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異世界料理道  作者: EDA
第五十四章 二つの祝宴
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返礼の祝宴、再び④~決意~

2020.9/4 更新分 1/1

「失礼いたします。菓子をお持ちいたしました」


 しばらくして、小姓たちが新たな皿を届けてくれた。

 大皿に各種の菓子が盛りつけられており、取り分け用の小皿も準備される。が、それをこの場で取り分けるのも、彼らの仕事であった。


「おお! これまた、見た目からして愉快な菓子だね!」


 ポルアースは、期待に瞳を輝かせている。

 その隣で、マルスタインは「ふむ」と口髭をひねっている。


「しかし、これだけの菓子をいちどきに食してしまったら、ずいぶんと腹が満たされてしまいそうなところだ。ここは各人が希望の菓子だけを取り分けるということにさせていただこう」


 トゥール=ディンたちが準備した菓子は、2種類だ。しかし、それぞれアマンサとワッチの味付けのものが準備されている。それらをすべて口に運んでしまったら、今後の食事にも影響が出てしまうことだろう。


 このたびに準備されたのは、再びの大福餅と、チャッチ餅である。

 ただし、この短期間でかなう限りの趣向が凝らされている。大福餅はトゥール=ディンの発案、チャッチ餅はリミ=ルウの発案であった。


 以前の大福餅は、煮込んだアマンサやワッチを砂糖やフワノ粉で練りあげて、ジャム仕立ての餡に仕上げていた。このたびは、ブレの実でこしらえたつぶあんとホイップクリームの中に、生のアマンサとワッチを練り込んだ仕上がりである。

 果実のほうに加工をしない代わりに、トゥール=ディンはつぶあんとホイップクリームの味付けにこだわっていた。ブルーベリーに似たアマンサと、夏みかんに似たワッチのそれぞれと調和するように、砂糖の分量を調整したのだそうだ。


 いっぽうチャッチ餅は、ジャム仕立ての餡をチャッチ餅の生地でくるんだものとなる。

 チャッチ餅というのはフワノやシャスカの生地ほど成形が簡単ではないので、これは指先の器用さがものを言うのだろう。そんな苦労の甲斐あって、半透明のチャッチ餅の中にアマンサの青紫色やワッチの朱色が透けて見えるのは、見た目からして楽しい仕上がりになっていた。


 どちらも大きさはピンポン球より小さいほどで、ひと口で食せるように仕上げられている。同じ敷物に座している人々は、貪欲なる約1名を除いて、大福餅とチャッチ餅を1種ずつ所望していた。


「それじゃあ僕は、アマンサのチャッチもちとワッチのだいふくもちをいただこう。いやあ、これは楽しみだ」


 菓子をそれなりに好んでいるポルアースは、ほくほく顔である。

 そしてこちらでは、ずっと族長の供として控えていたヴェラの家長が目を白黒とさせていた。


「これは、不可思議な味わいだな。俺の家で作られる菓子とは、まったく異なっているようだ」


 それは小声でつぶやかれた独白であったようだが、耳ざといマルスタインは聞き逃さなかった。


「其方の家では、どのような菓子が供されていたのかな? やはり、フワノやポイタンの焼き菓子であろうか?」


「うむ。ポイタンに砂糖や卵やカロンの乳といったものを入れて、焼きあげるのだと聞いている。このようなものは、1度として供された覚えはない」


 すると、ダリ=サウティが笑顔で補足をしてくれた。


「俺たちもルウやフォウの血族などと家人を貸し合って、さまざまな料理の作り方を学んでいるさなかであるのだが、やはりなかなか菓子というものには手が回らないのだ。……しかし、家長会議やフォウの集落の祝宴でも、物珍しい菓子は出されていたろう?」


「ああ、確かに……しかし、俺の家で作られたことはないな」


 すると、4種の菓子をじっくりと味わっていたアルヴァッハが、ふっとダリ=サウティたちを見やった。


「サウティの集落、南の果て、聞いている。やはり、家、遠いため、調理の修練、不都合、あるのであろうか?」


「うむ。そうそう家人を貸し合うこともできぬからな。ファやルウの近在に住まう氏族に比べれば、やはり小さからぬ差が出るだろう」


「だが、北の果て、ザザの集落、確かな技術、育っていた」


「それは、血族たるトゥール=ディンが手ほどきに出向いているゆえであろう。あとは、ドムの集落に逗留しているモルン=ルティムの存在も大きいのではなかろうかな」


「なるほど」と、アルヴァッハは首肯した。


「我、森辺の内情、干渉するべき立場、あらぬ。ただ、個人的見解、申し述べること、許されるだろうか?」


「個人的見解とは、ずいぶん小難しい言葉を知っているのだな。ともあれ、ゲルドの貴人が何を思ったのか、興味深く思う」


「では、申し述べる。……サウティ家、族長筋である。ルウ家、およびザザ家、そこまでの差異、生じること、避けるべき、思う。森辺の民、美味なる料理によって、さらなる力、得たのなら、その差異、今後、不協和、生むのではなかろうか?」


