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第93話:祭りよ【現世Part】

前回のあらすじ!

クラスの皆とメール。

「そういやたっくん。此処のお祭りって、いつやるのー?」


 日中の自室──。

 風鈴が鳴る縁側を時折眺めながら夏期課題を進めていると、エっちゃんがポツリと、そう呟いた。


「朝の散歩で、お祭りの飾り付けがされてるの、人ん家の塀に見つけてねー。そういや日程知らないなってー」


 此処の人たち、開催ポスター碌に刷らないからね。


「観光客も来るって、話なのにー?」


 来たけりゃ好きにしろ、の精神で、最寄りの道の駅にしれっとポスター張る程度だからね。僕もじいちゃんばあちゃんに言われて、もうその時期かってなるもん。


「それでも来るんだから、凄いよねー。で、話は戻るけど、いつやるのー?」


 来週だよ。


「真に〜?」


 真だよ。


「いつも、この時期なのー?」


 8月確定だね。

「お祭りの日程、日付と曜日、どっちなのー?」


 日付だよ。8月15日。

 不思議なことに、蛍が現れる日付が毎年一緒でね。その蛍が飛んでる川近くの神社で毎年行われるの。屋台もそれなりにあって、見てるだけでも楽しいよ。


「そーなんかー」


 ここで一旦会話が止まり、代わりにエっちゃんのシャーペンを持つ手の動きが速まる。先程からある問題でペンの動きが止まっていたが、遂に打開策を編み出したようだ(尚、答え合わせしたら間違ってましたとさ)。

 問題を解いた際の手癖で彼女はペンを一回転させると、再び祭りの話を口にする。


「りんご飴、置いてるかなー?」


 多分置いてるよ。りんご飴のおっちゃん皆勤賞だから。いちご飴も売ってるよ。


「ふぅ〜♪」


 だから、めいっぱい楽しむためにも、今日はなるべく課題進めようね。


「ぼえー」


 エっちゃんは悲鳴を吐きならが、卓袱台に突っ伏した。

 そんな彼女にほくそ笑みながら、おやつの時間までペンを走らせる。


 ◇ ◇ ◇


 そして、お祭り当日──、

 僕とエっちゃんは、お祭り参加に降臨してきた神さまとくっちゃべりながら、お祭り会場入口にいた。

 神さまは合流したときから嬉々とした面持ちだった。


「いやぁ、蛍楽しみだねぇ。天界にもいるにはいるけど、やっぱり現世で見るからこその特別感があるってもんだよ」

「天界のは儚くないのー?」

「天界に来たら最後、寿命関係なく光り散らすから、刹那さもくそもないんだよ」

「華奢れー」

「だから今日を楽しみにしていたのさ。お祭りならではの食べ物も楽しみだねぇ」

「ホタル~、タコ焼きべっこ飴~♪」

「ワタシは焼きそばが食べたいな。大体少々値が張るけれど、お祭りなのだから気にしないさ。お祭りなのだから」


 大事なことなので二回言ったね。

 にしても久しぶりだね神さま。あまりに自然に合流してきたもんだから、今の今まで触れる気にならなかったよ。


「なんなら神さま、ELINまで寄越してきたもんねー」

「だって誘える相手いるなら一緒に行きたいじゃん。一人で行っといて団体行動してる知り合いたちと居合わせる程気まずいことないよ」


 それは知らんよ。


「わたしはセっちゃんとしーちゃんと行ってたよー」

「はいでたぁ! 経験したことないからって容赦なく言葉のトゲぶっ刺してくるやつ! そういう友達は大事にしろよ」

「じゃあ、ホタルの写真、二人に送るー」

「いいわね~」


 ──エリンっ


 会話が一区切りついたところで〝ELEN〟が届く。

 お二方、遥ねーちゃんそろそろ来るって。邪魔になるし、こっちから合流しよっか。


「入口も混んできたしねー」

「それはそうと、遥ねーちゃんって一体なんなんだい? 天界から見てる分、姉弟的な幼馴染みなのは知ってるけども」


 僕が越して来たときに会った、当時中学生のねーちゃんだよ。僕は憶えてないけど、「弟が出来た気分」って言ってたみたいでよく遊んでくれたよ。かくれんぼとかかくれんぼとか、かくれんぼとか……。


「ゲームとか、しなかったのー?」


 僕が2~3歳のときだから、出来る年齢じゃあないよ。


「というか、見事にかくれんぼばかりじゃないか。他にはないのかい?」


 ……どろだんごとだるまさんがころんだ?


