や展開の流れを微調整したいからです。


 七之譚も大まかなプロットは完成しているのですが、細かい展開の流れは実際に仕上げていく過程で細かい調整が必要になると、これまでの制作活動を経て実感しました。


 ですので、次の投稿がいつになるか判りませんが、何卒気が向きましたら、「そういやこんな小説あったなぁ~。あれまだ投稿してるかな〜?」といったノリで、今後もご一読していただければ幸いです。


 それでは皆様、また七之譚でお会いしましょう。

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