「ふむ? 不協和とは……美味なる料理の習得の後れが、そのままサウティの衰退につながるという意味であろうか?」


「おおむね、合っている。三族長、対等ならば、進化、革新、同じ速度、歩むべき、思う」


 ダリ=サウティは、静かな面持ちで微笑んだ。


「これは、いささかならず痛いところを突かれたようだな。もとよりサウティは、ルウやザザよりも家人の少ない家であり、とりわけ力のある氏族でもない。ラッツの家がメイやギームの家を失っていなければ、そちらに族長筋の座を譲っていたろうと思う」


「しかし、ダリ=サウティの明哲さはかけがえのないものであると、わたしはメルフリードから聞いている」


 と、マルスタインが悠揚せまらずに割り込んだ。


「もちろん、そうであるからこそ、三つの族長筋は歩をそろえて進むべきだろうと思う。美味なる料理の習得というのも、そのひとつであるのだろうかな」


「うむ。屋台の商売に関わっていないサウティとダイの血族は、その点において大きく後れを取っているのであろう。美味なる料理の習得ばかりでなく、町の人間との交流についてもな。これで今後も、一族を導く族長筋としての役目が果たせるのかどうか――アルヴァッハの言葉は、それを示唆しているのであろう」


 そう言って、ダリ=サウティは俺とアイ=ファに笑いかけてきた。


「昨年の雨季には、マヒュドラの女衆に手ほどきをするために、アスタたちを招くことになったな。アスタ自身は《アムスホルンの息吹》に倒れてしまったため、数えるほどしか招くこともできなかったが――あの期間に、サウティの女衆らもずいぶん力をつけられたように思う。あとはもちろん、森の主の一件で、アスタたちに逗留を願った際にもだ」


「うむ。ダリ=サウティは、また我々をサウティの集落に招きたいと考えているのであろうか?」


「招けるものなら、いくらでも招きたいと考えている。しかし、ファの家と家人を貸し合うことは難しかろうしな」


「それはもちろん、そうであろうが――」


 と、アイ=ファは難しい顔で考え込んだ。


「――しかし、ダリ=サウティとアルヴァッハの言葉はわからなくもない。何かしら、手段を講じるべきであるのだろうな」


「うむ。俺のほうでも、眷族の家長らと語らってみよう。むろん、ルウの血族と家人を貸し合うだけでも、料理の修練は積めるのであろうが、俺はファの家とももっと絆を深めたく思っているぞ」


 ダリ=サウティはやわらかく微笑み、アイ=ファは厳粛なる面持ちでうなずいた。

 そこにまた、小姓たちがわらわらと近づいてくる。


「お待たせいたしました。こちらのプラティカ様の料理で、試食はすべて終了となります」


「おお、来たか。これは楽しみなところだな」


 菓子は大皿に残されたままであったので、新たな皿だけが並べられていく。

 プラティカが準備したのは、かつてアルヴァッハたちをファの家に招いたときにも供された、ドルーを主体とした汁物料理である。


 カブやビーツを思わせるドルーは、鮮烈な赤紫色をしている。それをふんだんに使ったドルーの汁物料理は、きっとボルシチさながらであるのだろう。

 小姓に料理を届けられたフェルメスは、「なるほど」と首肯した。


「こちらは以前、ファの家で供された料理ですね。これを食せば、プラティカが森辺でどれだけの力をつけたかも瞭然というわけですか」


「ほうほう。外見も香りも、まずは申し分ないようですね」


 ポルアースは、弾んだ声をあげている。あの夜にはメルフリードが同席していたので、ポルアースには初のお目見えとなるのだ。


「私、森辺、ひと月、学びました。その経験、結実させるには、長きの時間、必要でしょうが、現在の力、振り絞りました。お気に召せば、幸いです」


 プラティカはいよいよ眼光を鋭くしながら、一礼した。

 マルスタインやポルアース、それにダリ=サウティやヴェラの家長は、これまで通りの安らいだ面持ちで皿を取る。だが、俺としては緊張の一瞬であった。かつての夜にはアルヴァッハに酷評されてしまったこの料理が、どれだけの変化を遂げることになったか――これは、プラティカの誇りと尊厳をかけたひと品であるのだ。


 ポルアースの言う通り、香りのほうは申し分ない。前回と同じように、魚介の食材をふんだんに使っているのだろう。各種の香草と魚介の食材が織り成す、まろやかながらも刺激的な香りだ。


