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喜目良商店街の悪魔  作者: 稲荷崎 蛇子
14/14

part14 喜目良商店街の日常



 気が付いた時、鰐淵は空に浮かんでいた。


「う、お……?」


 発光する巨大な魔法陣。その上に鰐淵は座っていたのだ。隣には蛇川がいる。少し離れて犬飼、それとひしゃげた原付バイクが倒れていた。


「助けに来ましたよ」


 そう言って片目を閉じて見せる蛇川。


「願い事を破棄しました。ちゃんと帰ってくるって約束したのに、バカな事をするから強制シャットダウンさせて頂きました」


 鰐淵は体を起こすと、再度、体を悪魔化させる。


「まだだ。まだやれる……! 蛇川、もう一回だ! こんな所で……!」

「おや? 次はもう元に戻れませんよ?」


 鰐淵は立ち上がろうとして、しかし蛇川が差し出した手に気づいた。


「助けに来た、と言ったじゃありませんか。鰐淵さんだけでは無理です」


 鰐淵は蛇川の手を取ってから立ち上がる。


「もちろん、私だけでも無理です」

「あぁ、そうだな。お前の言う通りだ」


 鰐淵と蛇川は互いの拳をぶつけた。


「俺たちが揃えば」

「私たちが並べば」


 そして頭上から降り注ごうとしている悪魔を見上げる。


「無敵だからな」

「無敵ですから」


 横合いから、トンファーが唸りを上げて回転する。犬飼は二人に微笑むと、その背中を二人の背中へと預けた。


「私もいます。悪魔を倒すのは本職ですから」

「おや? 我々も悪魔の類ですが、よろしいので?」

「あら? 他者のために身を投げ出す者を、善き人と呼ばずに何と?」

「何だって良いさ。俺たち三人を止められるかよ」


 それから三者三様に構えると、迫る悪魔群を前に蛇川は言った。


「で、それはそうとして」


 その視線は鰐淵に向けられる。


「鰐淵さん。あなた、願い事を破棄していませんね?」

「ふぁっ」


 蛇川は確信をもった瞳で続けた。


「やはりそうですよね? どういうつもりですか? まさか、このまま悪魔を全滅させれば自分だけ願い事をそのまま叶えられる……なんて、そんな事は考えていませんよね?」

「お、うおぉ……」

「マジですか? シスター、何か言ってやって下さい」

「……見損ないました。悔い改めよ」

「ぐぐぐ……!」


 鰐淵は悪魔化の段階を一つ上げると、迫る悪魔に拳を向ける。今は言い争っている場合ではない、と続けようとしたが蛇川が先に言葉を放つ。


「戦う必要はありません。願いを破棄して下さい」

「ぐ……!」


 鰐淵は奥歯を噛みしめ、嗚咽と共に言葉を絞り出す。


「い、いやだ……」


 そして強く踏み込み、足場に降り立った悪魔に拳を繰り出した。


「嫌だ!」


 悪魔は拳を受けよろめくが、転倒には至らない。先ほどまでの制限なく振るった力と比べ、鰐淵単独の力ではこの程度の威力しかない。


「俺が! 俺がこいつら全員倒せば!」


 高速で放った乱打は悪魔を圧倒するが、絶命させられるものではない。


「何を子供みたいな事を……」

「そうです! 街を守るために戦う気持ちまで嘘だったのですか!」

「嘘に決まってんだろバカか!」

「えぇっ!」


 鰐淵は悪魔の吐き出す溶解液を躱し、戦いを続ける。しかし徐々に囲まれつつあった。


「また元のコーヒーに戻ったら、もう客なんか来ねーぞ! 今度こそ、鰐淵ブレンドを目玉商品にするんだ! インスタントコーヒーの方がマシなんて、そんな訳ねぇだろ!」

「鰐淵さん……。あなた……」


 蛇川は身を震わせて眉を寄せた。


「ドン引きです。たかがコーヒーで街を滅ぼしても良いと思っている姿勢も、街が滅ぶくらいクソまずいコーヒーも、本気でどうかしています」

「っさい! お前のハーレムと良い勝負だろ!」


 やれやれ、と息を吐いた蛇川は足元を指した。


「皆さん聞いていたようですが、何か弁明はありますか?」

「あぁ?」


 魔法陣越しに見えるのは、眼下に広がる避難中の人々である。商店街の面々が、鰐淵の戦いを見上げていた。


「もう良いでしょう。皆さんきっと、鰐淵さんのコーヒーが今まで通りになっても来店して下さいます。鰐淵さんの頑張りと情熱だけは伝わったでしょう」


 蛇川が言うと、犬飼が続いた。


「えぇ。またあなたのコーヒーを飲みに行きますよ。約束します」

「シスター……あんた……」


