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角が有る者達  作者: C・トベルト
太陽の命と月の命。
65/303

第66話 日食パート 結界の内側と外側の戦い

サイモン「私は最強の能力者、シンプル・サイモン。

体を巨大化させる能力を持ち、どんな強い敵もねじ伏せる!

拳銃大砲どんどん来い!」


ドーン!ドーン!

タタタタタタターン!


敵1「うわあ、サイモンがやって来たあ!」

敵2「畜生、奴が来たんじゃ敵わない、撤退するぞー!」

サイモン「はっはっはっ!

どうしました?私はここに居ますよ!?誰でもいいからかかって……グッ」

味方1「サイモン、大丈夫か!?

……おい、お前何発タマを喰らったんだ、全身血だらけじゃないか!?」

サイモン「大丈夫です。

私は最強の能力者…なのですから…」


ピーポーピーポー!


医師「酷い重傷だ…半年は入院しないといけない」

サイモン「半年?半年ですって?

私は最強の能力者ですよ?

そんなに長い間黙っていられません!

貴方にはあの声が聞こえないのですか!?」


味方2「勝った勝った、またサイモンのおかげで勝てたぞ!」

味方3「アイツが俺達の盾になってくれるから、俺達も安心して戦える」

味方4「次の戦いもサイモンがいれば楽勝さ!なんたって、アイツは最強の能力者なんだからな!」


医師「……」

サイモン「私が居なくなればそれだけでどれほど彼等の士気が下がるでしょう。

どれほど彼等の戦いに支障がでるでしょう。

それに比べ私一人傷つく位なら安い代償です。

たとえ戦場で死んでも、士気を下げる事なく彼等は戦い続けられる!

頼みます、私を…私を戦場に送ってください!」

医師「……この、馬鹿者め……」

サイモン「そうです、馬鹿者です。私はシンプル(間抜けな)サイモンです」


サイモン(……これが、私でした。

最強だから皆を守らないといけない。

最強だから皆を安心させなければいけない。

最強だから皆の盾になり皆を守らないといけない!

そのためなら自分の体がどれほど傷ついたって構いやしない!

…しかし……それでも、彼等は拍手部隊は守れなかった。

巨大化した私に空中戦艦が突撃し、私の胸部は抉られ…その激痛に耐えられず気を失った。

…そして気付いた時は、敵の捕虜となっていた)


敵3「よおシンプル・サイモン!

お前よく生きてたな!」

サイモン「…」

敵3「面白い事教えてやるぜ!

なんとお前の仲間、第8888番隊は全滅しちまったんだよー!!」

サイモン「……」

敵3「最強の能力者、シンプル・サイモンでも俺達の進撃を止められなかったんだ!

このままお前の仲間を一網打尽にして……グァッ!!」

サイモン「……少し黙って貰いましょうか。

捕虜に外の情報を流しすぎです。このままじゃ貴方も銃殺ですよ?」

敵3「ガ……ア……ァ……!」

敵4「どうした!?

何をしているんだ!」

敵3「こいつが!!何もしてないのにいきなり俺の事をねじ伏せようと……」

サイモン「……」

敵4「貴様……撃ち殺してやる!」

サイモン「やりますか?

私は最強の能力者シンプル・サイモンですよ?

たかが小銃ごときで私を殺せますかねえ?」

敵4「ぐ……次やれば極刑にしてやる!」

敵3「覚えてろよ!」

サイモン「……」


敵医師「ふむ。

人工心臓の具合はどうかね?」

サイモン「……」

敵医師「…君は今、人工心臓のおかげで生きている。

しかしそれは能力では巨大化できないため、体を巨大化させれば人工心臓が外れ死んでしまうだろう。

手足を巨大化する事は出来るが、それも長い時間使用する事はできないな。

激しい運動を避け、体の巨大化も止めなければいけない。

この事実は君と私だけの秘密にしておく。

……くれぐれも危険な事はするなよ」

サイモン「………はい」



サイモン(私の最強は、あの戦いで死んだ。

私の仲間は、あの戦いで死んだ。

私は最強なのに、私は誰より強いのに……守る事が出来なかった。

……それでも私は誰かを守る事から離れられなかった。

誰かを守りたかった。守る事で自分も安心したかった。

だから戦争が終わった後、教師となり子どもを守る事で、自分の孤独を少しでも埋めようとしていた。

……しかし、また守れなかった。

今度は果心林檎という女によって、全て壊されてしまった。

……何が最強だ。私は誰も守れなかったではないか。

私は……私は、もう消えればいいのだ。

あの戦いの中で、消えれば良かったのだ……痛い。

体中が酷く痛む。今までどんな傷を背負っても笑えたのに、今は痛みのせいで涙が止まらない)


サイモンは涙を流しながらも、首を動かす。

果心がアイの側で何か話しているようだが、その内容は聞こえない。


サイモン(なんで……こうなった!