「何故に疑問形ー?」


 かくれんぼに記憶が侵食されてるんだよ。オセロとか将棋を覚えるまで一日ひたすらかくれんぼ。翌日なってもかくれんぼ。ああ無限かくれんぼ。


「おかげで〝あそこ隠れられそうだな〟って考える日々が一年続いたよ」


 あ、ねーちゃん。

 背後の声に振り返ると噂の遥ねーちゃんが立っていた。

 遥ねーちゃんはきちんとした学校の身なりと違って緩い半袖短パン姿だった。ラフな格好を見るのは久々だからか妙に新鮮だ。


 ねーちゃん久しぶり。お仕事お疲れさま。


「はるちゃん先生、お疲れ様でーす。仕事終われて、良かったねー」

「お~」


 僕が顔を合わせると、遥ねーちゃんは僕の頭をわしゃわしゃしてきた。落ち着きたいときにやってくる毛繕いである。


「竹太郎に桐山さん、久しぶり~。課題はちゃんと進めてるか~? 私は一学期の仕事終わらせてきたぞ~。だからお前等も終わらせろ~」

「無茶言うなー」


 それは酷だよねーちゃん。エっちゃんは以て十五分なんだからもう少し手心加えてよ。


「授業の半分も集中できてないじゃないか。今迄十五分過ぎたらどうしてたの?」

「リンゴやバナナが浮かんでたよ」

「毎時間致命傷じゃないか。……しょうがない、限界を迎えたら家に来なさい。問題のヒント出してあげるから。そんでモッチャレの相手をしなさい」

「わーい」


 モッチャレ中心にはさせないからね。


「ぶぇー」


「ところで、この人がカンナさん? 落とした財布を拾った縁で一緒に巡ることにしたっていう観光客だっけ?」

「こんばんは~、カンナです~。彼らにはお世話になりました~」

「四ノ山遥と申します。呼び名はしのっち・遥・はるちゃんとお好きにどうぞ」

「じゃあ〝ハニワ〟で」

「何か哀しいことありました?」

「お好きにどうぞと仰ったので」

「そこ切り抜きますか」


 既に遥ねーちゃんと仲良くなれそうな雰囲気の神さまは、地上ではカンナと名乗っている。今回は落とした財布を拾ってあげたら仲良くなった設定だ(それはそれでマジで落としてた)。


 ねーちゃん、ねーちゃん。

 カンナさんね、多分ねーちゃんと身長同じだよ。だからねーちゃんと勘違いして声を掛けたのが全ての始まりだったの。


 神さまが自身の頭頂部と遥ねーちゃんの頭頂部を水平チョップしてみる。


「あらホント。ワタシと遥さん、身長全く一緒だわ」

「そんなこともあるんですねぇ。よく見たら顔も似てるし」

「眼鏡なのとこも、共通しているよー」

「うんうんそうだねー眼鏡だねー」

「ひぃん」


 エっちゃんは泣いちゃった。


「とまぁ、世間話はこれくらいにして、そろそろ行きますか。流石に喉乾いてきた」

「一先ずはトロピカルジュースですね。よしっ、竹太郎くんとエっちゃん。お姉さんがジュースを奢ってあげよう。財布を見つけてくれたお礼だ」

「わーい」


 やったね。

 設定に付き合ってみるものだなぁ──と思いながら、僕等は神社の鳥居をくぐる。


 境内は東にかき氷・フライドポテト等の軽食系と飲み物、中央はたこ焼きに焼きそばといったガッツリ系、西が射的やおみくじの遊び系と腰を落ち着けられる憩い場が集中している構図だ。他にもまだあるが、それはまた追々。


 始めに東側の中央付近へ赴き、そこに毎年出店しているトロピカルジュースを購入。夏場の喉を潤す飲料系屋台は入口に出した方が売れる気がするけれど、その分食べ物系が集中しているのは「食べ歩いてるうちに喉が渇いたなぁ……あ、ジュースだ」なんて兼ね合いもあるのだろう。