 犬飼は微笑む。正直な所を言うと鰐淵のコーヒーを飲む気など全くなかったが、まずは願い事を破棄させる必要がある。この場だけでも取り繕う必要があった。

 声は下からも聞こえてきた。


「そうっスよ! ウチも青大将さん所、行きますよ!」

「ピザ屋……」

「同じ喫茶店仲間だからね。あたしも行くでござる。にんにん」

「メイド……!」


 鰐淵は胸を打たれた思いで魔法陣の下を見る。当然、二人とも行く気はない。


「僕も行くよ!」

「あぁ、俺もたまには顔を出すかな!」


 意気揚々と声を上げた中年男性が二人。しかし、彼らも行く気はない。


「青大将の! コーヒーの味くらいなんだい! あたしらは味じゃなくて、店の雰囲気が好きで通ってんだ! 今さら味がどうこう、的外れなのさ!」

「ば、ババァ……!」


 しかしババァも行く気はない。


「ちょっと気に食わないくらいが何でも丁度良い! 父ちゃんもそう言ってたし、あたしはもう常連のつもりだよ! 父ちゃんと二人で、また寄らせてよ!」

「地雷娘、お前まで……!」


 もちろん針澄にコーヒーを飲むつもりはない。


「俺もだ!」

「あぁ、また行くよ」

「あたしも久しぶりにー!」


 あちらこちらから、流れに乗っただけの言葉が上がる。だが鰐淵はその声に、胸を締め付けられるような感動を抱く。


「み、みんな……!」


 そして最後に、蛇川が鰐淵に歩み寄った。


「ね? 言った通りでしょう。私にも久しぶりに、悪魔なんかに頼らない、鰐淵さん自身のコーヒーを飲ませて下さい」


 当然だが、こう言っている蛇川も飲む気はない。


「蛇川……お前まで……」


 鰐淵は項垂れると、嗚咽を漏らし、静かにすすり泣いた。


「う、く……! 嫌だ……せっかくのコーヒーが……。でも、みんなが言ってくれるなら、みんなが俺のコーヒーを飲みに来てくれるなら……! 俺、俺はァッ……!」


 その時、一際大きな花火が空に上がって大輪の花を咲かせた。


「願い事を、破棄するよ……!」


 その一言と、花火大会が終わるのは同時であった。花火大会を見終えた観客が巻き起こす拍手が、遠くから風に乗って聴こえてくる。

 鰐淵が告げた言葉を受けた悪魔たちは、次々とその身を闇に溶かして消えた。

 ここに、人類は救われたのだ。

 そして、喜目良商店街の三日間に及ぶ夏祭りは幕を下ろした。





早朝の喜目良商店街は、開店の準備を始める店で賑わっている。

夏祭りの後片付けを行う店や、営業を開始する店が連なり、その中には喫茶青大将もあった。通常ならこの店は昼近くから営業を始めるが、この日だけは早朝からシャッターが開いている。


「何でって? どうやらみんなが俺のコーヒーを飲みに来るらしいからな」


 カウンターには、上機嫌で豆を挽く鰐淵が立っていた。蛇川に任せていてはいつ開店するかわからないため、自ら足を運んだのだ。


「来やしませんよ……。こんな朝から起こされた私は良い迷惑です」


 二階の居住スペースから降りてきた蛇川は、深緑色のパジャマを着たままカウンターに座っていた。鰐淵が豆を挽く様子をしばし眺めると、立ち上がってカウンター裏へと移動。自分で豆を選び始めた。


「一時的とはいえ、おいしく淹れられたはずです。その時と同じ手順を踏まないのは何故ですか?」

「何を意味の分からん事を。淹れ方はおいしい時も変えてないぞ?」

「なるほど。無意識下で最適解を選択するという仕組みでしたか。少しだけ期待していましたが、やはり鰐淵さんのコーヒーは飲むに値しません」

「もう少しオブラートに包んで言って」

「残念ながら、正直である事は美徳らしいです。嘘つきである事を勧めるとは、さすが悪魔ですね。あぁ怖い怖い。怖いので近寄らないで下さい」

「この狭い所に入って来たのはお前だろ……」


 カウンター裏は狭く、二人が並んでコーヒーを淹れるには肩と肩がぶつかってしまう。

 客のいない喫茶店で、二人は香ばしい空間に包まれ、そしてほぼ同時にコーヒーをカップに注いだ。それは黒の中に波紋を残しながら、二人の手によって完成する。


「おい、お前それ砂糖入れるなよ。結構良い豆使っただろ。もっとこう、本来の味わいを楽しめ」

「これだから鰐淵さんは……。本当においしいコーヒーとは、砂糖でもミルクでもガムシロでもクリームでも、多少何を入れた程度で揺るがないものです。そんなだからクソまずいコーヒーしか淹れられないんですよ。くたばれ蜘蛛男」

