仲間が増える=借金の式が出来ました。
はい、まず最初に。
すいませんでしたぁぁぁあああ!!!(土下座)
いやほんとすいません。2月28日の事です。更新してませんでしたよね。すいません。色々とあったんです。小説書く気になれなかったし、なんか暗い話になっていたので・・・卒業式編はどうしても3月6日にしたかったんです(震え声)
なので今日は連続更新させていただきます。
それと暗号の事もすいませんでした。夢トリした時が次の時、と翻訳してください。すいませんでした。
気を取り直して、
どうも、陽菜です。
はぁ、大変ですね。色々と。
なんかもう、ネタはあるんですけど…順番が…。
…今更だけどプロローグ書きたかった。
昔の自分…殴りたい。
そして何故だか小説のネタに使えそうなことは凄い覚えが良いのに勉強になるとダメ、なんだろこれ?
あ、ちなみに今回はちょっとした説明回です。
と、いうわけで!
借金でーす!1ニジル!万なのかな?
まぁいいや!なんとかなるなる!
「『というわけで、ちゃんとお金は払ってもらいますからね?』」
あ・・・はい。だよねー、都合良く忘れてくれるわけないよねー。うん。僕わかってたー。
「えっとねー、借金したいんだけどさ・・・。」
「『しゃっきん?何ですかそれ?』」
ひらがな読みが可愛いな、と思ったのは内緒です。・・・で、借金のことを説明しました。
「『なるほど・・・。つまり、僕は貴方が1ニジルを返してくれるまで待っていろ、と言うことですか。』」
「うんうん、そゆ事だよ。」
「『では、僕は貴方についていきますね。』」
うんうん、それでよし・・・じゃないよ!?
「なんでそうなった!?そんな説明したっけ!?」
「『?ちがうんですか?』」
「違うよッ!むしろ何でそうなった!?」
「『失礼な方ですね、あのわけわからない説明で理解した僕をほめてほしいのですが・・・。』」
わけわからないって・・・酷っ!?あれでもがんばった方なのに!丁寧に教えたじゃん!
借金とは!
返しきれないお金のこと。あれ?借りることだっけ?まぁいいや!
・・・結構がんばったことね!?
この説明の何をどう理解したらついてくることになるんだよ!ストーカーになるんだよ!?お前の頭おかしいぜ!?
と言うわけで、もう一度説明してみました。
「『ふむ・・・ならついていきますね。』」
なんでそうなった!?さっきと何一つ変わってねぇ!?なにがふむ、だよ!
もう一度説明するぞ!
借金とは!
借りたお金のこと!・・・お金を借りること・・・?まぁそんな感じ!
結構本気でなぜついてくることになったのかを説明してほしい!
「理由は!?なぜお前はそんなついて来たがるんだ!?」
「『理由?そんなの、そのまま1ニジルを持っていかせないための監視ですよ?』」
「へえぃ!!??」
おっといけない、声が裏返った上に噛んでしまっったよぉ!!??
おぉ!?そんなこと考えてたのかぁ〜!頭いいなぁ!?すごいなぁ!?
動揺してなんかいにゃ・・・いないんですからねッ!?そんな持ち逃げみたいなことしようかな〜、なんて考えていないんですからねッ!?
「『というわけで、一緒に行きますね?』」
なんでだろぉ?すっごい怖いよぉ、悪魔みたいだよぉ・・・。
とりあえず、叫びたくなったので叫びます。
「ひぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!!!」
〜〜〜〜数分後〜〜〜〜
・・・・さて、あのちょっとした騒動からテンションが通常に戻り、今は町の市場的なところにいます。
正直言って、機械の材料、部品、組み立てるためのドライバーっぽい道具、フラスコや試験管っぽいなにかなどの理科系の道具、不気味な液体、必要最低限の食料・・・いわゆる保存食など、とにかく鉄臭いのだ。そして同時に売ってる人が怖い。いひひひッ、って言ってるの。・・・そこら編はまぁいいとして。さっきから、ちらちらちらちらとすれちがうたびにいろんな人がこちらを見てくるのだ。正直に言いますと、うざい。しかも見た人は皆して早足に走り去っていくのだ、うざいったらありゃしない。しかもその走り去っていく奴らは皆して僕のことを哀れみの目で見るのだ。そう思うんなら助けろ、そしてこの何とも言えない空気をどうにかしろどこかにいるはずのKY。今こそ出番だよ、助けてくれよ。
・・・まぁ、何となくわかるのだ。彼らがこちらを見ている理由が。
〜〜〜〜数時間後〜〜〜〜
はい、あの市場から戻って参りました。精神がごりごりと削れていたのしか覚えておりません。嘘です、しっかりと覚えてます。嘘ついてごめんなさい。はい、と言うわけで聞きたかったことを聞きますね。
「ねぇ、聞きたいんだけどさ。」
「『答えられる範囲であれば』」
おークールだねー、答えられる範囲であれば、とか保険かな?考えてるねぇ〜さすがだよ〜。一度は言ってみたい台詞だねぇ〜。あ〜、出来るだけ遠回しに、バレないように、細心の注意を払って・・・!
