人がいると知ればチョーシにのる人です。
どうも、陽菜です。
脱字・誤字あったら教えてください。
今回は暗号っぽいのがありますが、ネタがわかれば案外簡単です。
・・・よくよく考えたらプロローグって・・・。
夢でよかった。そんなこと思ってた時期が私にもありましたよ。
だけどね。何かこうなると思ってた。
・・・今の現状を説明しましょう。
火に囲まれています。以上!
・・つまり、あの時広がった炎は何故か僕が倒れているところにわざわざ円を作って山火事になりました。
いらない気遣いですよ。はい。お亡くなりになるんだったら、苦しみたくないからね。一瞬の苦しみがいいからね。
・・まぁ、このまま普通に亡くなっては面白くないですからね!せめて華々しく散りたいです
・・どうやってやるんでしょう。
まぁいいや。
・・・。さて、どう足掻こうか。
▼火の中 ヘ 入る
▼神 二 願う
▼助け ヲ 待つ
▼死ぬ
▼火のないところ へ 逃げる
えー・・・火の中へ行く?あの・・あれ?歴史とかにある『心頭滅却すれば火もまた涼し』ってやつ?結果はもう見えてるけどね。
神に願う・・・。今更ですね。そしてあいつ(神)は願っても助けてくれないと思うんだ。・・勘だけど。
助けを待つ?誰が助けてくれると?叫んでも来なかったのに!
死ぬ。これが何もしなかった結果だろうな。ある意味自業自得なんだけれどもね。
火のないところへ逃げる。うん。風上と風下・・どっちが効果的だっけ?
んー・・・まず、死ぬはないかな。とりあえず成功しなかったらそうなるし。それで、神に願う、もないかな・・・なんか請求されそう。後は・・助けを待つ、もないな。来なかったら終わりだし、それなら何か行動した方がいいと思うし。うーん。・・でも、火のないところはないから・・つまり、火の中へ入って火のない、または火の勢いが弱いところへ行けということかな?
んー、一番現実的なのは・・火のないところへ逃げる、と火の中へ行くか・・・仕方ない。実行しましょうか!何もしないよりはマシだと思うから!死にたくないから!
・・・と、いうわけで!
火の勢いが弱いところを探そう!
えー・・・風上だね。
よし!・・・。
「心頭滅却すれば火もまた涼し・・・。」
心頭滅却心頭滅却心頭滅却!!!!
よし!行くぞ!
「気合だーーーーーーツ!!!!」
そう言って僕は火の中へ突っ込んだ。
一歩。まだ大丈夫。まだ熱くない!
二歩。まだ大丈夫。まだ、大丈夫!
三歩。まだ、まだッ!
四歩。走り抜けろ!熱くないッ!
五歩。まだッ!まだだッ!
六歩。七歩。八歩。九歩。十歩。
あつ、くないッ!熱くないッ!
大丈夫ッ!気合ッ!気合ッ!
行けるッ!
とかとか思ってました。
結果→オワタ
「あついッ!やっぱ無理だよッ!死ぬッ!溶けるッ!やばいよッ!」
そういや今思い出したけど心頭滅却すればなんとかかんとか、って言った人って・・・。その時に・・・。
いや、やめておこう。熱い。
誰か助けに来てくれないの!?だって山火事だよ!?何かあったって思うでしょ!?それとも何?周りに誰もいないの!?町とか村とか無いの!?
このままじゃゲームオーバーだよ!セーブポイントまでやり直させて!
てかなんで夢トリしたのに死にそうになってんの!?
解せぬ!あ、もしかして自分って特別〜?とか思ってた自分が恥ずかしいよ!
てか!
「誰か助けてぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
その時だった。
ポチャン。と水が滴る音がしたと思ったら、急に風が吹き液体状の何かが飛んできた。
「うわっ!?」
と思ったら火が消え、周りはびしょびしょになっていた。ついでに僕もびしょびしょだ。
僕は、風が吹いてきた方を見た。
・・・。何だあれ。・・・なんだか巨大扇風機的な物の上に凄い可愛い水色の服を着て、水色の羽が生えた拳サイズの子がいた。・・・何あれ可愛い。と思っていたらその機械ごとこっちへ向かってきた。
・・・え?まてまてまて。え?ヤバくない?意外とデカいし、ヤバくない?
と思っていたら止まった。よかったぁ〜。
『3UQFq;wRT?』
機械的を通して誰かの声(多分)がした。
・・・は?今こいつなんて言った?てかどこから声した?