「おい最後のは余計だろ。シンプルな悪口はやめろ饅頭女」

 二人はカップを傾け、胃の腑に熱が溜まるのを感じた。カフェインが頭に染み入ると、蛇川はようやく眠気が晴れたようで、飲み終えたカップを流し台に置いてカウンターから出る。

「着替えてきます。パジャマを着たままでは、無防備すぎて鰐淵の劣情を刺激する恐れがあって危険ですから」

「二階までブッ飛ばしてやっても良いぞ」

「昨日の悪魔化の影響ですか? 私は乱暴な人が嫌いなので、私には優しい言葉だけかけて下さい」

 二階へと去って行く蛇川を見送った鰐淵は、カウンターの椅子に座る。ぼうっと宙を見つめていると、ドアベル代わりのカウベルが鳴った。

「鰐淵さーん、いるー?」


 針澄の声だ。次いで、その後ろから別の声が上がる。


「おはようございます。犬飼です」


 二人はドアを開け放したまま入ってくると、鰐淵を挟むようにカウンターに座った。


「なんだ、お前ら来てくれたのか。待ってろ、今コーヒーを淹れてやるよ」


 思わず頬が緩むのを感じつつ、鰐淵は立ち上がろうとして、両側から肩を押さえられて座り直す。


「蛇川さんはどちらに?」

「え? あぁ、あいつなら二階だよ。着替えるだけだから、すぐ下りてくるぜ」

「それは良かった」


 犬飼は微笑む。しかし、針澄共々その手はしっかりと鰐淵の肩に乗ったままだ。


「コーヒーは……」

「あ、要らない」

「結構です」


 鰐淵は若干の寂しさを抱えつつ、昨日はああ言ってくれたのに、と不満を飲み込む。自慢の一杯をけなされている以上、飲んで下さいと言って出すのは情けない。

 しばしの時間の後、いつものダサパーカーとジーンズにサンダルという出で立ちで蛇川が現れた。


「おや? 皆さんお揃いで……」

「おはようございます。早速ですが、蛇川さんと鰐淵さんにお渡ししたいものがありまして」

「はて。何でしょう?」


 蛇川が近寄ると、犬飼が立ち上がった。その手には、ロザリオトンファーが既に備わっている。


「皆さん! 今です!」


 瞬間、ドアから大勢の人が雪崩れ込んだ。誰も彼もが商店街の面々で、その先頭にいたのはピザ屋の牛山だ。


「おはーっス! こちら、請求書っスよー!」


 鰐淵の目の前、カウンターに勢いよく叩きつけられた書類は、決して少額ではない請求書。見れば、来客はそれぞれが手に請求書らしき書類を持っている。


「……これ、は……?」


 目を丸くした鰐淵は、それを手に取って読む。どうやら内容は原付バイクの修理費用らしい。借用時に全損したため、と書かれたそれは、鰐淵にとって心当たりがない。


「こ、これは……!」


 蛇川はその書類を見て、ぶるりと身を震わせている。心当たりがあるようだ。


「……ちなみに、そちらの方々は……?」


 代表して牛山に声をかけると、にっこりと笑って返される。


「昨日の大騒ぎで、よくわからん連中が暴れて壊していったものの請求っスよ! 何でも調べたら、青大将のお二人が企画したイベントだとか? おかげで夏祭りは大盛り上がり! わぁーパチパチ! でも、ちょっとやりすぎたみたいっスね!」


 鰐淵と蛇川は記憶を辿り、ぼんやりと思い出す。そう言えば最後の戦いは地上付近で行っていた。あの時にいた悪魔の一部が、周辺の建物や店に被害を出しているのが視界に入ってはいた。看板を落としたり、店のガラスを割ったりしていた気がする。


「……悪魔ですから。破壊本能のまま、手あたり次第暴れていた可能性は充分にありますね」

「あぁ……うん」


 鰐淵は入り口から溢れる大勢の人を見る。誰もが微笑んでいるが、誰も笑ってなどいない。確かめるまでもない。

 立ち上がった鰐淵は、全員が昨日あの場で声を上げてくれた事に気づいて言った。


「昨日はありがとう。で、みんなが望んでくれた俺のコーヒーでもいかが? 話はまずそれからでも……」


 言いながらさりげなく犬飼から距離を取り、蛇川の隣に立つ。


「てめぇのクソまずいコーヒーなんか要るかボケがぁ!」

「オラァッ!」


その瞬間。周囲の怒号と共に、鰐淵の額めがけて投擲されたのはクナイだった。


「蛇川!」

「はい!」


 既に予測していた蛇川の足が空中を踏み、周囲と隔てる壁となる。


「逃げるぞ蛇川!」

「はい!」


 全身の悪魔化を果たした鰐淵は、蛇川を抱えるように腰を持ち上げる。窓に向かって高速移動し、勢いよく朝日の元に飛び出した。青大将の窓ガラスは夏祭りの初日に割られているので、仮止めの状態である。突き破るのは造作もなかった。


