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第零話 運命の出会い

○プロローグ

昇降口に人溜まりができている。

「わたし彩ちゃんと同じクラス!」

「えー羨ましい!」


黄色い声が幾度となく聞こえて来る。全く、3次元の何がいいんだか・・・

「これ、落としましたよ」


透明感あふれる手に挟まれて僕のハンカチが視界に入る。顔を上げる。3次元リアルになんて興味がない俺が思わず一目惚れをしてしまうほどの美しい容姿だった。


○転入生

僕、金剛健二は今年からこの学校に転校してきた転校生だ。もちろん友達は1人もいない。前の学校でもいなかったのだが・・・


「それでは本年度よりこの学校へ転校してきた新しい生徒の紹介です。健二君入っていいよ。」

「失礼します」


扉を開けて教室の中に入る。


「金剛健二です。これからよろしくお願いします。」

「じゃあ金剛君はこの先に座ってね。」


手短に自己紹介を済ませ、案内された席へと座る。


「また会ったね。金剛君。」

「え?」


そこには昇降口で僕が一目惚れをした少女の姿があった。


「これからよろしくね。金剛君。」


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