「そーいやお前耳の形違うな。」
無理でした。いや無理です。無意識に口から言葉が出ちゃいました。遠回しとか絶対無理ですね、遠すぎて逆に伝わらなさそう。
「『ああ。そんなことですか。』」
そんなこと、ですませちゃっていいんだな。ストレートでよかったんだな、安心したぜ。これで重い空気になったりとかしたら終わってた、精神が。・・・まぁ、ある意味自業自得ですけどね。気にしたら負けか。
「『__の違いですよ。』」
「エッ。」
ヤバい聞いてなかった、どうしよう。・・・謝るしかないけどね、選択肢。
「・・・すまん、もう一度言ってくれるか?」
「『嫌です』」
「えッ」
何でや!?何がいけなかったの!?ごめんなさい!?謝ればいいのかな!?いいのかな!?
「『だって・・・聞いていないみたいですからね。』」
「なぜゆえ!?」
ばれた!?なぜゆえバレた!?嘘にはじし・・・ん。ないです、すぐにバレますわぁ・・・・。
「『だって何も言ってないですもん。』」
「・・・へ?」
何も、言ってない?・・・・・・
だまされたぁぁぁぁぁ!!!?????
「『で、理由ですですけど・・・。種族が違うからです。」
うん。何か予想はしてた、だって耳の形違うじゃん。そしてそんなさらっと言わないで、反応に困るから。
「種族ぅ・・・?」
そういえば前何かそんな言葉を聞いたような・・・?
_____だから『願い』が増えれば増えるほど『種』・・・いや『種族』が生まれ続ける。
・・・ん?
あ・・・あの正体不明の少年かあいつが言ってたのか、地味に重要なこと言いやがって・・・!わかりにくいんだよ・・・!
「『ちなみに僕はエルフ族。』」
「僕は?」
「『・・・人によって様々じゃないですか?ちなみに僕はあなた方のことを【ヒューマン】と呼んでいます。』」
「へー・・・他は?」
気になるな、シンプルに人間ではないんだな。勉強になる・・・。
「『場合によっては・・・【マヌ】でしょうか?』」
「ま、【マヌ】?」
ヘンテコな名前だな・・・。そう呼ばれるのは絶対に嫌だな・・・。
「あれ・・・?とするとさっきの通りは人間・・・だっけ?しか居なかったけど・・・?」
「『ええ、当たり前ですよ。エルフはどちらかと言えば頭がいい、はずなんですけど・・・魔法に偏っているので・・・』」
「あ・・・うん、わかった気がする。」
やっぱしエルフは魔法に強いのか・・・機械か・・・現代風の・・・。いや、思ったより全然面白くないな。つまり無駄イケは現代風のエルフってとこなのかな?
「あれ?エルフはなんて言うんだ?」
「『は?』」
ちょ、真顔やめて?怖い。そのゴミを見るような目・・・クルねッ!・・・あ。冗談です。
「ほ、ほら?人間が【ヒューマン】って言うじゃん?」
「『あぁ、知りません。興味ないですし。』」
「え・・・。」
興味ないことは何も知らないのな。ある意味僕も同類です。だから何も言えない・・・。くやしい・・・ッ!
「『まぁ、それでじろじろ見られてた理由はエルフが此処にいるのがおかしい、ってことですね。』」
「へ、へー・・・。」
「『でも僕はそんなことどうでもいいんです・・・!』」
そんなこと・・・?なの?僕結構その状況だといろいろと終わるぞ・・・。ガラスのハートですもん。
「『ただ僕は研究したいだけなんです・・!世界中の言葉を、文化を、研究し尽くしたいだけなんです・・・!』」
「あ・・・うん。だから翻訳機作ったんだな。」
正直これ以上話を続けられたらいろいろと終わる気がするしな。
そして、前に言った『機械の国』だけど、訂正しよう。
『機械の国』だ。
「『ええ・・・!』」
「これ言葉とかも翻訳できないの?」
「『無理ですね。本来それはその人の知っている言葉に変換する、と言う物ですから。』」
「非科学的であり非現実的だな。」
「『エルフですから。』」
それでよく今まで研究できたなおい。
「『ところで、貴方の名前は何ですか?』」
「えーっと?・・・あー、うん。」
名前、名前か。何だろ?適当でいいのかな?いいんだよね。何も言われて無いもん。
僕がそう思った瞬間。視界が真っ赤に染まった。
と同時に無駄イケが動かなくなり、目の前に正体不明の少年が現れた。
・・・いや困るんだけど。
「突然だけど、君の名前は」
「凛だよな!な!?」
「え・・・」
「な!?」
意地でも凛にさせる。押し切ればなんとかなる・・・!
「いや、真だよ。」
ダメだったか・・・!イケると思ったのに・・・!
「・・・あ。」
「?どうしたの?」
聞き忘れてた。聞かなきゃな。
「お金の単位教えてくれ。」
「・・・あー。うん。どんまい。」
「はぁ?」
そんなんでわかると思ってんの?もう大体予想できたけどさ!
「アイリが日本円で言うところの1〜9999兆円。」
「へ?」
「ニジルが日本円で言うところの一京〜無量大数。」
「ほぇ?」
・・・つまり?僕は一京を借金したと?うん。おわったな。僕の人生借金すら返せない〜。いやだなーまったくもう。
「それじゃあね?ばいばーい。」
「へ?」
次の瞬間、僕は意識を失った。
そして、目を覚ました。
元の部屋だった。朝だった。
「あ、やべ。遅刻する。」
そうして、僕は1ニジル。もとい一京を借金し、翻訳機と仲間を手に入れたのだった。
だけど一つ言いたい。
________借金多すぎじゃないですか!?
誤字・脱字あったら教えてください。
ルビ振りが意外に面倒い事に気づいた今日この頃。
2016年5月28日 ルビを修正しました。