 匙で具材をすくってみると、アマエビのごときマロールとアリアが顔を出した。

 赤紫色のスープとともに、それを食す。

 あの夜と同じように、さまざまな味わいがすぐさま口の中に広がった。


 いくぶん土臭いドルーの風味と、魚介の風味が際立っている。その印象に、変わりはなかったが――しかし、味わいははっきりと変じていた。

 前回よりも、遥かに味が奥深い。出汁や具材に、何かしらの手を加えているのだろう。表層的な部分でなく、根本的な部分が異なっているのだ。


「このたび、出汁、燻製魚、燻製貝、海草です。具材、マロール、燻製貝、アリア、ネェノン、タラパ、マ・プラ、ファーナ、茸です。香草、チットの実、サルファル、ミャンツ、ブケラです。調味料、塩、砂糖、タウ油、魚醤、マロマロのチット漬けです」


 プラティカが、張り詰めた声音でそのように説明してくれた。


「魚介の出汁、力、足りていないと判じ、燻製貝、海草、加えました。具材、味の乱れ、回避するため、ユラル・パ、ペレ、除き、タラパ、茸、加えました。香草、ブケラ、加えました。調味料、タウ油、マロマロのチット漬け、加えました」


 プラティカの言う茸とは、ジャガル産のブナシメジモドキであった。

 タラパを使っているとは意外であったが、とりたてて酸味は感じられない。タウ油やマロマロのチット漬けも、強く味が出るほどは入れていないのだろう。


 くどいようだが、表面的な味わいは変わっていないのだ。

 それでいて、俺の舌は「違う味わい」と認識している。魚介とドルーが主体であり、まろやかな甘さと香ばしさに辛みのアクセントが利いている、と――言葉で説明すると同じような内容になってしまうが、明らかにこれは前回と異なる味わいを秘めていた。


「……アスタ、感想、如何であろうか?」


 あの夜と同じように、アルヴァッハが俺に問うてきた。

 俺は「そうですね」と応じながら、なんとか自分の受けた印象の言語化に試みる。


「基本的には同じ料理であるのに、土台の部分がそっくり入れ替わっているような……そんな、不思議な感覚です。それと……以前に感じた奇妙な気分が、消えたように思います」


「奇妙な気分。海の幸、山の幸、組み合わせ、新鮮に感じた、一件であろうか?」


 さすがアルヴァッハは、俺が失念していた言葉をも記憶に留めていた。


「ああ、そうですね。いい意味で、自然な味わいになったと思います。香草が利いていてシム風だという印象に変わりはないのですが、自分の見知らぬ味わいだという印象は消えたように思います」


「なるほど。本質、突いている、思う」


 そうしてアルヴァッハはフェルメスの許可を取ってから、東の言葉で語り始めた。

 プラティカは目を伏せて、その言葉を聞いている。

 いったいどのような言葉が語られているのか、俺はまた胸を騒がせることになってしまった。


「以上ですね? では、お伝えいたします。……この料理の最大の難点は、海の幸と山の幸を調和させんと願いながら、致命的なまでにそれが乱されていた点である。プラティカは、その一点を克服するべく工夫を凝らしたのであろう。ドルーの有する大地の風味と、魚介の有する海の風味を、如何にして調和させるか――その試みは、おおよそ達成されているように感じられる。アスタの抱いていた新鮮な気分、すなわち違和感が消失したのも、その成果であろう。無論、森辺において学んだために、森辺の民の趣向に合致したという面もあろうが、調和なくして改善はありえない。森辺の民ならぬ我の違和感が消失したのが、その証左となる」


 プラティカは彫像のように不動のまま、その言葉を聞いている。プラティカにしてみれば、同じ言葉を復唱されているようなものであるのだ。


「そしてプラティカは、調和を成すために食材を追加した。食材の多用こそが混乱の根源であると、我がそのように指摘したにも拘わらず、さらなる食材を追加したのだ。それでいて、ここまでの調和を獲得することがかなったのは、除くべき食材を除き、加えるべき食材を加えたゆえであろう。ドルーはブケラと茸によって山の風味を増し、魚介の食材は出汁を追加することで海の風味を増した。そして、表面には表れないタウ油とタラパとマロマロのチット漬けが、それらの相反する風味を強く結びつけたものと思われる。かつてはサルファルの風味によってのみ頼りなく繋がれていたものが、今こそ確固たる結合を見せたのだ。この料理は飛躍的な進化を遂げ、完成を目前に迎えたものと察せられる。このたびに得た調和を保ったまま、如何にすればさらなる向上を求められるのか、それを模索してもらいたく思う」