「皆飲み物は持ったね。それじゃあ回るとしましょ~」

「屋台のジュースって意外と高いんだねぇ。三人で五百円くらいかなって思ってたのに早速千円札切るとは……」

「お高いのも、お祭り屋台ならではだねー」


 屋台って値が張るもんなの? 集落、夏以外で屋台出すことないから知らないや。


亜如(アニョ)市は年始年末にお花見、夏祭り……と結構やるからねー。ところで、たっくんのジュース、何味なのー?」


 ブルーハワイだよ。ブルーハワイといえば、これってカクテルきっかけで生まれた味らしくて、味については美味しければなんでもいいみた──、


「ちょーだーい」


 ぎゃー。

 一口で三分の一近く飲まれてしまった。ふてぇやつだ。せめて最初の一口まで待ってほしかった。


「じゃあ、わたしの最初の一口あげるー。」


 ぐぎゃー。

 僕が返事をするよりも早く、エっちゃんはストローを突っ込んできた。

 しかも、勢い余って鼻穴に。


「あっ……ごめんね……?」


 いいよ。


「…………」


 エっちゃんは一言謝り、少しの間沈黙すると──、

 何も言わずに、無言でストローを交換しやがりましたとさ。


 ので、鼻穴に突っ込まれたストローの先っちょを向けて迫ってやった。


「たっくん、やめてー。考え直してー。新しいストロー、責任もって貰ってくるから、ストローの先っちょ突きつけて迫ってこないでー」

「竹太郎、こう言ってるし手打ちにしてやりなー。桐山さんも、今後はちゃんと断りを入れてから行動することね」


 うーい。


「反省しまーす……」


 ということで、ストローを新調してもらい、改めて各々が行きたい場所を話し合い、じゃんけんで決めた結果、先ずは神さま……じゃなくてカンナさんの要望に応える運びとなり、射的屋台へ。


「いやー、一度やってみたかったんだよね射的。おらワクワクすっぞ」

「あら珍しい。カンナさん射的初めてなんだ」

「近所のお祭りではやってなくてね。遠出しようにもその日に限って塾とかバイトとかブッキングしやがってたわけだけど、これって何が狙い目なの?」

「大きいのはスルーして、小さいお菓子を集中砲火すればいいよー」

「大きいのは駄目なのかい? 凄い豪華なのに」


 あれの類は重すぎて滅多に動かないんだよ。だから狙うだけ損だよ。


「そう言われると狙いたくなるね。ならば敢えて撃ち落としてみせよう!」


 と、カンナさんは壮大なフラグを立てたわけだが──、


「チクショー的屋なんて潰れてしまえー!」


 あっという間に全弾使い果たし、神げない捨て台詞を残して逃げ去ってしまったので、成果をそこそこに切り上げて、次の目的地へ引き摺っていく。


 二件目に赴いたのはカタヌキ屋さん。こちらはエっちゃんの提案だ。


「やっぱ、お祭りに来たなら、これだよねー。おっちゃん、一枚くーださい」

「カタヌキも初めてだねワタシ。これって何やるの?」


 一枚百円で売ってる絵柄の入った板菓子を綺麗に〝型抜〟けたら絵柄の難度に応じで二百~五百円貰える遊びだよ。割っちゃったら食べてね。


「なんてエコな遊びなんだい。じゃあワタシは三百円から攻めるとしようか。遥さんはどうする?」

「折角なら一獲千金狙いにいくよ。おじさん、いっちゃんオッズ高いの!」

「はるちゃん先生ノリノリー。たっくんはおいくらー?」


 一番優しい二百円だよ。


「安ーい」


 小さい頃、カタヌキで全額すってね。エっちゃんの四百円絵柄を完成寸前で壊して、今度こそと躍起になっちゃったの。それからは二百円絵柄一枚に自重してる。


「なればわたしたちが奇跡を見せてしんぜよう。瞬き厳禁ねー」


 また豪快な前振りだこと、なんて雑念を脳裏に追いやりながら、爪楊枝を地道に操作すること約十分──。


「ああん、やっちゃった……おっちゃん、おかわりでー」

「いやん、先生もだ。おじさん、私ももう一枚」

「ううん、難しいが癖になるね。店主さん、ワタシも追加」


 女性陣は目に見える末路から目を背けながら挑み続けた末に案の定、作業テーブルに突っ伏すまで所持金を浪費してしまい──、


「うえーんカタヌキの合法賭博場ー!」

「客方の財布殺しー!」

「人の涙で食う飯はさぞ美味しー!」


 自業自得としか言えない悔し涙と共に屋台を飛び出していったので、僕もぶっ壊した二百円絵柄を腹に収めてから追いかけて、落ち着いた彼女等と赴いた、遥ねーちゃんの目的地はというと──、


「千本くじです!」


 お疲れ様でした。


「やる前から南無阿弥らないで?」


 だって……さっきカタヌキで痛い目にあったばかりで二連続ギャンブルは……ねぇ?


「大丈夫大丈夫! 大丈夫だから! 型抜きと違って千本くじは必勝法あるから!」


 言ってみなよ。


「例えばこの古い紐! 古いだけなら他にもあるけどこれは特にボロボロ! つまりは長い間取られていないかの大物●S5ということぁぁぁあああ‼‼‼‼‼」


 ポケットティッシュだったとさ。

 くじ屋の婆さま。解説をどうぞ。


「縄は只の使い回しだよ」

「はるちゃん先生、勝手に騙されてやんのー」

「違いますー! ちょっとした小手調べですー! 本命はこっからですー‼」


 話してみなよ。


「大物は小物と違い、必然的に重い! それ即ち、引っ張ってみて重みを感じたら確定演出ということさぁあぁあああん‼‼‼‼⁉」


 重しの付いたポケットティッシュだったとさ。


「そんなもん対策済みだよ。因みに重しが付いてないのはさっきのポケットティッシュだけさ」

「そんなんに豪運使いたくなかった! こうなったら竹太郎、君に決めた!」


 真に~?