どうして……私はこんなに痛いんだ!

ああ、これなら、こんな事なら、あの日あの時彼等と……拍手部隊と共に死んでいれば良かったのだ。

何故私は今まで生きていたのだろう?

何故私はこんな力を持っていたのだろう?

何も……何もわからないまま、私は死ねば良かったのだ)


サイモンがまた首を動かすとそこには皆がいた。

拍手部隊の皆が血塗れで倒れていた。


サイモン(ズパル……スミー……エッグ……クックロビン……セキタ……スス……。

今、私もそこにいく……。

待って……いてくれ……)


サイモンはフッと笑みを浮かべ、

そして、瞼を閉じた。


その次の瞬間、まるで空から爆弾が落ちてきたような大きな音が聞こえてきた。

その音に反応し、サイモンは少しだけ首を横に動かして、

その目を大きく見開いた。


サイモン「……!」


メル「あ、あはははは…僕達生きてる…?よ、よかった〜!」

スス「く、くぅ…!

この前は上空200メートルから電柱に乗って落下。

今度は、今度は男に抱きついて落下なんて!

最悪だああああ!!」


サイモン「………」


サイモンは大きく目を見開いたまま、ゆっくりと辺りを見渡す。

しかしサイモンの目にはまだ、血塗れで倒れていた仲間の姿が見えていた。


サイモン「…………ハハッ」


サイモンは涙を流した。

大粒の涙がつたり、落ちていく。

そして仲間に向かって叫んだ。


サイモン「ハハハハハハハッ!

おい、起きろ!

拍手部隊よ、皆起きるんだ!!」


サイモンの目に見える血塗れの仲間の幻は全く動かない。

それでも構わなかった。それでもサイモンは大きく息を吸い、叫んだ。


サイモン「起きろ拍手部隊!!

仲間が来たぞ!

最高の援軍が我等の前にやって来た!

は、ハハハハ、ハハハハハハ!」


サイモンは立ち上がろうと体を動かして…何かにぶつかり、すぐにそれは止まってしまう。


サイモン「いたっ!

な、何ですかこれは…見えない壁が私の周りを遮っている!?」


サイモンは気付かなかったが、前回血染め桜が発動した呪文、『スコプツィのホワイトガーデン』には対象者の味方に強力な結界を張る呪文だ。

結界内の人間には外の様子が見え、まるで何もないような錯覚に捕らわれる。

しかし、結界の外側から見れば結界の白い光が内部の姿を隠し、しかも声も届かない。


また、この結果が解かれる方法は使用者の敵が去る事か、自力で結界を解くしか無いため内部の人間は外側が見えても動く事はできないのだ。

頑強で頑固な結界、『スコプツィのホワイトガーデン』。

それはアイやサイモンを守る盾から、その心を閉じ込める檻と姿を変えていった。

サイモンは力一杯結界を殴る。しかし見えない壁はびくともしない。


サイモン「この!どけ!

どけええええ!!!」


サイモンの怒号は結界の外側には届かない。

そして外側ーーススの方から見れば、只の白く光る繭にしか見えないのだ。


スス「なにこれ?

光る…繭?」

メル「1、2…5つもある。

何だろう、これは?」


ススとメルの二人は校庭に着地して初めて見たのが、この光る繭だった。


メル「ここ…縷々家学園だよね?

僕が通っている学園、だよね?

この光る繭に…校庭には穴がいっぱいある…一体、何が起きているというの?」

スス「…結界の内部は暗いし、何か上にも白い繭があるし…一体何なの……ん?」


ススはふと足元を確認すると、地面に何か描かれている。


『お し え て あ げ よ う か』


スス「!?」

メル「え、何、どうしたの?」

スス「じ、地面地面!」

メル「え?一体何が…!?

なんだ、この文字!さっきまでなかったよ!?」


驚く二人を余所に、文字はぐにゃぐにゃと姿を変えて別の文字に変わる。数秒もたてばその文字はまた別の文字に変化していった。


『よ う こ そ』『よ く こ こ ま で き た ね』『か ん げ い す る よ』『K ・ K ・ パ ー が ね』


メル「K・K・パー…?

パー校長先生!?」

「久しぶりだね、メル君」


二人は勢い良く振り返る。

そこには灰色のスーツを着た初老の男性、K・K・パーだった。

パーはニコリと優しそうな笑みを浮かべる。


パー「やあメル君、体調は大丈夫かな?