「ふむ。これでもまだ、完成とは言えないのですか。さすが美食家たるアルヴァッハ殿は、理想が高いのですな」


 アルヴァッハの長広舌が終わったと見て、ポルアースが笑顔で発言した。


「僕などは、もう大満足です。非の打ちどころもないように思えてしまいますね」


「ええ。王都においても、これほどの料理に文句をつける人間はそういないように思います」


 通訳の仕事を終えたフェルメスも、そのように賛同した。

 さらに、ダリ=サウティも声をあげる。


「俺はギバ肉を使っていない料理の善し悪しなどわからないが、この料理は美味だと感ずることができた。アスタの出した魚介の料理と、遜色はないように思えるぞ」


 ダリ=サウティも城下町の晩餐会に参席する機会は多かったので、ゲオル=ザザと同じぐらいの含蓄は有していることであろう。然して、かつてのゲオル=ザザよりも遥かに好意的なコメントであった。


「……皆様、温かきお言葉、光栄、思います」


 プラティカは、深々と頭を垂れた。

 しかし、その瞳に浮かべられた気迫と緊張感は、まったく減じられていない。


「ですが、私、未熟です。この料理、完成、近づいたゆえ、その事実、いっそう思い知りました。自分、これほど、未熟であること、口惜しい、思います」


「うむ。その心意気、プラティカ、美点であろう」


「ありがとうございます。……ですが、私、あまりに未熟です」


 プラティカは敷物に両手をつくと、すくいあげるようにアルヴァッハを見上げた。


「アルヴァッハ様。私、お暇、取らせていただきたい、願います」


「なに?」と声をあげたのは、ナナクエムであった。


「プラティカ、其方、ゲルの料理番、辞する、申し述べるか?」


「はい。私、その役目、不相応です。私、力、足りていません」


 ナナクエムは無表情のまま、困惑したようにアルヴァッハを振り返った。

 しかしアルヴァッハは、不動でプラティカを見下ろしている。


「ゲルの料理番、辞して、どうするつもりであるか?」


「ジェノス、留まり、修練、続けたい、思います。ゲルの料理番、相応しい力、体得したい、願います」


「いや、しかしそれは――」と、ポルアースも慌て気味の声をあげる。

 アルヴァッハは、大きな手の平をあげてそれを押し留めた。


「我、その申し出、予期していた。プラティカ、修練、ひと月では、不足である」


「そ、そうですか。しかし、プラティカ殿は若年ながら、ゲルの藩主の屋敷において、もっとも優れた料理番であるのでしょう?」


「うむ。その事実、疑いない。我、プラティカ、もっとも、期待、かけている。それゆえ、ジェノス、同行させた」


 重々しい声で言いながら、アルヴァッハはわずかに目を細めた。

 どこか、微笑んでいるように見える表情である。


「プラティカ、さらなる向上、望めるならば、時間、与えたい、思う。さすれば、料理番のみならず、料理長、任せること、かなおう」


「アルヴァッハ、よいのか? プラティカ、正式な主人、貴殿でなく、ゲル藩主である」


 ナナクエムが口をはさむと、アルヴァッハは「よい」と首肯した。


「プラティカ、去就について、藩主から、了承、得ている。この事態、予期していたゆえである」


「では、本当に、最初から、こうなること、予見していたのか」


 ナナクエムが小さく息をついて押し黙ると、プラティカはわずかに眉をひそめながら、主人の顔を注視した。


「私、ジェノス、留まりたい、願うこと……アルヴァッハ様、予見していたのですか?」


「うむ。プラティカ、足りないもの、この地、存在する。その大きさ、プラティカならば、見逃さない、思っていた」


 アルヴァッハは、敷物につかれていたプラティカの右手の先を、その大きな手の平で包み込んだ。


「ただし、ゲルにおいて、プラティカの料理、食せない、大きな苦痛である。1年以内、戻ること、我、望んでいる。料理長、相応しい力、体得し、戻ってくること、願っている」


 アルヴァッハの顔を見上げながら、プラティカは切れ長の目から涙をこぼした。

 左の手の甲でそれをぬぐいつつ、プラティカは「はい」と震える声を絞り出す。


「必ず、力、体得します。アルヴァッハ様、ご満足させること、誓います」


 ぬぐってもぬぐっても、プラティカの目からは涙がこぼれ続けた。

 それを見つめるアルヴァッハは、とても優しげな眼差しをしていた。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 実はプラティカって初登場の時からずっと創作料理(みたいなの)を作ってるんですよね。 読み返してみると『東の美食家(下)』でもアルヴァッハがプラティカの料理を『料理の細工を仕上げるため…
[良い点] マルスタイン「えーと、アルヴァッハ殿…滞在なんて聞いてないんだが…。私の許可そっちのけ?」
[一言] 結局のところ、アルヴァッハまた料理人に逃げられるの巻。 アルヴァッハは理想高過ぎんよ。雄山かよ。 1年でプラティカちゃん戻って来るといいね。 「わたしはようやくのぼりはじめたばかりだから…
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