「真も真! 相場もろっくに分っかんない無欲だからこそ大物を引き当てる『豪運太郎』とは彼のことさ!」

「どれくらい豪運なのー?」

「聞いて慄け見て転べ! 先生が学生時代に手に入れたS●itchや商品券は、全て幼き竹太郎に応募させたものなのさ!」

「Sw●tchっつったら六年前だから……当時七歳じゃあないか。小学校入りたてにギャンブルさせんじゃないよ」

「はるちゃん先生、クズー」

「ゲームに誘ったりお菓子取り寄せてご馳走したりで還元してきたんだから無問題さ! というわけで竹太郎、君の豪運を今一度此処に魅せて──!」


 外れたよ。


「ぶぇぇえええ」


 遥ねーちゃんは膝から崩れ落ちてしまった。

 今までは僕にかかれば1〜2等は確実だったというのに。我ながら珍しいものだ。


「アニョ市に居るうちに、相場知ったんじゃないのー?」


 エッちゃんに指摘されてみれば確かに。彼女とあちこち出かけては「これってこんな高かったんだね」「高ーい」なんてやり取りを幾度と繰り返していた。

 きっとそれが、〝世の中を知った〟ってことなのだろう。


「うわーん純真無垢だった竹太郎が俗世を知ってしまったよー!」


 僕だって何かしら成長するさ。それよりそろそろ時間だよ。


「なんの時間なのー?」


 本日のお目当て〝大盛山ホタル〟だよ。特定の日付だけじゃなく、出てくる時間帯も確定演出なの。だからご飯買って移動しよう。


「と言っても、絶対混んでるっしょ。観光客もウジャウジャだし」


 混雑なら心配ないの。観光客気にしなくていい心当たりあるし。


「というとー?」


 それは着いてからのお楽しみ。

 ということで、ベイビーに千本くじをやらせてP●5を引き当ててみせた成人男性を視界の端に捉えながら、各々主食を買ってきた皆を引き連れて東側の屋台──の裏側へ赴く。


「へー。この神社、土俵なんてあったんだねぇ」

「私のおじいさん世代まではやってたのかな? 過疎化する前は此処で相撲大会してたみたいですよ」


 だから代わりに、そこら辺のカエルとっ捕まえて相撲させたよね。


「あっはっは。そんなこともしたっけな」

「たっくんとはるちゃん先生、どっちが強かったのー?」


 悉く何方からともなくプロポーズからのカップル成立で、はっけよいの〝は〟の字もなかったよ。


「毎回雄雌で拾ってきたんだよねぇ不思議なことに。カップルになるのを見届ける度に竹太郎として鼻で笑ってた」

「それより、ホタルどこー?」


 あそこだよ。

 自由気ままにホタルを探し求むエっちゃんに見る場所を教える。境内のフェンス越しに見下ろす形で見える神社前の川には既に大勢の人だかりができていた。


 そこにタイミング良く光る物体がちらほらと──。大盛山ホタルだ。

 おおっ──。と観光客から感嘆の声が上がる。大盛山ホタルは此処──大盛山集落でしか見られない固有種な分、感動もひとしおってやつだ。


「わぁ、ホントにホタルだー。綺麗ー」

「まさか(現世で)見れる日が来るとはなぁ。これだけでも来た甲斐あった」

「地元民として嬉しい反応だねぇ。今のうちに目に焼き付けときなね」

「じゃあ、夏の思い出に動画に取って、クラスの皆に送るー」

「趣ぃ」


 遥ねーちゃんは不平を垂らすが、エっちゃんの気持ちは分からなくもない。目に焼き付ける派ではあるけれど、例年ホタルを見た感想をじいちゃんばあちゃんに話している身なので感動を共有できる人が居るならしたくなるものだ。

 かという僕も、スマホに網目が映らないようフェンスに上手く立て掛けて、ホタルがしっかり映っているのを確認していたりする。

 きっと大勢と共有できる思い出が欲しかったのかも知れない。それを知れただけでも来れて良かった。


 ホタルの舞台はまだまだ続く。


 ◇ ◇ ◇


 帰宅後──、エっちゃんが送ったホタルの動画は泣きたくなるほど映りが最悪で大変不評だった。僕も撮っておいて良かった。

ベイビーが大当たりするところが好きです。

明日は12時~13時投稿です。よろしくお願いします。

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