『GEWE.YwRT?』
・・・ん?・・・あぁ、この機械からか。
しかし、何言っているのか全くわからん。これはまずい。
『MDTDW///:Ybt0TOUEYwRT?』
何語?英語?英語なの?わかんないよ!
と、とりあえず英語で返事しよう。
「い・・・いえす?」
何がだよッ!何がyesだよ!何に答えたんだよ!
『////』
機械の人も何か言えよ!何か反応しろよ!
『A・・・A-』
お?何かわかってきたぞ?
今のは「あ・・・あー」だな!勘だけど!間違ってたらはずい!
『・・・TORIAEZU、MATINIMODORIMASYOUKA。』
んー?これは・・・「とりあえず、まちにもどりましょうか」かな?・・・町近くにあったんだ。
さて、これらのことをまとめよう。
言葉?なにそれわけわかめ!
である!
と、言う訳で!やってきました!ただ今門の前にいます!町らしいけど国に見える!さび臭い!色がない!
一言で言うなら機械の国だ!
『HAYAKUKITEKUDASAI、OITEIKIMASUYO?』
えっと・・・「はやくしてください、おいていきますよ?」かな?
あ、機械から降りた。・・・意外にイケメンだとッ!?耳が変だけどイケメンですねッ!白衣着てるし!・・白衣関係ないな。
そしてどこへ行くんですか?誘拐ですか?僕ついてきちゃったけど・・・。
・・・まぁいいか!何とかなるって!
とか思ってたら真ん中に三角フラスコのようなモノが屋根に刺さってる建物に着いた。
(どうぞ。入ってください♪私の家ではないですけどね)
目の前にあの水色の妖精が現れたと思ったら、脳内に声が響いた。察した僕は思った。
この妖精声可愛い・・・!と。
と思ったらあの無駄にイケメン野郎が扉を開けてこちらを見ていた。
『HAIRANAINODESUKA?』
ん・・と・・?「はいらないのですか?」・・・あぁ、こいつ紳士だったわ意外だわ。
・・・僕びっくりしちゃったー。
さすがにここまで来てお別れ、と言うのは辛いのでお言葉に甘えて家の中に入った。
家の中はただの実験室だった。学校の理科室にあるような、いやありそうな?少し長めの机に、じゃ口がついていてその上にピンセットや温度計、試験管立てや天秤等々。とにかくいろんな実験用具が机の上に置いてあった。・・・もうこれだけで展示会出来るんじゃね?と言いたくなってしまうくらいたくさんの実験用具が所狭しと置いてあった。しかも床は本でいっぱい。
『SATE、KOREWODOUZO。』
えーっと?「さて、これをどうぞ。」かな?なにがさてだよ。無駄にイケメンの男が差し出してきたのは黒色のインカムだった。
は?え?何故ゆえインカム?
僕が?を頭に浮かべていると、無駄にイケメン・・・無駄イケが僕の手を取ってインカムを置いた。
「IIKARATUKETEKUDASAI!KOTIRAMOTAIHENNNANNNANNDESUKARA」
な、長ぇ・・え、えーっと?「いいからつけてください!こちらもたいへんなんですから」?何が大変なんだ?
・・まぁいいや!もらえる分だけ貰っとこう!というわけでつけた。
「『ふぅ、やっとつけてくれましたか。』」
「えッ?」
え?なんで?なんで言葉わかるん?え?もしかして・・・僕の隠された能力!?さっすが僕♪やったね!
「『さて、では代金の1ニジル。貰いますね。』」
「は?1ニジル?何それ?」
「『何って・・・お金の単位ですけど・・?』」
お金の、単位・・・?
「『忘れたんですか?そのインカムの代金ですよ?』」
え?け、結構かっこいいから気に入ったんだけど・・・
「ならいらねぇ!」
「『え?そうなんですか?なら貰いますね。』」
くそ・・・!さらばだッ!
「wF、X94UO」
・・・え?何て言った?
・・・やばいやばいやばいやばい!
「ま、待った待った待った!」
「??」
「わかった!それくれ!何円でも払うから!でも払うのは神だ!」
サイテー?知ってる!
というわけで、僕は今日インカムのために1ニジル・・・万なのかな?まぁいいや!借金しました!いぇい!
取り敢えず言わせて、
________天使は、女神は、いるんだね。
ちなみに無駄イケが言っていたのはこれ
「貴方は誰ですか?」
「聞いているんですか?」
「もしかして・・・言語がわからないんですか?」
「・・・」
です!この時点でわかる人はわかるかもですね!
ちなみにどうやって解くかは気が向いたらで!