君が早退したと聞いて先生はとても心配したんだぞ?」

メル「あ…はい、おかげさまで…そ、それより校長先生、これはどういう事なんですか?

この結界は一体…」

パー「フフフ、君は理解しなくてもよい事だ。

それよりこちらへ…」


ジャキン!


一歩歩みかけようとするパーの足を止めたのは、ススが取り出したナイフだ。


メル「ススさん?」

スス「…あんた、アイを…リーダーを一体どうしたというの?」

パー「おやお嬢さん、そんな物騒な物を学園に持ち込んじゃいけないよ。

……没収だ」


その瞬間、ススの足元の砂がぐにゃりと蠢き、まるで触手のようにススの腕のナイフに向かって伸び始める!


スス「!?」







結界の外側


ダンク「!?」


パァァン、という乾いた破裂音が聞こえ、ダンクとシティはその音の方へ向かっていた。


そして到着した時、二人が見たのは肩を押さえながらたっているケシゴの姿だった。


ケシゴ「ぐぅ…!」

ダンク「な…ケシゴ!?」

ノリ「ケシゴさん!?」

ペンシ「ケシゴ!大丈夫か!?」


ノリ、ペンシの二人がうずくまるケシゴに駆け寄る。

ダンクも急いでケシゴに駆け寄った。

ケシゴの肩から大量の血が吹き出しており、抑えた手がどんどん赤くなっていた。


ダンク「大丈夫か!?

誰にやられた!」

ケシゴ「く、くそ…!

まさか、アイツが…!」


しかしケシゴは肩ではなく目の前の存在を睨み付けていた。

ダンクもそれにつられて目線を向ける。そこには腰まで届く白い長髪に白いワンピースを着た、顔が整った美しい女性が立っていた。

…しかしその右手には、突撃銃(アサルトライフル)AK−74Mが握られている。


?「上の命令に従い室内待機していればこうはならなかったものを…愚かな人間め」

ダンク「あんた…誰だ?」

?「…人に名を聞くときは先ず自分から名乗るものではありませんか?」

ダンク「…そうだな、俺の名はダンク、ゴブリンズ『色鬼』のダンクだ。

で、あんたの名は?」

?「私の名は白山羊。

メルヘン・メロディ・ゴートの付き人の一人」

ダンク「メルヘン・メロディ・ゴートだと…!?」


ダンクは目をひそめる。

白山羊は突撃銃を構えた。


ダンク「!

まて、なぜお前はこんな事をする!」

白山羊「…貴方にそれを教える理由はないわ」


パパパアン!


AK−74Mの銃口が火を噴き、三点バーストがダンクの眉間に穴を開け、貫く。


ダンク「!」

白山羊「あなたは死ぬのだから」


ダンクの体が吹き飛び、頭から落下する。

ケシゴ、ノリ、シティの三人が目を見開いた。


ノリ「き………キャアアアアアア!!」

ケシゴ「貴様、何て酷い事をするんだ!」

白山羊「私は人間ではなくアンドロイド。貴方の言う酷い事がなんなのか、私には分からないわ。

それに貴方も殺すわ」


白山羊はもう一度突撃銃をケシゴに構え直す。

そして引き金を引いた瞬間、


ズドオン、と巨大な鉄の壁が白山羊の前に出現し、パパパアンと射った球は鉄の壁をほんの僅か削り取る事しか出来なかった。


?「危ない危ない。

あと少しで私のライバルが殺される処だったわ」

白山羊「誰だ!?」


白山羊が急いで見上げると、そこには『速さが足りない!』というの文字がプリントされたエプロンを着た、腰まで届く青い長髪の女性が立っていた。


?「ゴブリンズの『高鬼』シティ!そこで死んだフリしてるミイラの上司よ!」

ダンク「シティイイイ!

いつ、お前が俺の上司になった!」


ダンクは何事もなかったかのように起き上がり、シティにツッコミを入れる。


白山羊「何、死んでない!?」

シティ「ふふん、死んだフリなんてまどろっこしい事しているから、私に地位を奪われたのよ!

死人に口無しよ!」

ダンク「死んでないしまどろっこしくないだろ! ああくそ、アイツ等を油断作戦が台無しだ!」

白山羊「バカな、弾は三発とも眉間にぶちこんだはずですよ!?」

ダンク「お?

アンドロイドでも『ぶちこんだ』なんて汚い言葉使うのか?」


ダンクはけろっとした顔で白山羊に訪ねる。シティはじろーっと


シティ「…流石、中身が無いミイラは死ににくいわね」

ダンク「俺があんな鉄屑で死ぬわけないだろ、全く…」

白山羊「……黒山羊」


黒山羊「メエエエエエ!!!」


白山羊の言葉に反応し、住宅街の影から大きさ3メートルはある半人半山羊のアンドロイド、黒山羊が飛び出してきた。


ノリ「ひっ!?