「逃げたぞ! 追え!」

「シスター! 出番だ!」

「お任せを! この悪魔野郎! ブッ潰してやるぞぉぉ!」

「右から追い込む! 援護をお願い!」

「先回りは任せな」


 残された面々は、誰一人として黙ってなどいない。口々に怒声を発しながら、窓から玄関から飛び出すと鰐淵と蛇川を追い始める。

 逃走する鰐淵は振り返り、確かな連携の元に動いている事に恐怖した。


「くそ、くそ! おいイカれシスター! お前は同罪だろ! どうなってんだ!」

「えぇそうです! 少なくとも原付を壊したのは、シスターわんわんの責任です! 私たちは悪くありません!」


 光と奇跡を身に纏い、トンファーを回転させながら犬飼は叫び返す。


「あなた達を捕まえたら、私の罪はチャラにして下さると取引しました!」


 蛇川は半眼になって呟く。


「それはシスターわんわん的にアリなのでしょうか……。堕落していませんか?」

「我が教会にあんな金額を支払う余裕はありません! これは選択の余地がない、仕方のない事です!」

「なんと……。自己肯定の屁理屈が随分と上手くなりましたね。少し見直しましたよ」


 しかし敵は犬飼だけではない。鰐淵の前方には、先回りした老婆が道の中央に立っていた。


「ババァ! 轢いちまうぞ! どけ!」

「ババァじゃねぇっつってんだろクソガキが!」


 振りかざすは、秘剣。その名を、虎落笛。空間ごと断ち切る黒檀の杖は、鰐淵の首を狙っていた。


「鰐淵さん、あれは危険です。上に避難しましょう」

「おうさ!」


脚に力を集中し、鰐淵は高々と跳躍した。電柱よりも高く跳び、近くの商店の屋根に着地。そして気づいたのは、既に囲まれている事だった。


「屋根の上は、こっちの専売特許なのでぇ」


 同じ顔が四人。鰐淵と蛇川を囲んでいた。メイド服がひらひらと風に吹かれ、腕組みをしている。その忍者の名は、黄森ひめか。彼女は今年で二十八歳になるが、持ち前の技術で見た目だけは二十歳程度のそれを保っていた。技術的にはあと十年は同じ見た目を保てるだろう。


「メイド! お前か!」

「うふふふ……借り物競争の時の仕返し、ここでやっちゃいますよぉ。……で、ござる」


 鰐淵は前方の黄森に拳による乱打を浴びせた。分身体であるそれは霧散し、突破口を強引ながら開ける。駆け出し、囲みを抜けると商店街の人々が追いかけてくるのが見える。

 危険を感じた鰐淵は、肉体の段階を上げて加速。今まで走っていた場所には、無数の物品が投擲される。絶対に逃すまいという意思を感じた鰐淵はひた走る。

 犬飼のトンファーに乗った黄森が空へ舞い上がり、クナイを飛ばす。躱したそれは、しかし虎落が弾く事で軌道を変えて鰐淵へと向かう。蛇川の魔法がそれを防ぐと、アーケードが見えてくる。自転車に乗った針澄が、息を切らせながら鰐淵に指を向けた。


「さぁ! こっからが本番だよ!」


 そして潜んでいた商店街の面々が現れると、鰐淵目がけて殺到。


「くっそ……! ここまでか……!」


 鰐淵が膝を屈しかけると、蛇川は胸元に手を入れると小さな小箱を取り出した。


「鰐淵さん、こちらをご覧ください」

「なんだ? 脱出用の魔女アイテムか?」

「こんな事もあろうかと、亀谷さんのお店で購入しておきました」


 そしてにやりと口角を上げて笑うと、蛇川は蓋に手をかける。


「願いを叶える文箱です。今度は三つまで行けますよ」


 鰐淵は飛んでくる攻撃を弾きながら、一瞬にして青ざめる。


「ば、バカかお前! 何考えてんだよ! そんなもん開けるんじゃねぇ!」

「おや? ビビってんですか?」

「ヴァアー! 開けるなァー!」


 鰐淵の絶叫と、蛇川の含み笑い。そして周囲の大騒ぎの元、それは行われる。

 喜目良商店街の日常は、今日もいつも通りの晴れ模様である。



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