また変な怪物が出てきた!?」

ダンク「……お前等、メルと会わないでこいつらと会っていたんだな。

それにしてもまあ物騒な奴等だな」

シティ「まさかケシゴがやられるなんてねー」

ケシゴ「ぐ……黙れ!」

シティ「ペンシも、ちゃんとケシゴ守りなさいよー」

ペンシ「……当たり前だ……」


ペンシはケシゴの後ろに立ってぼうっとしていた。


シティ(……変ね、もっと騒ぐと思ったのに、遂に私に負けを認めたのかしら?)「白山羊だっけ?

あんた、彼等を殺す気なの?」

白山羊「当然。

そいつは主を守る事が出来なかった愚かな木偶の坊。

使えぬ道具は捨てるのが『人間』の道理なんだろ?」

シティ「……道具?」


シティは笑みを浮かべて尋ねる。


白山羊「私はメルヘン・メロディ・ゴートを守り育む為の道具。

黒山羊はメルヘン・メロディ・ゴートの敵を倒す為の道具。

だがそこの警察は我等の安全を守る為の道具なのに、

二度も主を守る事が出来なかった……これを使えぬ道具と判断して何が悪い」


白山羊は皮肉めいた笑みを浮かべて警察を睨んだ。

そしてシティは顔を俯ける。


シティ「……」

ノリ「……!」

白山羊「シティ……貴様の一味も我が主の家に侵入した罪で消してやる。

……ただ、貴様に銃を使っても無駄そうだからこいつを使うがな」


白山羊はAK−74Mをシティに向ける。しかし次の瞬間突撃銃は姿を消し代わりにRPG−7(対戦車ロケット弾)が握られていた。


ダンク「な、なんだ!?

武器が一瞬で姿を変えた!?」

白山羊「私は創造主、ドリーム・メロディ・ゴートに武器、銃火器の使用方法、用途の情報を入力(インプット)されている。

更に私の掌には特殊な瞬間移動装置が組み込まれていて、状況に応じ必要な武器を出したり収納したり出きるのだよ」

ノリ「まるで四次元ポケットじゃないッスか…」


白山羊はRPG−7をシティに向けて構えた。


白山羊「さあまた鉄の壁を出してみろ。今度は爆風で壁が貴様に向かうだけだがな」

シティ「(ブツブツ、ブツブツ)」


シティは俯いたまま、何かを呟いていた。


白山羊「?」

シティ「……あんたさあ、自分の事を道具だって思ってるわけ?」

白山羊「当然だ。

私は家事、教育、戦争もできる最高の道具だぞ。

貴様みたいな愚かな人間とは存在価値がちが」


ズドオオオン!!


白山羊の目の前に電柱が落下する。あと数センチ前に出ていれば白山羊はぺしゃんこにつぶれていただろう。


白山羊「……!?」

シティ「私ね……自分の事を道具だって言う奴、大っっっ嫌いなんだよね…」


シティはゆっくりと顔をあげる。

その表情にいつもの笑みは無く、純粋な怒りのみがあった。


ダンク(あーあ、俺しーらね、シティを本気で怒らせちまった)

シティ「ダンク!!」

ダンク「は、ハイ!」

シティ「バリアでも何でもいいからこの辺守れ!

私、全部壊しちゃうから!」

ダンク「!」(前なら何も言わずに全部吹き飛ばしたのに、ちゃんとこれからキレる事を教えるとは…!)「成長したな、シティ」

ノリ「いやその反応はおかしいッス」


シティはゆっくりと右腕を上に向かって伸ばす。

これでいつでも能力は発動できる。そして、ロケット弾を構えている白山羊に向けてこう言い放った。


シティ「私は自分が道具だって言う人間は大嫌い!

そこのデカブツもまとめてかかってきなさい!

おもいっきり電柱でぶん殴らせてもらうわ!」

白山羊「私達を見くびらないでもらえます?

貴方の目の前にいるのは最高の道具なのですよ?

貴方こそ、私の鉄砲でこの世から退散させてあげます。

鬼は外に、ていいますしね」

黒山羊「め、メエエエエエ!」





ダンク(とりあえず叫んだなあの黒い奴…)

ケシゴ(電柱でぶん殴ったら死ぬよな普通…)

ノリ(というか白山羊さんは人間じゃなくてアンドロイドッス)

ペンシ「分かったぞ!

この戦い、ツッコミ入れた奴が負けるんだな!

 く、私もツッコミの修行をすれば良かった・・・!」


かくして、結界の外側でも待った無しの戦いが始められるのであった!


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